
10月4日召集の臨時国会で第100代首相が選ばれる・・この総裁選前には
新総裁への期待感が高まり、日経平均株価3万円台を回復していたが新総裁が決まった
後は方向感の見えにくい展開が続き新たな総裁誕生を株式市場はどう評価しているのか❔
カブ知恵代表の藤井英敏氏曰く・・・・
今回の総裁選候補の中で株式市場にとって最もと歓迎されそうだった高市早苗氏で、
その次が国民的人気のある河野太郎氏【緊縮財政派】と見られていた岸田文雄氏は、
株式市場にあまり歓迎されておらず・・また金融所得課税を見直し、投資による
値上がり益にかかる一律20%の税率を引き上げる考えを示していたことも
市場にとって懸念材料です。
ただ、【数十兆円規模の経済対策】を口にしたり、決戦投票で協力を得た高市陣営の
主張を取り込むような柔軟な姿勢を見せたために正直市場では可もなく不可もない
政権運営になると見られている今回の結果からでは、自民党は【変化】を望まなかった
ということで、市場では失策続きの菅儀偉に代わる新首相への期待感が高まっていたが、
ふたを開ければ何も大きくは変わっていなく、少なくともアベノミクスで行ってきた
金融緩和や積極的な財政出動に大きな変わりなく、株式市場を取り巻く環境に大きな
変化は見られなく、この先国内政治要因で株価が大きく動くことは考えにくいと見ている。
【国策に売りなし】という相場価格があるように、次期首相の政策が株式市場に与える
インパクトは決して小さくないと市場は見ており、今後も新たな政策が発表されるたびに
注目を集めていくのではないだろうか❔・・・