2022.03.22撮影
これは、雨に濡れたキバナセツブンソウ(Eranthis hyemalis)です。バンクーバーではよく雨が降るので、こうなります。
学名 Eranthis hyemalis
英名 Winter aconite「冬のトリカブト」
和名 キバナセツブンソウ(黄花節分草)
キンポウゲ科(Ranunculaceae)セツブンソウ属(Eranthis)
学名 Eranthis hyemalis の意味は、「春の花で、冬に咲くもの」、つまり、「晩冬から早春に咲く花」という意味です。今年、バンクーバーでは、2月の半ばに咲きだしました。温暖化のために、咲くのが例年より早まっているようです。
英名 Winter aconite「冬のトリカブト」
和名 キバナセツブンソウ(黄花節分草)
キンポウゲ科(Ranunculaceae)セツブンソウ属(Eranthis)
学名 Eranthis hyemalis の意味は、「春の花で、冬に咲くもの」、つまり、「晩冬から早春に咲く花」という意味です。今年、バンクーバーでは、2月の半ばに咲きだしました。温暖化のために、咲くのが例年より早まっているようです。
以下に、花の咲く過程を、なるべく順番になるように並べてみました。2番目と3番目の個体群は同一のものですが、最初のは別個体です。花の周りに見えている葉は、他の植物のものです。
2023.02.18撮影(去年)
上の花:ほころび出したところ
真ん中の花:花びらが見え出した
下の花:全体がまだ小さく、苞も固く閉じたまま
2024.02.13撮影(今年)
上の花:大きくふくらんで、花びらの先が開きかけている
真ん中の花:ふくらんできている
下の花:まだ花びらを出しておらず、苞が熊手のように見える
2024.02.16撮影(今年)
上の花:大きくふくらんで、花びらの内側が見える、苞も開き、襟飾りのように見える
真ん中の花:花びらが開きかけている
下の花:熊手のように見える苞に包まれたままだが、苞のすき間が開きかけている
2006.03.27撮影
開いた花を見ると、蜜線が見えますね〜〜、ぷつぷつと見えるオシベの周りに(ぷつぷつなしで、オシベよりやや飛び出しているのが、メシベです)。蜜線、かわいい〜〜。
実は、花びらに見えるものは、ガク。そして、蜜腺は、花弁が変化したものです。花の下に出ている葉っぱのようなぴろぴろは、ガクではなく、苞。
わたしのたくさん育てているヘレボルス(Helleborus)も、ガクが花弁様に、また、花弁が蜜腺に、変化しました。ヘレボルスもセツブンソウも、キンポウゲ科(Ranunculaceae)です。
上の画像は、次の画像からトリミングしました。
2006.03.27撮影
次の2枚の画像は、花が終わってからのものです。
2023.03.30撮影(去年)
・花が終わり、残っている花びらの中にすでにタネが形成されつつある
・苞が大きく見えるのは、花びらが縮んだから? 苞自体が伸びたから?
2023.03.28撮影(去年)
・花びらがさらに萎縮し、代わりに、タネのサヤが成長してくる
・苞の緑が鮮やかさを失ってきた
現在、うちのキバナセツブンソウは、次のような姿です。苞の中央に見えるのが、形成中のタネのサヤです。
2024.03.19撮影(今年)
今日は、簡単に、うちのキバナセツブンソウの「1年」(実は、1ヶ月ちょっと)を画像でお送りしました。
エニシダ、どんどん咲くといいですね。
この花は、こちらでは見たことがありません。
「キバナセツブンソウ」和っぽい名前なのに。
そういえば、エニシダの鉢植えが入荷したと花屋さんから連絡がありました。今から楽しみです。