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overwatchで見るe-sportsの可能性

2016-09-11 21:50:00 | ゲーム
ここ3ヶ月ぐらい、オーバーウォッチにドハマリしほぼ毎日プレイしていました。
ゲーム自体が面白いのももちろんですが、一つ目的がありました。

それは「e-sportsの可能性」についてです。日本でも最近聞くようになったe-sports。
業界的にこれから盛り上げていこうとしている部分もあり、
ちょうど良いタイミングで出たオーバーウォッチはe-sportsとしても注目していました。

今回は、オーバーウォッチから見るe-sportsについて書きたいと思います。

■e-sportsとはなにか?

エレクトロニック・スポーツ(英: Electronic sports)は、
複数のプレイヤーで対戦されるコンピュータゲーム(ビデオゲーム)をスポーツ・競技として捉える際の名称。
e-Sports(eスポーツ)と省略した形で使われることのほうが多い。
高額な賞金のかけられた世界的な規模の大会などアマチュアから年収1億円を超えるプロゲーマーも存在する
プロチームやプロリーグも多数あり、世界のeスポーツ競技人口は5500万人以上となっている。
特に『League of Legends』や『スタークラフト2』はプロフェッショナルスポーツとも認定された(プロアスリートビザを発行した)(Wikipedia参照)

ようは、ゲームの大会です。それをスポーツ化しようという試みです。
海外ではプロチームもあるくらい認めたれた競技です。


■e-sportsの日本での可能性
結論から言うと、あまり広がらないと思っています。
オーバーウォッチをプレイしていく過程で感じたことを書いていきたいと思います。

①6人1チームは難しい
6人1チームを作ることがまず難しいです。

②PCゲームは流行りにくい?
全世界では大人気ゲームのオーバーウォッチでも、日本ではそんなにプレイヤーはいない印象。
日本でPCゲームはほぼ普及していないので、プレイヤー人口も少ないです。
プレイヤー人口が少ないということは、それだけ盛り上がらないと言うことです。

③大会賞金が少ない
7月末から8月にかけて行われた「JCG Overwatch Master 2016」
↓↓動画はこちら↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=fnBRwhxkXS4&list=PLSWKDB2LScN-wQZs71fkQKU_uUbvf_b8Y&index=7

日本やった結構大きめの大会です。予選、本選を勝ち抜いて出る賞金が24万円です。
この大会にはガチのプロチームも参加している大会です。それで24万円…

④大会は実況が大事
大会の盛り上がりは実況者の力が大きいです。
もちろん、選手のファインプレイは盛り上がりポイントですが、
12人の選手のカメラがあり、どの場面でどのプレイヤーのカメラを抜くかの裁量、
誰に焦点を当てて実況するかは実況の腕次第。選手のフェインプレイを抜けるかも実況者次第。

⑤ルールがわからないと面白くない
そもそも、オーバーウォッチをプレイしているプレイヤーなら盛り上がりポイントもわかりますが、
ルールを知らない観客は「そこ盛り上がるとこなの?」をわかならない訳です。

e-sportsとして広めるにあたって、「ルールを知らないと盛り上がれない」壁は意外と高いのではないでしょうか。

現状ではオンライン配信で大会を配信しているため、基本的に観客は1人で見ることが多いかと思います。
周りにルールを教えてくれる人が居るならまだしも、そう言う機会に恵まれていない人にとっては、
よほどの興味が無いと乗り越えられない壁です。ここはこれからどうにかしていかないといけない部分だと思います。
オーバーウォッチにあまり興味が無い人をどれだけ引き込んでいけるかで盛り上がり方が変わって来るのではないでしょうか。

比較的、オーバーウォッチのルールはわかりやすいですが、ゲームの展開は早く戦況を追うのは大変です。
ルールが分かっていたとしても、細かい「上手いプレイ」がわからないと見ていてい面白く無いと感じました。

そこまで分かるためには、結構な時間をやりこまないと見えてこない部分です。
ここまでやってやっと面白さが見えてくる訳です。


■まとめ
個人的には大会動画も楽しんで見ていますが、e-sportsが栄えるのは難しいと思います。
無理に日本で流行らせることも無いと思います。スマホのゲームでいいでないでしょうか。(個人の感想です)