昨日(11/3)は兵庫県小野市にある、「コミュニティセンターおの」での真空管アンプでレコードを聴く会によるレコードコンサートでした。
「小野地区地域づくり協議会」も協賛いただき、下記のようなポスターも掲示いただいています。
前日にほぼセッティングを済ませ、色々問題点があったのですが当日の機材自体は、まあ、問題なしということで開演1時間前に動作確認していたところ、なんと、スピーカから聞いたことのないノイズが・・・
「ブーン、ポン!」という聞いたことのないノイズが数秒おきに発生しています。何なんじゃこれは!ということであーだこうーだ色々確認していましたが、どうもモーターボーディングではないかということになり、一番怪しいパワーアンプの電源トランスの誘導ノイズと、レコードプレーヤ周りの高ゲイン環境の干渉ではないか、ということでパワーアンプを取り除き確認してみたところ、なんだか修まったような。
しかし、しばらくするとやはり同じノイズが聞こえる。
これは何だ?と色々確認していましたが電源が影響しているのではないかということで、電源電圧を測定してみると、なんと!92Vしか出ていない。恐らく朝一なのでコミセンも電力需要が大きく、しかも今年は電工ドラムを使用して別の部屋から電源を供給していたので、電力が低下していたものと思われますが、電源が原因で各機材間で干渉していたようです。前日のセッティング時にはなかった現象でした。
たまたまMさんがスライダックを持ってきていたので、これで100Vに設定しノイズが出なくなりましたが、まるで終戦直後の電力不足で真空管ラジオの電源トランスのタップを切り替えるがごとくの所作が、当会の真空管アンプに似つかわしいと少し笑えました。
ただ、スライダックで調整したところで電源が安定したわけではないので、これも次回の課題になってしまいました。
さて、慌ただしくも時間は刻々と過ぎていき、皆さん、各持ち場の確認作業に余念がありません。
さて、いよいよ開演です。
まずは発起人の小野市S氏のごあいさつ。
第1部の司会者は、MJ誌でおなじみのI氏になります。
ちなみに当日は午前中の第1部と午後からの第2部に分かれています。第1部は真空管アンプの音を聴き比べるため、課題曲を設定しています。課題曲は白鳥英美子さんによる「ひこうき雲」です。その後自由曲の演奏となります。
・第1部:真空管アンプ無き合わせ
・第2部:レコードコンサート
第1部のアンプ群は下記になります。
まずはWE300Bシングルからです。若干のインタビューの後に課題曲から始まります。
その後、順番に各アンプの演奏となりました。
各アンプ演奏後、昼休みとなりますがやはり機材への興味からたくさんの方が見学に来られます。
今年は、第1部はほぼ例年と同じくらいの人の入りで約30人ほどの方にご来場いただきました。ありがとうございました。
そして第二部が始まります。
まずは、小野地区地域づくり協議会の方からのご挨拶です。
今年は少し趣向を変え、各ジャンルごとの演奏にしました。主な演奏ジャンルは下記のようになります。
今年は、小野市近隣の高校数校の放送部宛てへ当会のチラシを送り、若い方の参加を期待して今まで加えたことのないJ-POPなんかもエントリーしました。といっても若い人の好みはわかりませんし、娘に最近の曲のCDを借りて聞いてみてもいまいちよさがわからない。なので、平成初頭のバブル景気をテーマにそのあたりの曲を集めてみました。
さて、高校へのチラシ配布の結果は如何に!
第2部開演直前の様子を撮影しましたが、今年はお客さんがかなり少ない状況でした。
この後、もう少しお客さんは増えましたが、残念ながら若い子の登場はありませんでした。あまり真空管アンプへの興味などはなかった可能性があります。
また今年は3連休の真ん中ということもあり、近隣の三木市で金物まつりなんかも開催されていてそちらの方へ人が流れたり、レジャーなどで出かけたりしている可能性もあります。そのためか思ったよりも人が集まりませんでしたが、当日配ったアンケートは40部ほど回収できました。
次回はまた11月に開催される見込みなのでまた趣向をいろいろ検討して開催できればと思います。
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