カラスといちごとクロッカスと

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ニワギキョウが咲いた

2024年07月12日 11時56分13秒 | キキョウ科
2024.06.30撮影

わたしの庭には、キキョウ科(Campanulaceae)ホタルブクロ属(Campanula)の植物が何種類かあり、それらが今きれいに咲きそろっています。

そのうちの1種、モモノハギキョウ(Campanula persicifolia)については、前回の記事に書きました。


モモノハギキョウの特徴のひとつは、地上から茎が縦に伸び、その茎から花軸が出、その花軸から花が咲くことです。

今日のホタルブクロ属の植物は、地上から立つのではなく、地上近くでこんもりと咲きます。

2024.06.30撮影

和名も見つけたんですよ〜〜。ニワギキョウです。

学名 Campanula carpatica 'Pearl Deep Blue'
英名 Carpathian harebell「カルパティア山脈の釣鐘草」
和名 ニワギキョウ(庭桔梗)
キキョウ科(Campanulaceae)ホタルブクロ属(Campanula)
原産 チェコ、ルーマニア、スロバキア、ウクライナ、西部ロシア、カルパティア山脈


種小名の carpatica は、原産地の一部、カルパティア山脈、から来ています。「カルパティア」そのものの語源については、よくわかっていないそうです。

2024.07.01撮影

この花は、今年の春、庭に来てもらいました。ラベルを見て、うわあ、かわいいわあ、と思い、連れ帰りました。前々から、ホタルブクロ属の花の種類を増やしたいと思い、何か気に入ったものはないか、と探していたんです。

この花が特にかわいい、と思った理由は、ホタルブクロ属の花に特徴的な釣鐘型、あるいは、深鉢型、ではなく、浅めの鉢〜深めの皿の形で、かつ、花びらがややそり返り、そのために、花びらの周縁部分が、ぷくっとしていることです。

色はもちろん、わたし好み! わたしの庭は、わたしの好みだけで押してしまうと、白〜紫〜青、ばかりになるので、意図的に他の色の花も導入するようにはしています・・・


2024.07.01撮影

ニワギキョウ花は、他のホタルブクロ属の花と同じように、
・花びら5裂
・オシベ5本
・メシベの柱頭3裂

ニワギキョウのツボミの形は、モモノハギキョウのツボミと同様の形です。以下は、夕陽を浴びる、うちのニワギキョウの最初にふくらんだツボミです。

2024.06.24撮影


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