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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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環境税・・・北斗市~函館~札幌

2006年04月20日 18時12分56秒 | Weblog
今日は環境フォーラム参加のため、札幌に移動してきました。
写真は、いつも道内移動に利用するプロペラ飛行機ですが、強風と豪雨のため1時間半の遅延で飛び立ちました。
飛べば30分でプロペラ機専用飛行場の札幌市内丘珠空港に到着です。

今日の環境フォーラムでも深刻化する地球温暖化問題がテーマになっています。
京都議定書で日本は2008年までに6%のCO2削減を国際的に約束しました。
現在のところいまだに2%弱しか効果をあげておりません。

そこで環境庁は2005年に環境税導入の具体案を提示いたしました。
これによりますと、全ての化石燃料と電気を課税対象とすると言う事です。
具体案では、灯油1リッター82銭、重油1リッター1円80銭、天然ガス1kg1円75銭、LPGガス1kg1円96銭、都市ガス1立方メートル1円38銭、電気1kw25銭となっております。加えて一番の争点になっているのが、ガソリン1リッター1円52銭で、既存のガソリン税などの絡みに課題となります。この環境税導入には、産業界から景気回復の足かせになるなどの強い反発があり、経済産業省もその意見に同調しているようです。
しかし、一般のアンケート調査によると環境税導入に賛成する人が反対する人を上回るなど、市民レベルでの理解がしだいに深まっていると言う事です。

果たして環境税を課税する事が最善の方法のなのでしょうか。
環境保全のための活動を賢明に行う企業、団体を公的に奨励推薦する制度などの整備をするほうが、実効のありそうな気も致します。
ファースの家は、普通の家と対比してCO2を60%以上も削減しています。
このような活動を公的に公報して戴く事が出来れば、課税手法よりもはるかに効果的だと思われます。
CO2削減競争を激しくさせるのですが・・・

環境税の導入は移動手段の飛行機燃料、新幹線の電気、その電気をつくる燃料にも課税される事になります。
今日、乗った飛行機の燃料にも課税されると確かに景気回復の足かせになるかも・・・
しかし、このまま放置してもおけません。地球の自然環境が既に限界点なのですから・・・

さて、ホテルに着いてこのブログを更新し、環境のことも省みず、これからススキノの歓楽街で懇親会です。でも早々に帰ります・・・
ファースの家

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