2014年1月5/12日のクリスチャン新聞の神学校特集で、取材を受けていた記事が掲載されました。
記事に書かれていますが、私は自動車・飛行機・新幹線で全国どこにでも移動できますし、無料でどの教派・教会にも証しに行きたいので、みなさんのお祈りとご協力をどうか宜しくお願い致します。
ちなみに、神戸改革派神学校の入学願書 締め切りは、1月6日です。志のある方、共に学ぶ方、応募をお待ちしています☆
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/40/4d976f3daae61b13be539890cc5b8d05.jpg)
以下は記事の内容です。
神戸市北区、有馬温泉をさらに北上した丘の住宅街に、美術館のようなたたずまいの神戸改革派神学校がある。校舎は庭を中央に囲んだ重厚なコンクリート造り。傾斜や壁の切れ込みから注ぐ自然光など変化に富み、静謐な雰囲気だ。
授業をのぞくと、教室の後部で電動車いすに乗り、モニター画面を操作して勉強する保田広輝さん(22歳)の姿がある。広輝さんは、全身の筋肉が段々と動かなくなるデュシャンヌ型筋ジストロフィーという不治の病を抱えている。父の猛さんが隣りに座り、一緒に授業を受けていた。
広輝さんは、地元福岡県の大学を体調不良で、半年で退学した。人工呼吸器を使い、ほとんどをベッドの上で過ごす生活だったが、筋ジストロフィーの名医がいる北海道の八雲病院で作った車いすにより、一日5時間程度乗れるようになり、2013年9月、聴講生として同校へ来た。
35歳までの余命と宣告されている。1年後どうなるか分からない。授業出席は週4日、一日一科目と学校礼拝程度。体力の問題と通院、リハビリなどの時間調整がある。ノートで復習するがマウスで1文字1文字入力するので、人の4、5倍かかる。何年かかけて全ての授業をとりたいという思いもあるが、頑張れる所までやろうと考えている。
「授業は楽しい」と言う。「大学を出ていないので、難しく慣れない部分もあるが、分かる部分で発見がある。神さまを信じる気持ちが学ぶ前より増し加わりました」
以前からインターネットなど(ブログは「明日を夢見て 保田」と検索、他にフェイスブック)を通じて、証しやメッセージを発信している。より聖書を学ぶ必要を感じ、神学校入学を志した。
猛さんは仕事を辞め、家族3人で神戸に来た。車いす生活のため、神学校理事会の配慮で1つ空いていた敷地内教員宅を使用できるようになった。「元自宅のマンションもすぐに売れて、これからの生活費も予算内に収まり、いろんな人の助け、糸が張り巡らされているようにここに来ることが導かれた」と感謝する。
神学校の了解も得て、様々な教会などで証しする活動もしている。広輝さんは「交通費なしでもぜひ証ししたい。新幹線に乗れるので、いろんな教団教派で証ししたい」と意欲を示す。「今後、寝たきりになってもインターネットで、証しができる」と言う。 「共に交わり祈りあい、勉強できるのがいい。一人だと続かないが、仲間がいて意欲が持続します」と神学校生活を語る。2014年春同世代の若者達が入学予定。彼らとの交わりにも期待している。
◇ ◇
ニーズの多様化する神学校教育について神戸改革派神学校の市川康則校長に聞いた。
「実践神学の多様化については、教授どうしで話し合っている。保田さんを受け入れていくことで実践のレベルで取り組むことになった。まず1年間様子を見て学んでいただいている。授業のシラバスやレジュメを事前に電子メールで送り、テキストをモニターで映すなどしています」と話す。
同校は教派立の牧師養成校ということで、伝統的に言われていることをまず教えていく面が強い。「だが卒業後、自分自身で判断できるように知識だけでなく、思考する訓練する。無批判で継承するのではなく、ふるいにかけて受け継いでいきます」と述べる。
戦後の歩みに、時代に向き合う姿勢があった。「戦前は、政治的な教会の統合など、霊的な戦いがあった。神社参拝、宮城遙拝、国家神道を拒否できなかった。学究的な訓練を怠ったことが反省としてある。ウェストミンスター信仰告白が空虚化していた。戦後は神学的にきちんとやって、あいまいな信仰表現を是正しないといけないという思いで再出発しました」
本科のほか信徒向けの別科、牧師向けの特別研究過程、聴講制度がある。合宿での信徒向け講座もある。「インターネットは、礼拝に来られない人のためなど、活用の可能性がある。一方で人対人も大切。本校は寮制だ。一緒に住むことで、コミュニケーションがある。ケンカもあるが、和解、赦しの経験をする。人を育てる上で一緒に住むことは大事です」
にほんブログ村
この画像をクリックしてくださると、当ブログのランキングがアップします。
ありがとうございます。
記事に書かれていますが、私は自動車・飛行機・新幹線で全国どこにでも移動できますし、無料でどの教派・教会にも証しに行きたいので、みなさんのお祈りとご協力をどうか宜しくお願い致します。
ちなみに、神戸改革派神学校の入学願書 締め切りは、1月6日です。志のある方、共に学ぶ方、応募をお待ちしています☆
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/40/4d976f3daae61b13be539890cc5b8d05.jpg)
以下は記事の内容です。
神戸市北区、有馬温泉をさらに北上した丘の住宅街に、美術館のようなたたずまいの神戸改革派神学校がある。校舎は庭を中央に囲んだ重厚なコンクリート造り。傾斜や壁の切れ込みから注ぐ自然光など変化に富み、静謐な雰囲気だ。
授業をのぞくと、教室の後部で電動車いすに乗り、モニター画面を操作して勉強する保田広輝さん(22歳)の姿がある。広輝さんは、全身の筋肉が段々と動かなくなるデュシャンヌ型筋ジストロフィーという不治の病を抱えている。父の猛さんが隣りに座り、一緒に授業を受けていた。
広輝さんは、地元福岡県の大学を体調不良で、半年で退学した。人工呼吸器を使い、ほとんどをベッドの上で過ごす生活だったが、筋ジストロフィーの名医がいる北海道の八雲病院で作った車いすにより、一日5時間程度乗れるようになり、2013年9月、聴講生として同校へ来た。
35歳までの余命と宣告されている。1年後どうなるか分からない。授業出席は週4日、一日一科目と学校礼拝程度。体力の問題と通院、リハビリなどの時間調整がある。ノートで復習するがマウスで1文字1文字入力するので、人の4、5倍かかる。何年かかけて全ての授業をとりたいという思いもあるが、頑張れる所までやろうと考えている。
「授業は楽しい」と言う。「大学を出ていないので、難しく慣れない部分もあるが、分かる部分で発見がある。神さまを信じる気持ちが学ぶ前より増し加わりました」
以前からインターネットなど(ブログは「明日を夢見て 保田」と検索、他にフェイスブック)を通じて、証しやメッセージを発信している。より聖書を学ぶ必要を感じ、神学校入学を志した。
猛さんは仕事を辞め、家族3人で神戸に来た。車いす生活のため、神学校理事会の配慮で1つ空いていた敷地内教員宅を使用できるようになった。「元自宅のマンションもすぐに売れて、これからの生活費も予算内に収まり、いろんな人の助け、糸が張り巡らされているようにここに来ることが導かれた」と感謝する。
神学校の了解も得て、様々な教会などで証しする活動もしている。広輝さんは「交通費なしでもぜひ証ししたい。新幹線に乗れるので、いろんな教団教派で証ししたい」と意欲を示す。「今後、寝たきりになってもインターネットで、証しができる」と言う。 「共に交わり祈りあい、勉強できるのがいい。一人だと続かないが、仲間がいて意欲が持続します」と神学校生活を語る。2014年春同世代の若者達が入学予定。彼らとの交わりにも期待している。
◇ ◇
ニーズの多様化する神学校教育について神戸改革派神学校の市川康則校長に聞いた。
「実践神学の多様化については、教授どうしで話し合っている。保田さんを受け入れていくことで実践のレベルで取り組むことになった。まず1年間様子を見て学んでいただいている。授業のシラバスやレジュメを事前に電子メールで送り、テキストをモニターで映すなどしています」と話す。
同校は教派立の牧師養成校ということで、伝統的に言われていることをまず教えていく面が強い。「だが卒業後、自分自身で判断できるように知識だけでなく、思考する訓練する。無批判で継承するのではなく、ふるいにかけて受け継いでいきます」と述べる。
戦後の歩みに、時代に向き合う姿勢があった。「戦前は、政治的な教会の統合など、霊的な戦いがあった。神社参拝、宮城遙拝、国家神道を拒否できなかった。学究的な訓練を怠ったことが反省としてある。ウェストミンスター信仰告白が空虚化していた。戦後は神学的にきちんとやって、あいまいな信仰表現を是正しないといけないという思いで再出発しました」
本科のほか信徒向けの別科、牧師向けの特別研究過程、聴講制度がある。合宿での信徒向け講座もある。「インターネットは、礼拝に来られない人のためなど、活用の可能性がある。一方で人対人も大切。本校は寮制だ。一緒に住むことで、コミュニケーションがある。ケンカもあるが、和解、赦しの経験をする。人を育てる上で一緒に住むことは大事です」
![にほんブログ村 哲学・思想ブログ キリスト教へ](http://philosophy.blogmura.com/christian/img/originalimg/0000017077.jpg)
この画像をクリックしてくださると、当ブログのランキングがアップします。
ありがとうございます。