土岐家の母娘です。
らんちゃん、大きくなっちゃって。
ゆりちゃんはお休み。
この日は特殊な絵つけです。
撥水剤をかき落として、線ぞうがんという技法に挑みます。
乾ききった粘土作品に撥水剤をぬりまして、その上を針で引っ掻いて、要するに傷線を描いていきます。
すると、そこだけ素地が露出しますよね。
つまり、撥水剤の部分は絵の具をはじき、線の部分だけが色を吸ってくれるわけです。
こうして、針の細さの線を描くことができます。
前回、同様のやり方をしたものです。
素焼きをすれば、ごらんの通りに撥水剤が飛び、絵の具だけが器面に残ります。
それをアウトラインにして着彩。
お母ちゃんの方は薄墨入れ。
明智から神武天皇までさかのぼれる土岐家ですので、桔梗の御紋。
ゆりちゃん、らんちゃん、あいさんの花も並びました。
はみ出したところはカッターで修正。
最後にガラスを入れ、見込みにきれいな湖を出現させます。
どんな器になるか楽しみ〜。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園