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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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ニ世帯住宅のポイント・・・木曽福島~長野市

2006年04月26日 21時05分35秒 | Weblog
写真は、本日開催された信州ファース会の今年度総会の終了後に参加者と一緒に撮りました。前の席、向かって右から植科郡の長野工営、専務の西澤泰輔さん、松本市のヨコアキ、社長の横山覚さん、飯綱町のツチクラ住建、社長の土倉武幸さん、私の隣が木曽福島、森本建設、社長の森本剛士さん。
後ろの向かって右から篠ノ井の中村住建、社長の中村幸正さん、蓄熱暖房機販売店トーユーテクノ、社長の植村福三郎さん、本城村の山田工務店、社長の山田博之さん、飯田市のU建築、専務の萩原賢二さん、長野市市内の長新建設、副社長の泉政人さん、同じく課長の川村和廣さんです。

信州ファース会の運営は、役員全員が30歳代で活発な活動を行っています。
特に仲間意識が強く互いに、共同で受注活動などを行っており、多くの地域ファース会の見本的な会運営を行っています。
久々に、地域ファース会総会に参加させて戴きました。

今日はニ世帯住宅について記述します。
戸建住宅の市場は、少子高齢化で、各家族からニ世帯、三世帯の集合家族へと代わって参りました。我々工務店経営者も、このような潮流に則した家づくりを行わなければなりません。特にニ世帯住宅には、嫁と姑が存在しますが、一家に主婦が二人いる事になります。

同居していない時に、どんなに仲の良い嫁と姑であっても、同居すると、先ず、確実と言っていいほど衝突するか、どちらかが一方的に我慢するかのストレスが出てきます。
一家に二人の主婦は在らないと言う事を前提に設計企画を行う事が大切です。

主婦が宿命的(本能的とも言えます)に主導権を求める個所は、台所などの水まわりと電気、水道の光熱費管理と家族や家族以外の方々の出入りです。ここに二人の主婦が存在する事で、必ずと言ってよいほどストレスが溜まります。
そのため、このような個所を確実に分離するのです。玄関も台所も浴室もトイレも、更には電力積算計、水道計も別々にして管理を行うように致します。
一見、マンションかアパートのようにも感じますが、家事室(ユーティリティー)を家の出来るだけ中心につくり、ここを共有スペースとします。
家族が助け合う空間が必要ですが、干渉される事もないのがこの家事室なのです。

嫁と姑とは所詮、他人なのです。離れていれば寛容にもなれるのですが、毎日の生活空間に二人の主婦が、自分の求める生活観を共有出来る可能性は極めて少ないのです。
私は離婚調停の仕事もしておりますが、トラブルを起こさないように我慢すれば、そのフラストレーションは必ず爆発するものです。そして、夫婦関係を破綻させる場合もあるのです。最初から干渉されない空間を・・・

今日は信州ファース会総会後に懇親会があり、恒例となっている20名の参加者全員の三分間スピーチを戴きました。三分間スピーチを聞けば、その方の内面が透けて見えるのです。どんなに雄弁でも口下手でも、内面が浮き彫りになって見えるものです。あえてこのような企画を行い、工務店経営者としての人間力を向上させるねらいがあります。
これも信州ファース会の若い役員達が、生み出した鍛錬法・・・
彼らの熱心さに感心しました。
あなた方の時代が必ずやって来ます。
もっともっと頑張って!!!この方々の情熱を成就させなければ・・・
ファースの家

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