『Pokémon LEGENDS アルセウス』の感想

今回は『Pokémon LEGENDS アルセウス』のレビューです。
ポケモンを全部捕まえることろまで進めて一通りクリアまで行けたので感想を書こうと思います。

■どんなゲーム？
いわずと知れたポケモンシリーズ最新作。いつものポケモンとは違い、マップに生息しているポケモンにボールを投げて捕まえるという、アクション要素が強い新感覚のポケモン。ダイアモンドパールの過去の話でヒスイ地方が舞台。
まだポケモンと人間が共生していない未知の生物とされている時代で未来から来た主人公が調査隊としてポケモンの生態調査を行う話。

■面白かったところ
〇ポケモン捕獲の中毒性が良い
今までのポケモンとは違い、バトルせずにマップ上にいるポケモンにボールを投げることですぐに捕獲ができるので、捕獲することへの手間が大幅に削減されています。
その分図鑑を埋める際に、ミッションのようなものが追加されていて、（ビッパを25体捕まえる、25体倒す、大きいサイズを捕まえるなど）
そのミッションを埋めていくと図鑑Lvが上がり、Lv10で調査完了になるという感じになっていて、面倒くさく感じる部分はありますが、ポケモンを捕まえること自体は簡単。
後ろからボールを投げると捕まえやすくなるというシステムもあるので、基本は草むらに隠れて後ろに回って捕まえます。これが楽しい。
見つからないように動くというメタルギアソリッドのスニークアクションに近い楽しさがあります。
どんなに強いポケモンでも後ろから性能の良いボールを投げれば大体捕まえられるので戦闘なしでテンポよく行けるところがミソでどんどん捕まえてしまいます。
慣れてきてテンポよく捕まえられるようになったら、ポケモン捕獲の沼に落ちてやめられなくなります。

〇オヤブンが良い
マップにいるポケモンの中でひときわサイズの大きい目が赤く光ったポケモンがいます。
オヤブンと言って、他の野生のポケモンのLvが10くらいなら、Lv50くらいの強いポケモンがマップの特定の場所に出現します。オヤブンは強いですが、戦闘をしなくても後ろからボールを投げまくれば捕まえることもできます。
序盤から強いポケモンも捕まえることができる良いシステムだと思います。
このゲームのメインはあくまで捕獲であってバトルでありません。オヤブンを捕まえることによって、従来のポケモンでもあった、Lv上げなどの面倒なことは避けて進めやすいようにもなっています。


■よくなかったところ
〇グラフィックがちょっと…
switchのゲームなので仕方がないところはありますが、グラフィックは結構厳しい感じがしました。視点を回したりすると、どうしても景色がぶれて見えるような感じがします。
マップ上の遠くにいるポケモンも見えているのに動いていなかったり、不自然な動きをしていたりと、マップを見渡してポケモンを探すゲームなのに、そんな感じなのでわくわく感がそがれる場面も多々ありました。
ゼルダのブレスオブワイルドでは違和感感じずに遊べていたと記憶しているので、余計にどうにかならなかったのか？と思ってしました…


■まとめ
個人的にはとても楽しめました。中毒性もあり、ずっとポケモン捕獲してしまう時間を忘れて遊べるゲームです。
序盤の作業感が強く感じるところがありますが、そこを乗り越えれば楽しめるゲームだと思います。
ただ、最終目標のアルセウスに会うためにはポケモンすべて捕獲しなくてならないのでそこまでやろうとすると結構時間はかかります。（私は45時間くらいかかりました）とはいえその時間もあっという間に感じるくらい楽しめました。
ぜひこのシステムで別バージョンのポケモンも遊んでみたいです。