78回転のレコード盤◎ ~社会人13年目のラストチャンス~

昨日の私よりも今日の私がちょっとだけ優しい人間であればいいな

◎リストラへのカウントダウン 4月8日

2009-04-09 09:42:23 | 本当の日記はこちら
――仕事が出来なきゃやる気を見せろ――



朝4時45分、会社を出てそのまま漫画喫茶へ直行。
4時間ほどの仮眠の後、ブログを更新し、ネットで「CLANNAD」1期の6~7話を視聴。
このアニメを観ている1時間がこの日唯一の娯楽である。
シャワーも浴びる予定だったが時間がなくなり断念。12時15分に漫喫を出てそのまま会社へ向かう。

12時40分ころ会社に到着。途中で買ったパンを食べる。これが昼食。
すると社長が当方のところに来て話しかける。

「飯は食べ終わったか?」

どう見ても今食べてる最中なんですけど。

「昨日は無事に終わったか?」
「ハイ」

夜勤明けの昼間に普通に当方がいることに関してはスルー。まるでそれが当たり前かのように。

1時。とりあえず今夜の準備をしようとしていたら、運送屋のトラックが来て、そこに乗せられる。
埼玉県某所のT製作所へ行き、鉄骨の積み込みを手伝い、それを同県のT工場で下ろす。
再びT製作所へ戻り、時すでに4時半。ここで残りの鉄骨を積み込む……はずが、まだ完成していない。
1時間ほど待機するも結局終わらず、会社から迎えの車が来て、それに乗って帰社。



会社に着く頃には6時を過ぎていた。
今日は仮眠を取る時間はない。幸いにも運送屋のトラックの車内で仮眠を取ることが出来たが、なんというハードスケジュール。
買い溜めしていたパンを食べ、休む間もなく夜勤の準備。
この日も7時に会社を出る。



深夜2時半に夜勤は終了し、会社に戻ってこの日も軽い飲み会。
上司たちのグチが始まる。

「もうね、いろいろパニクってるね。スケジュール的に」

現場が複数重なり、必要な鉄骨が間に合っていないのだという。
鉄骨は焦って作らせていることもあり、加工のミスが相次ぎ、更に時間を食っている。

「急いで作るもんじゃないんだよね。焦ると必ず失敗するから」
「社長が何でもかんでもOKするからだろ」
「鉄骨間に合うか分からないのに、お客さんには『ああ大丈夫ですよ』しか言わない」
「で、そのいい加減さのしわ寄せが現場の人間に来て、予定工期をオーバーすれば社長は怒るっていう」
「要するに社長が馬鹿なんだよ」
「現場や工場の人のこと何も考えてないね」

なんという愚痴大会。

その後も当方のやる気を無くさせるような話ばかりが続いた。
この会社は本当に酷い――皆がそう言っている。
夜も昼も働いている今ですら、まだ楽なほうだという。
この会社には労働基準法というものが存在しないらしい。


クビになりたくは無いが、残れば残ったで幾多もの地獄が待ち受けている。
何だか微妙な気持ちになってきた。
まだクビか存続かの結論は出ていないのに、当方の緊張感が次第に薄れていく。

イヤ、今までどおりクビを覚悟で頑張らねば。



「仕事が出来なきゃやる気を見せろ」

とは、外注社員Aのお言葉。




というわけでスケジュール的にヤバく、やることがたくさんあるので、今日はこのあと11時に出社する。



クビか存続か。
運命の日まであと22日。