我が母校の武蔵大学の目の前を走る千川通りに、今年も変わらず桜が咲きました。
初めてOBとして眺める桜は少しだけ違ったようにも見えます。
というのも、昨年までは新歓活動などで慌ただしく、気づけば桜は散っていたから。
今年は部活に顔を出すついでに、少しだけ眺めてきました。
空模様はあいにくですが、ほぼ満開でした。
武蔵大学付近から、環状7号線をくぐって桜台駅に向かって、桜並木は続きます。
薄暗くなってきた頃の、青白い桜が好きです。
暖かくてちょっと肌寒い、この時期の気候をそのまま色で表しているようでもあります。
日常風景に溶け込んでいます。
歩道を歩く人たちは、無関心に前だけ見て通り過ぎていきます。
信号機の照明が目先の桜を照らしています。
赤・青・黄色の不思議なライトアップです。
在学生は信号待ちの時間が桜の鑑賞時間のようなものです。
慌ただしい季節に、ふと気づく満開の瞬間。