冒険者たち

2023-11-20 07:41:50 | 日記


週末の野郎どもの作品をお目にかけます。
プチバズり中の横山くん。


奥さんのにゃんこインスタが大変なことになってまして、愛猫とともに登場する彼のにゃんこ陶器もネットで沸騰中。
ギャラリーに置くとどんどん売れていくので、仕方なく・・・いや、大喜びでつくってます。
売れてるうちが花だぞ。


こちらも、苦節15年、ついに花が咲きはじめた感じのカミクボくんです。
日本各地のデパート系で展示販売を大展開。
稼いでこい〜。


わんこ作家、大矢さん。
ここんとこの作風は、レリーフが中心です。


さほど高さがあるわけじゃないのに、深い奥行きを感じさせる、魔法のようなテクニック。
焼き上がり後の目にレジン(かな?)を入れて、輝きと生気を吹き込みます。
目覚めよ、そして生きよ、わんこたち。


ろくろに熱中の佐々木くんは、ここんところ酒器つくりに夢中。
難しいひさご形(ひょうたん)も、苦心惨憺の末、技術習得が近づいてきたようです。
がんばれ。


達者で多彩なろくろ技を見せる野本くんですが、ろくろをはじめてまだ一年。
人間国宝を目指す勢いの、伸び代無限新人です。


が、彼もまた変態です。(この工房、変態が多すぎ)
試行錯誤の末に編み出した、クロコダイル陶芸。


このサイズ感です。
いったいなにに使うのか・・・?


しかも、そこに入れて持ち帰るのか・・・
訴求のターゲットが謎ですが、こちらもネット販売に参入する予定です。
つくりまくって売りまくる派(お披露目系)と、のんびりマイペースで作陶をたのしむ派(家庭・食卓系)、やりたいことだけをやって世界観を育てる派(独立系)が混在する、なかなかよろしい空気が醸成されてきました。
陶芸は、自由!
他人に迷惑が及ばないかぎり、この工房では好きなことをやってちょうだい。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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陶芸は楽しくなくちゃ

2023-11-19 08:05:32 | 日記


小川家母子。
お互いに、手元の仕事に没入中。


いつの間にかカッコよくなってるそういちろうです。
土風船をベースに、貯金箱をつくっていきます。


おお、にゃんこな。
けっこう手先も器用に道具を扱います。


われ関せずのお母ちゃんは、小ぶりの湯呑みにしのぎを刻んでいきます。
集中。


子の方もそんな母を、われ関せず。
首輪もついて、ぐらぐらが安定しました。
かしこい。


穴も大きめ。
かしこい。
でも、お金はたまらない・・・


できたようです。
土風船は、中空の土玉。
工房で販売してるんで(自分でつくるのがいちばんいいけど)、なんか使い道にいいこと思いついたら、しはんに「ください」って言ってね。
陶芸は、楽しくなくちゃ。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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ちょっと早めにメリークリスマス

2023-11-18 07:50:37 | 日記


11月も半ばですが、12月モンの制作はぜひ今月中にお願いしますよ!
コーンを持ち出しましたのは、いちかちゃんです。


毎度おなじみ、クリスマスツリーづくりです。
とんがりにアクセントがついて、それらしい形になってきました。


わほー、ゴージャス&プリティ。
こんなのが窓辺にあったら、気分が盛り上がりますね。


ケーキが食べたくなってきました。
はやくこいこいクリスマス!


他の方のも。
佐藤(直)さんのサンタさん。


もみの木のランプシェイドとともに焼き上がりました。
型となるコーンは大、中、小と三種類ありまして、好きなサイズをつくれます。


とんがり祭りですね、佐藤(直)さん。
クリスマス前に売り倒そうという算段。


今日、明日と幕張メッセのハンドメイドフェスタに出展してます。
羊毛フェルトも同時出品の「なな工房」さんです。
よろしければ足をお運びくださいな。


こちらのとんがり祭りは、飯田さん。
世界観が成熟してきまして、こちらも出展&販売予定。


26日(日)に、雑司ヶ谷の鬼子母神さんの手創り市です。
東京で随一のにぎわいという野天の神社マルシェ。
こちらにもぜひどうぞお出かけくださいませ。


工房の12月はこんな感じ。
こちらのご予約もお待ちしてます。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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秋と言えば

2023-11-17 08:38:51 | 日記


実家に帰ってました。
94になった柿農家のおばちゃんの手伝い・・・つか、畑の柿をもらいに、


一面に鈴なり。
収穫した分だけもらえちゃいます。


詰めても詰めても一杯にならない大きな箱・・・
しはんの性格が出てる、ハニカム構造詰め(最も効率よく、多くの柿が収まる配列)です。


郵送されてきまして、工房で生徒さんたちに提供。
みかん、キウイ、ゆずとともに「持ち帰り放題」となっております。


さっそく群がる木曜ガールズ。
「昭和のデパートのバーゲンセールのように」と注文をつけると、きちんとそれらしく演じてくれました。
はい、カット!


お好きなだけどうぞ。
早いもん勝ちシステムです。


おかん・カズコのたぷたぷの干し柿もありますよ。
こちらは数に限りあり。
よかったら(間に合ったら)ご賞味くださいな。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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型をやぶって跳躍

2023-11-16 07:36:31 | 日記


こちらも新米、高屋さんです。
タタラの型成形を学び中。


麺棒で伸しひろげた土板を、型にかぶせます。
「かぶせ」とも呼ばれる技法。
さらにスリットを入れ、重ね合わせて密着させていく高等テクニック。


あとは力ずくです。
むぎゅ、むぎゅっ・・・


余ったすそは、切り落としちゃいます。
まっすぐにね。


こうして形をコピーしまして、いよいよ感動の独立。
かぽっ・・・


盛りつけるのはパスタかな?
サラダボウルにしてもいいですね。
新しく入ったひとは、基本から覚えていきましょ。
こうして技法を次々と手に入れ、いつの間にか自由自在に粘土を操れるようになり、やがて自分の作品世界を展開していくことになるわけです。
「創造」という陶芸の本当の楽しさを知ってほしいな。
未経験のひとも、ぜひ体験にきてみてください。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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たまにバカなことやってみろ

2023-11-15 07:50:36 | 日記

たまにやりたくなる、無駄に大きな大皿のろくろ挽き、です。

しはんの作です。

2.2キロの粘土で、直径36センチ。

こいつに、小刻みなしのぎをめぐらせていきます。

同じピッチでちまちまと・・・

わりと楽しい作業です。

完成です。(ちゃんときれいにしたらよかった)

無駄な達成感に満たされます。

陶芸って、こういうとこもありますね。

 

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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陶芸体験さん募集中です

2023-11-14 08:20:48 | 日記

冬まえの陶芸体験さん、募集中です。
いつでもご予約くださいな。

お電話・・・03-3925-9978
メール・・・forestfish@mail.goo.ne.jp

おひまなら、気が向いたら、整えたくなったら、行楽がわりに・・・そして興味がおありなら、お気軽にどうぞ。


先月の体験さんの作品たちです。
ひらひら・・・個性的。
かちっとまんまる・・・理性的。


お子さんの。
けっこう難しいですよ、この形。


それぞれに独創的。
そして、ちゃんと使えるものにしてくれます。
やっぱカレーがおさまってこそのカレー皿。


最近、お皿がご希望のひとが多いようです・・・
別のつくり方でお茶碗や湯呑みもつくれますし、特別な注文をしていただいても無茶なものでない限り対応させていただきますよ。
なんたって、陶芸は自由!


陶芸体験をご希望の方は、下記の簡易ページ(上の画像をタップでも可)をとりあえずごらんくださいな。

森魚工房の教室ご予約ページ「東京で陶芸体験・学園計画!

自分が使う器、あるいはひとにさしあげる器づくりという、特別な経験をお手伝いします。
ご連絡をお待ちしてます!

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ろくろ修行開始

2023-11-13 04:02:53 | 日記


新人の徳永さん夫妻が、ついにろくろに挑戦。
お父ちゃん、お母ちゃん、がんばれ!


よその陶芸教室で「半年はかかる」と言われる土ゴロシを、うちでは15分でマスターしてもらってます。
そんな長期間を手取り足取りで教えんのめんどくさいんで、最初だけスパルタ。
こうして自由自在さをマスターさせておけば、次回から(しはんが)ラクできるんで、とにかくまじないをかけてすべてをできるようにしちゃいます。


成形の手順は、5分のレクチャーで叩き込みます。
お母ちゃん。
すでに達者な感じ。


お父ちゃん。
もはや堂に入ってる感じ。


しはんが触れることもなく、勝手に自分たちでつくっちゃいました。
ろくろを「感性の」とか「精神的な」とか言ってちゃだめ。
これは純粋な物理学の問題。
土をなめて質を言い当ててたろくろ名人・加藤唐九郎翁が、どれだけ科学的だったか思い出すべきでしょ(わが師・太陽センセーもそうであった)。
ろくろ組よ、頭をフル回転させよ〜。

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新人さんの

2023-11-12 08:24:10 | 日記


さらに新人さんたちの仕事っぷりをごらんいただきます。
一生懸命に基本から学んでくれてる、今井くんです。
手びねりのお碗に、撥水剤でトクサ(ストライプ)を引いて、釉薬をはじかせました。
器の三次元曲面は非ユークリッド空間なので、平行線を並べていくのはけっこう難しいのですが、非凡な立体認識能を発揮してくれました。


徳永さん夫妻です。
お互いのマグカップですが、好対照。
奥さんは釉のぬり分けでパステル調に、ダンナさんはトラディショナルなヘリンボーンに簡単象嵌のコントラスト。


のりこさんのマグは、タタラまきまきタイプ。
幾何学的でスタイリッシュで、性格が現れた精密感が素晴らしい。


秋山さんのマグは、フリースタイル。
手びねりの味わいをよく活かしてます。


こちらの秋山さんの。
青い顔料を練り込んで、マーブルにしました。


秋山さんは、ひたすらろくろに励む子でもあります。
精進の成果となる、背の高い筒花生け(ツツハナ)。
まっすぐで均等厚で、なかなかの質。


高屋さんの、ブルー掛け分けそろい皿。
きれい!


工房でも存在感が際立つすださんですが、そういえば今年入ってくれた新人か。
お盆のような四方大皿。
バイタリティとチャレンジ精神で、今や主力級の実力派。
ますます新人が入ってくる秋!(たぶん)
これからはみんな先輩として、がんばってください。

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新人さんたちの仕事っぷり

2023-11-11 08:28:19 | 日記


ここ一年の間に入ってくれた新人さんの作品をご紹介してます。
あずささんの華やかな大皿。


梅の花があしらわれてます。
お正月におめでたいごちそうを盛りつけたい感じ。


土岐さんとこのママの、取り皿かな?
お家のにゃんこでしょうか?
ひとり、天使になっちゃった子が・・・


土岐さん家のムスメゴふたり。
板づくりで、がんばってお家を建てました。
屋根が外れて、宝物入れになってます。


ろくろに熱中してる秋山さんは、挽き上がったお茶碗に、撥水剤で画を描き込みました。
月夜に〜・・・


おダンゴをおそなえ〜・・・


タヌキに見立てたふたりが〜・・・
なんだか風情がありますね。


よその教室でちょこっとやってたのりこさんは、お抹茶茶碗を制作。
作風をよく勉強してる、陶芸オタクちっくなひとです。


瀬戸黒の名碗「破れ窓」写し。
めちゃかっこよくいきました。


自由度が爆発の粉引き茶碗。
なかなかやりますね・・・
新人さんたち、それぞれのレベルとやり方で楽しんで!
明日につづきます。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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