自民元首相安部晋三と前首相菅義偉が公的な場で良好な関係をアピ-ルする場面が増えている。
第2次安倍政権時代に強固な信頼関係を築いたが、昨秋菅の退陣を機に溝が生じたと言われてきた。
参院選を前に2人が再び接近するのは、党内でそれぞれ求心力を維持し岸田政権に対抗する狙いありだ。
【第2次政権には圧倒的なチーム力がありまし】と菅の存在は大きかったと(文芸春秋)で菅義偉を持ち上げた。
菅義委偉も東京テレビの番組で、【あべの経済政策アベノミクスは成功し】と評価した・・・
両氏の摩擦が囁かれたのは昨年9月、菅が総裁選出馬を見送ったのは安部晋三の支援を取り付けられるか
自信が持てず安部晋三に対して不信感を抱いていたように見えた・・・と、菅周辺は語る・・・
だが、足元では安部・菅両氏がそろって岸田文雄首相に注文を付ける場面が往々に目立つてきた・・・
1月20日政府が一時【佐渡島の金】の国連教育科学文化機関(ユネスコ)への推薦見送りも検討したことを
間違っていると批判しした・・菅義偉も同月12日、産経新聞のインタビューで、新型コロナウイルスの
感染急拡大を踏まえてワクチンの3回目接種を早くやるべきだと強調した。
両氏が歩調を合わせるのは、岸田首相が率いる【宏池会44人】を源流とする麻生派【志公会53人】
岸田派・谷垣派の【有燐会30人】が再結集する大宏池会構想への牽制との見方もある。
再結集が実現すれば、党内大派閥の安部派【清和政策研究会94人】を超える勢力になる。
無派閥の菅義偉も党内で埋没すれば、脱炭素社会の実現など自身が首相時代に掲げた政策に関与しにくく
なり安部、菅両氏の連携は、党内の政局バランスに影響を与える可能性もある。
一方、岸田政権発足から急にブレ-キがかかり3回目接種は1月末で3.2%と世界最低で米国、中国・
韓国等は、50%と完敗だ・・・昨年11月16日以来コロナウイルス対策分科会が開かれておらず、
専門家も早く開くように伝えているが【聞く耳持たぬ岸田首相】分科会から意見を言われるのが
気に入らないらしく尾身会長とは折り合いが悪らしい・・・政府関係諸氏談話だ・・
【重症しにくいとされてきたので大騒ぎする必要はないこのままピ-クアウトするまで待って良い】と、
関係各省に伝えているらしいが、重症者は少ないが死亡者も出て全国10万人の感染者が出ている
国民を安心、安全に速やかにウイルス対策に全力を注いでこそ政権のやるべき役割であろう・・・
【このままピ-クアウトまで待って良い】とは国民不在の【テマエカッテナイイブン】ではなかろうか❔
数の勢力でボチボチ正体現わしてきたか❔岸田のオジサマ!