定年退職され、このたび都会から富山に帰ってこられたお施主様。
ここ富山のおいしい空気とおいしい水に囲まれ、自然の中でゆっくりスローライフを楽しまれておられます。
水はけの悪い泥の状態から掘り起こし・整地をされ、今では見事立派な畑で実に多くの野菜を作られておられます
そんなお施主さんからのご相談
農機具等をしまう倉庫を兼ねた温室を作れないかとのことでした。
その倉庫兼温室の大きさは、出幅が車庫の外側の砂利の部分約6尺(1820㎜)、間口は車庫の奥行き4間(7280㎜)のかなりやりがいのあるひろ~いスペースに。
↑このような漫画を描いてお施主さんに御提案
間口方向は、3間の車庫ともう6尺(1間)分の約4間の広さ。
屋根の出巾は車庫部は6尺でいいんですが・・・、奥まった部分は6尺(1間)分が中に入り組んでいる為に、ここだけ2間の屋根になってしまいます。
そもそも出巾が2間の屋根など、この豪雪地域にはお勧め出来ません。
っということで、一度奥まった6尺(1間)分を車庫の外壁と同じ面にする一工夫を
車庫より中に入り組んだ部分に、一度テラス屋根をかけました。
先に取り付けたテラスの桁の前面を車庫の外壁面と同じ面に。
次に砂利の部分に土間式サンルームのフレームの取付。
先に取付したテラス部分は、テラスの前桁にサンルームの垂木掛けを取付してあります。
こんなに狭い間隔で垂木が入っているので、大屋根から滑り落ちてき雪にも大丈夫。
屋根材はうれしい紫外線カットのポリカ材!
光は通してこんなに明るいのに、いやな紫外線はカットしてくれます
最後に側を開口ユニットで塞いで、こんなに感じに仕上がりました
今回は・・・折り重なる屋根の勾配を計算して、テラス・サンルームの垂木掛けの取付位置を計算してだすのに一苦労
結局、幅も奥行きもそして高さまでも切り詰めして現場合わせしたので、この大きさもあり、う~んなかなかのやりがいのある現場した
こんなに一苦労して出来あがった倉庫兼温室、もちろんお施主さんも大層満足ご満悦でした。
『ほななぁ~社長!規格物ばかりやっとっても、もうからんやろ?』
『こんなん、特殊の加工物も出来ますぅ!って宣伝せなあかんぜ。』
『ほら!いっぱい写真撮って、どうぞどうぞ!!』
ってお客さん自ら宣伝するようアドバイスいただきました
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