毎朝更新の携帯ブログ

全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
福地脩悦の毎日更新の携帯ブログです。

姫路城・・・丹波市~姫路市~神戸市

2006年04月13日 21時55分00秒 | Weblog
写真は姫路市のファース加盟工務店、梶浦住宅の向かって左隣が社長の梶浦重泰さん、右が専務の梶浦敬司さんです。
梶浦さんの会社は姫路城の外堀の直ぐ北側にあり、天守閣を望む事が出来ます。

姫路城の構造は直径1メートルの大黒柱が二本、一階から最上階の床まで貫いております。その二本の大黒柱に桁掛けが組まれて形を成し、その美しいお城となっております。
切り込んだ仕口と柱、梁との取り合いは、溜息のでるような見事さで、建築を知るものにとっては、最高の教本となります。

先人達の積年の知恵と工夫で出来上がった匠の技を、是非とも次世代に引き継いで行く必要があります。日本の世界に誇る建築文化です。

梶浦住宅さんはいつもこの姫路城を見ながら工務店経営を行っています。
日本伝来の建築文化をいつもに手本に出来る環境がとても羨ましく思います。

今日は丹波市から日本海側の石出町のファース加盟工務店、徳網建設さんを訪問して、徳網さん石出蕎麦をご馳走になり、日本列島を横断して姫路の梶浦住宅さんを訪問してから、ここ神戸市のファース加盟工務店、小西工務店さんを訪問後、この新神戸駅のホテルに着きました。
満開の桜の花びらがチラチラと舞い始めました・・・
北海道の桜は一ヶ月先なのに・・・
ファースの家

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茶碗一杯のご飯・・・兵庫県丹波市

2006年04月13日 21時30分25秒 | Weblog
写真は丹波市のファース加盟工務店、タニミズ住建代表のご実家です。
この家は、昨年竣工の80坪、ケヤキと総ヒノキづくりの見事な作品です。
幅一間半のお仏壇の前で、左から代表の谷水章浩さん、私の隣が谷水代表のお父さんで、森林育成指導員の谷水尚道さん、そしてお母さんの孝子さんです。
谷水さんは大らかで豪快、そして温厚なお父さんと、とても気遣いの優しいお母さんに支えられて工務店を立ち上げました。谷水さんの造られる家の殆どが60坪を越える大型住宅で、和風の繊細さと豪快な空間づくりを行っています。谷水さんのつくる作品は両親の影響を受けているように思われます。

人は一人では絶対に生きられず、多くの方々の支えによって生きていられます。
茶碗一杯のご飯・・・ご飯の米・・・農家の方が、種籾を撒き、苗を育て田んぼに植え、刈り取って脱穀、精米そしてご飯となります。
種籾を温床で発芽させますが、ビニールで囲います。そこにはビニールをつくる人がいます。その畑や田んぼを耕すにはトラクターを使用します。トラクターをつくる人がいます。トラクターの燃料をつくる人がいます。除草剤、肥料をつくる人がいます。刈り取り機械、脱穀機、精米機をつくる人がいます。

出来た「米」を梱包する人、店頭まで運ぶ人、陳列して販売する人、運ぶにはトラックが必要です。トラックは道路を通り、道路をつくる人、管理する人がいます。
米を水でといで炊飯器にいれますが、水道管に水を送る人、炊飯器をつくる人、炊飯器は電気が必要で電気をつくる人・・・ようやくご飯が炊けました。

茶碗に盛るしゃもじをつくる人、茶碗をつくる人、箸をつくる人などなど・・・・・・
たった一杯のご飯に、顔の見えないとてつもない大勢の人々が関わっています。
私達が朝起きてから夜寝るまでの間に、この一杯の茶碗方式で関わる人々をカウントしたら、まさに気の遠くなるほど大勢の人々の関わりの上に生活が成立しています。

家づくりはもっともっと膨大な人々の技術、技能、知恵、工夫、愛情の結集です。
つまり、工務店経営者はもっと多くの人々に支えられているのです。

人を大切に・・・つまりは自分を大切にする事と同じだと思うのです。
人に感謝を・・・自分を支えてくれている全ての人々に感謝しよう。
感謝は困難克服のための最大の武器となります。
タニミズ住建の谷水代表・・・先ずはご両親に感謝ですね。
あたりの桜の木が満開です・・・こころも満開に・・・

ファースの家

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