好きな物の考察ブログ

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13機兵防衛圏

2020-01-19 23:09:56 | ゲーム
最近話題のゲーム。ヴァニラウェアの絵で見るアドベンチャーゲーム
クリアしたので感想を書いておきたいと思います。(なるべく内容には触れないようにしますが、ネタバレもあります。)


ヴァニラウェアの絵の雰囲気が良い
「朧村正」「オーディンスフィア」など昔のヴァニラウェア作品をやっていて思っていたことが
女の子が可愛いことで、今まで時代物、ファンタジーだったので現代もの出せば良いのにと思っていたら今回出ました。
女の子が可愛いだけでなく、このゲームの主な舞台が1985年で、ちょっと昔の話なのですが、
ちょっと昔の時代とヴァニラウェアの絵の感じがものすごく合っていて、雰囲気が良いです。
いろんな時代とロボットが出てくるという統一感がないテーマで違和感なしに良い雰囲気にできているのはヴァニラウェアの絵だからなのだと思います。


戦闘とシナリオが分かれている
他のゲームと違うのが、戦闘とシナリオパートでモードが分かれていること
普通のゲームだと時系列順にシナリオパート➔戦闘➔シナリオパートという流れが普通ですが、
このゲームは崩壊編(戦闘)と追想編(シナリオパート)で分かれています。
良い点は、シナリオパートを読むのに、戦闘が邪魔にならないところ。(とは言え、ある程度読み進めると戦闘をやる必要が出てくる)
話の内容が複雑でわざと時系列をずらしているところもあるので、話の内容に合った良いシステムだと思いました。



複雑なシナリオパート
13人の主人公がいて、同じ事件に13方向から迫るというような内容になっていて、内容はかなり複雑。
13視点もあるに加えて、謎の多いシナリオで話の時系列も前後するのでかなり複雑になています。
さらに、時間旅行ができて、5種類の時代を行ったり来たりするので序盤はかなり混乱します。
ただ、シナリオは1本道なのでとりあえず前に進んでいけます。最初はよくわからない感じですが、
読み進めていくうちに、少しずつ謎が解けて新たな謎が出てきて謎が解けての繰り返しで飽きずにかつ、のめりこんで読んでいけます。
また、シナリオが1パート10分くらいで読めるのでテンポよく読めるようになっているのもだれなくて良いです。
個人的には最初のプロローグが長くて情報量が多くてよくわからない印象がありますが、13人すべて出そろったあたりから楽しくなるので
最初は我慢が必要かもしれません。


複雑なシナリオも究明編でカバーされている
私は一通り終わったところですが、正直なんとなくしか話の内容がつかめていないです…
究明編(シナリオ読み返せるところ)で今まで読んできた話を時系列順に並べて見れるモードがあるので
分かりやすく読み返しができるらしいです。(まだやってない)なので改めて見返したいと思います。
内容が複雑な分、こういうモードで理解を深めて楽しめる配慮がされていることは良い所。内容を理解してからもう一度最初から遊んでみても、いろんな発見があって2度おいしい話なんだろうなと思います。(恐らく2周目はやらない…)

戦闘が苦手でもやりやすくなっている
戦闘はいわゆるリアルタイムシミュレーションでイージスというタワーを守るゲームです。
敵はリアルタイムで動き、自キャラは時間でゲージが溜まると行動できる形式。
キャラが使えるスキルが強いものが多く、コツさえつかめば難易度ノーマルはリアルタイムシミュレーション初心者でも割と簡単にクリアできるくらい。
難易度はイージーもあるし、ハードもある。(ハードはかなり難しいらしい←人から聞いた)
いつでも難易度変更ができるようになっていて、シナリオを楽しむのに邪魔にならないようになっています。


まとめ
私としてはヴァニラウェアの絵でアドベンチャーゲームを遊べただけで満足ですが、
シナリオも面白くとても楽しめました。
戦略シミュレーションとしてみると物足りないかもしれないです。
最近やったゲームの中は一番面白かったです。