2024.06.16撮影(雨後に撮影)
このキキョウ科(Campanulaceae)ホタルブクロ属(Campanula)の植物は、わたしが、次の記事(2022.10.17付)で「モモバギキョウ」と呼んだものです。和名が見つからなかったために、学名(Campanula persicifolia)と、他のホタルブクロ属の種の和名を参考にし、そのように呼びました。その経緯、および、他の情報については、以下の記事をご覧ください。
それがですね・・・本名がわかったんです!!
いつものように、わたしは植物の勉強をしていました。ホタルブクロ属についていろいろ読んでいると、Wikipediaのホタルブクロ属の種のリストに、Campanula persicifolia が挙がっているのに気がついたのです。
このホタルブクロ属の種のリストのうち、「栽培種」のところに、
>> モモノハギキョウ Campanula persicifolia
ってのがあったんですよ〜〜
きゃ〜〜、これ、わたしの「モモバギキョウ」じゃないですか! 「モモノハギキョウ」ですって! 「モモバ」じゃなかったけど、かなり近い!
学名 Campanula persicifolia
英名 Peach-leaved bellflower「桃の葉の形の葉をした鐘型の花」
和名 モモノハギキョウ(仮称「モモバギキョウ」改め)
キキョウ科(Campanulaceae)ホタルブクロ属(Campanula)
英名 Peach-leaved bellflower「桃の葉の形の葉をした鐘型の花」
和名 モモノハギキョウ(仮称「モモバギキョウ」改め)
キキョウ科(Campanulaceae)ホタルブクロ属(Campanula)
分布 アルプス山脈、および、他のヨーロッパの山脈
分布は、以下の記事(英文)から。
日本語のWikipediaの「ホタルブクロ属」の記事で「栽培種」とされるのは、日本に自生していない、ということを言ったのだと思います。「栽培用の園芸種」という意味ではなく。
では、色の異なるモモノハギキョウの花をご覧ください。色は、株によっても異なりますが、花の開花してからの日数、また、撮影条件にもよります。
2024.06.12撮影
2024.06.09撮影
2024.06.07撮影
2024.07.02撮影
「モモノハ(persicifolia)」と呼ばれるのは、葉がモモの葉の形をしているからです。
2024.07.08撮影 モモ - Wikipedia
次は、生き延びたフサフジウツギ(Buddleja davidii)の前で咲くモモノハギキョウ。(他のフサフジウツギは、みんな枯れちゃったんです。)
2024.06.12撮影
次は、花の大写しです。この花は、咲いてすぐの花ではありません。
メシベ
・白っぽい
・柱頭が3裂し、開く(オシベが縮んだ段階では)
オシベ
・ピンクがかった薄茶色
・縮んでいる(メシベの柱頭が3裂し、開いた段階では)
・5本(画像からはちょっとわかりにくい)
2024.06.10撮影
虫をどうぞ。何か知らない。
2024.06.10撮影
ツボミ! 「モモノハギキョウ」と言えど、キキョウのような形のツボミではありません。
2024.06.09撮影(モモノハギキョウ) 2023.07.29撮影(キキョウ)
花の深さもいろいろ。
2024.06.08撮影 2024.06.19撮影