財務次官の哀しい物語❔

財務省の矢野康治事務次官が、文芸春秋への寄稿で、コロナ禍で政策論争を、
【バラマキ合戦】と批判したことについて賛成論も多数あるが、国債の残高が、
１千兆円に迫る先進国で最悪の財政状況を【放っておいていい筈がないと】とも言い、
衆院選を前に給付策や減税策を打ち出す与野党の姿勢に釘を刺し財政再建に向けた
　　　　　　　　　　道筋を示すよう与野党に求めた・・・

矢野氏の寄稿を巡っては、基礎的財政収支の黒字化目標を凍結するよう自民党総裁選で、
　　　主張した高市早苗が【大変失礼な言い方】と批判するなど波紋にひろがった。
歯に衣着せぬ言動が持ち味の【原理主儀者】が投じた一石に身内からの反論と選挙後は
更送論が強まるとの見方を示している・・・意に添わぬ事を言えばすぐに飛ばされる
恐怖政治の逆風、最強官庁のトップが右から左へと左遷させて大規模な経済対策を
実現できるのか❔政権の命運を左右しかねない勝負どころが早くも崩れかけている。

安倍晋三が海外に行くたびに海外援助と称して６０兆円ものカネをばらまいてきた。
【歩くATM殿】と海外で言われる状態で、安部、麻生財務時代になぜ言わなかったのか❔
麻生財務省を退いてからの言い出しぺは❔菅儀偉に財務省のトップの椅子を与えられ
菅儀偉への義理立ての一抹か❔事務次官の【バラマキ政策】に釘を刺したことには・・
よくぞ言ったと称賛なれど、馬の耳に念仏じゃあまりにも悲しい物語だ。