Fleur de sel 塩の華

フランス ボルドー コニャックも近いラロシェル海辺の家でオーガニック素材 新鮮な海と土地の幸の健康料理ご紹介致します。

海老フライにイカ墨パスタ

2007-06-21 16:30:25 | 魚貝料理 poissons
今日は娘の御友達が食卓に加わるので若い人向きの献立にしました。
海老フライに米茄子のフライ そしてイカ墨のタリアテッリ。



若い人の献立なんて言った けれど海老フライは私の大好物だから。冷凍海老で小さめだけれどそれでも幸せ。米茄子もフライにすると皆大喜び。衣を付ける前に火が通りやすいよう鹿の子に切り目を入れました。タルタルソース(作り方は此処)を添えて。

ダイエット中の主人には白身魚とじゃが芋をつなぎに少量入れたクロケット 油を使わずオーブンで焼いたものも用意。工夫をしたのでふっくら 好評だったけれど写真がいまいち なので又新しく作り直しレシピを載せたいと思います。(まあ適当に作ったのが成功したので)



私が日本に帰国中 次女は大学で10日間ほどイタリアに行っていました。色々なパスタをお土産に。今日はまずイカ墨のタリアテッリから賞味初めです。
魚介類とぴったりと思ったのです。海老といかとズッキーニでソースをとかなり悩んだ? のですが そのままの味をと思いなおし 海老はフライとして脇に添えることに。タリアッテリはオリーブオイルとにんにくの摩り下ろし 塩 胡椒 だけでシンプルに味わう事に決定。



思ったほどイカ墨のねっとりした味わいがなく。 沈黙トータル ひっそり おとなしくぼそぼそ。
娘 突然 味がないわね。本当に失望 とフウーッと溜息をつきながら声を高くの一声に 皆 救われました。 わいわい がやがや。 がっかりしていたけれど でもお土産に頂いた立場としては何も言えないものね。
やはり手作りをするべきとの結論になりました。

美味しいイカ墨パスタのレシピ入れておきます。

 材料

小麦粉(私は薄力粉) 200g
卵 2
オリーブオイル スープ匙 2
塩 2つまみ
いかの墨 8g
必要により水

 作り方
材料を全部混ぜまとめ打ち粉をした台に取り出し両手を使い良くこねる。
固く絞った布巾に包み1時間程室温で寝かせる。





後はグリーンサラダにフルーツでさっぱり仕上げ。



 このメニュー 帰国中 可愛い私の娘みたいというようなお友達と日本橋のたいめい軒で食べたお食事思い出しました。エビフライに 魚介類のフライ。そして付け合せは千切りキャベツそして 私の小さい時 お肉屋さんで売っていたような素朴な ポテトサラダ。Qのマークのような日本的古来のマヨネーズが添えられていて。もちろん食卓には吟味されたとんかつソースが ウインク。
懐かしく 懐かしくて ノスタルジーに落ち入る一皿です。



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ハムと香草野菜のジュレ

2007-06-19 17:05:35 | オードブル Hors-d'oeuvre
フランスのオードブルで フロマージュ ド テット とかユールと言うオードブルが在ります。お肉と香草野菜のジュレ寄せ。肉のゼラチン質の多い部分を使ってその自然のゼラチン質で(敢えてとの部分かは言いませんが)固まるのですが とっても時間が掛かります。 今日は極簡単にゼラチンを使用 モダンかつスピーディに。



作り方は野菜の美味しいブイヨンにゼラチンを入れ後は香草と香料を加えて固めるだけなので分量の表示は無し。具も貴方のお好みのものをお入れ下さい。

 作り方

1 白ワインを加えた野菜ブイヨン(チキンブイヨンを使用しても)の中で人参 セロリ 蕪 マッシュルームの角切りを茹でる。
2 パソワールを通して野菜とブイヨンを分ける。ブイヨンの中に一寸多目のゼラチン(具が入るので)を入れ完全に溶かし 塩 胡椒で味を整え 荒熱を取る。
3 玉葱の微塵切りを水にさらした物 大蒜の微塵切り パセリやエストラゴン又は万能葱の微塵切り(沢山沢山入れると美味しいです)と厚め(7mmくらいのもの)のロースハムの角切り(今日はあまり角切りではありませんね。ハムが薄すぎた?苦笑)と 取り置いた茹で野菜とを混ぜ合わせ ゼリー液の中に入れ冷蔵庫に入れて固める。



具が沢山入ってゼリーのだけの部分はあまりない感じに。(具が沢山だと均等に綺麗に混ざります。それにお味もよいです)今日はぴりっとカイエンヌぺッパーも加えました。




丸いタッパウェアーを利用して固めたら 周りを引っ張ると湯煎しなくてもジュレは剥がれ簡単に抜けてしまいました。食べるだけ切ってそのまま冷蔵庫に保存できるので便利 お勧めです。

芥子の利いたビネグレットソースを添えて食べるのが正統派。(中にピクルスを入れても。)これから暑くなる日々のオードブルにいかがでしょうか? 御洒落だと思いません?
ハムの代わりのスモークサーモンやローストポークチキン等を入れても美味しいです。四角い型に流しても 個人分のラム缶に流しても。


今日は今週で一番暑い日になると昨日天気予報が出ていました。朝起きたら本当 朝からじりじり暑いではないですか。 どうなるかと思っていたら午後になってさわやかな北風が心地よく吹き始めました。
夏ばれの気持ちよい日。バカロレアの試験ももう済んでしなったし もうじきバカンスの気配で一杯。



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アプリコットムース

2007-06-17 21:52:06 | デサート desserts
久しぶりにお菓子を作りました。ヘルシーライトなお菓子ということで。




アプリコットの時期になりましたが今年は果物の出足が遅くまだ完熟のものはまだ。家族の好きなコンフィチュールを作るにはもう少し待たなくては。
昨日の本参照。レシピ通り缶詰のアプリコットを使いましたので季節に関係なく一年中作れますよ。火を通す事もないので本当に簡単に素敵なデサートが出来上がります。
  
 材料 タルト型 8人前(今日は一人前ずつのラム缶で作りました。8つできました。)

アプリコットの缶詰 甘味の少ないシロップ漬け 800g(正味は475g)
砂糖 大 4
レモン汁 半個分
ゼラチン 12枚 (1枚 2g)
アングレーズソース 420g(市販の脂肪分の少ない既製品を使用)
プレーンヨーグルト 1

 作り方
1 タルト型の底水で湿らせてクッキングペパーを敷く(型から取り出すいように)
2 アプリコットとシロップを分ける。
3 砂糖大4とレモン汁を加えてミキサーで滑らかになるまでかき混ぜる。
4 5枚の板ゼラチンを水でまずふやかし水を切ってからシロップ大2に入れ電子レンジでチン。完全に溶けたら3の半量と完全に混ぜる。
5 型の底に流し冷蔵庫で約30分完全に固まらせる。
6 7枚のゼラチンを水でふやかし水切りシロップ大4と混ぜ電子レンジでチン。残り3の残り半量とアングレーズソースとヨーグルトと均等になるように混ぜる。
7 型に流し冷蔵庫で約3時間冷やす。



レシピでは下の写真のようにハート型の大きな物で作っていましたが 切りにくいだろうと思い そして食べたい人達に食べたい時に出して上げられると思い 個人ポーションで作りました。このラム缶は重ねる事ができるので冷蔵庫に保管する時場所をとらなくて便利なのです。

型から出す時には熱湯に一寸浸してはずしてください。

一便購入したアングレーズソースが残っていたので周りにデコレーション(クリームシャンティで飾る代わりに)ミントの葉がとてもよく合います。



久しぶりにお菓子を食べたご主人様 いかがでしょうか? 
新鮮なアプリコットを使ったらもっと素晴らしいだろうね。だそうです。
ちなみに1人分のカロリーは155kclとのことです。

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キャロットとパプリカのムースマッシュルームソース

2007-06-16 21:05:52 | 野菜 ベジタリアン料理 Légumes
今日もヘルシー野菜のお料理です。人参が主だけれど赤ピーマンが入り個性的に変化。そしてある?ハーブが入っています。



色々料理の本を持っているけれど図書館でいつもはあまり眼に留めなかった本を借りてきました。Cuisine pour rester mince. (いつもスリムで要られる料理)と言う題の本。どのような料理が載っているか興味しんしんで。

ダイエット志向はどこの国でも共通ですね。フランスも春夏秋冬に係わらず一年中。でもことに 春から夏にかけての雑誌はどのように海辺で美しくの記事で満載。毎年毎年繰り返される行事です。

色々惑わされないで新鮮でバランスの取れた物を取っていれば。
ダイエット中の主人の一言聞いてください。言葉の重さが在ります。 
量を抑えて食べるのが一番の試練 とても辛いことだ。と
本音だと思います。私好み(彼はフランスの伝統的料理も好みで 私の軽い料理に時折反発。たまにはずっしりした料理も食べるべきだ と 言っていたけれど)のいつもの料理でもよいわけです。量を控えさえすれば。



ところで本は読んでアイデアを借りてやはり私風にアレンジ。

 キャロットとパプリカのムース

 材料 4人分

*人参 350g
*赤ピーマン 小1 種を除いてザク切り(今日は手に入らずオレンジ色のピーマン)
*野菜のブイヨン 半カップ
*全卵 2+白身1
*フロマージュブラン 脂肪分の低いもの 200g
*セロリシード(庭のセロリに花が種が沢山デとても香ばしい事に気がつき使用)小1
*シブレット(万能葱)小1
*パプリカ 少々
*塩胡椒
 
 作り方

1 人参の薄切りと赤ピーマンの角切りを野菜ブイヨンの中で柔らかくなるまで煮る。(約8分)
2 全卵と卵白1をかき混ぜその中にフロマージュブランを加え良くかき混ぜる。
3 1の野菜を水切りしフードプロセッサーでピューレー状にする。
4 3 の中に 2を加えフードプロセッサーの中で滑らかになるまで。セロシード、シブレットを加え塩 胡椒 パプリカで味を整える。
5 ラム缶にバターを薄く塗り底には取り出せ易いようにクッキングホイルを張り4を流す。
6 190度のオーブンで湯煎にして約35分焼く。


フロマージュブランはベークドチーズケーキに使うと本当にふっくらしっとりするするので私の感で試してみたら成功でした。
セロリの種はやはり手元にあったハプニングなのでお好みのハーブを入れるとよいです。エストラゴン、シブレット(万能葱でも)、はお勧め。パセリとクミンを組み合わせて使っても個性的な味になると思います。


                  セロリの花


マッシュルームソース

 材料

*マッシュルーム 180g
*野菜のブイヨン 140 ml
*白ワイン 60ml
*レモン汁 半
*カレー粉 少々(好みで、なくてもよし)
*生クリーム(脂肪分の低いもの) 少々
*コーンスターチ少々
*塩 胡椒
パセリ

 作り方
1 白ワインと野菜のブイヨンを合わせたものにレモン汁 カレー粉を加えマッツシュルームの千切りを加えしっとりするまで煮る。
2 生クリーム好みの量を加え水っぽいようだったらコーンスターチで調節する。パセリの微塵切りを加える。

このソース普通の薄めのベシャメルソース仕立にしても美味しいです。



ボリュームのあるオードブルで後は軽くパスタのジェノベーゼソースで充分満腹でした。


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ローストポークにミニ林檎

2007-06-14 23:23:09 | 肉料理 Viandes
今日はローストポークです。付け合せは種類を変えて いまだに小さくて柔らかい新キャベツがでているのでそれを使用。そしてミニ林檎を焼いた物。




シンプルなお料理ばかりのこの頃です。もともとシンプルで軽いお料理が好きだけれど 先頃は主人の体重を落とすために更にカロリーを抑えるように気をつけています。(2週間で5kg落ちましたよ。デサートはあげないの。笑)

ローストポークは油の少ない腿。中ににんにくを丸のまま沢山詰めました。荒塩と胡椒とでこすり ローズマリーも同様に。油が少ないのでぱさつくと嫌なので フライパンに植物油で全表面を綺麗に焼き 後は油を切って 白ワインとブイヨンを混ぜた物カップ1ほど注ぎアルミホイルで覆ってオーブンで蒸し焼きにしました。

キャベツはいつもの如く一度湯がいてからザク切り 玉葱の微塵切りと大蒜をオリーブオイルを炒め チキンブイヨン(今日は昆布茶で)を注ぎ ローリエとセージを入れ 玉葱が煮えたらキャベツを入れ塩胡椒さっと味が馴染んだらバターを少量入れて即火を止めます。(キャベツを炒めないのでカロリー制限。バターは火を加えないので健康によし。セージは消化によし。です)




これはさくらんぼうと思います?
ミニ林檎です。ミニというより庭の林檎の木(昨年下水に近く切り倒さなければいけなかったのに気遅れ。今年花の咲くのを見てからにしようね と。それが実がついてきてまたまた収穫してからに、、、、。またまた延長延命)
林檎をうまく育てるのには少しだけ残して摘まなければ。風が通り抜けるようにしなければ。 と今頃 本で読んで知らないて済ませていた楽観さに呆れている私達夫婦です。

かなり沢山摘みました。一寸渋いのだけれど捨てるのは嫌だし。オープンに入るお皿にいれチキンブイヨンを少しバターをほんの少し落としてシナモンを振りかけ焼いてみました。焼きあがった時点で蜂蜜を垂らして塩胡椒。豚肉ととてもよい付け合せになりました。(残りはチャツネーにしようと)



じゃが芋はいつものよう。スライスしてからさっと炒めてブイヨンを入れてオーブンで。作り方は此方をご参考に
この方法だとあまりオイルは使いません。





美しく咲き誇っていたセージの花が皆枯れてしまい早く切らないと弱らせてしまうと今日は涼しい午前中だったので刈りました。セージの勢いが強く他のハーブが枯れてしまうので枝もかなり切って山のよう。時折蒸留器があればアロマエッセンスが抽出できるのにと溜息 先頃憧れてます。




下の真ん中のラベンダーの横のピンク色の花はレモンタイムです。ほのかのレモンの香りでお魚料理に。この延長にオレガノ、サリエット(サポリー)も開花はまだなので写真は撮りませんでした。白い可憐な花です。


斑入りのセージも



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