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政府は、「多くの世帯はメリット受けられない」と慎重姿勢・・・
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少子か対策につながるのではと注目される、フランスで採用されている所得税の課税方式N分N乗方式・・・・
個人単位の課税である所得税を世帯単位で計算、一世帯の総所得額を子供などの扶養家族も含めた人数割、求めた税額に
再び世帯の人数を掛けることで納税額を計算する。子供が多いほど税の負担が軽くなるという仕組みだ・・・
与野党双方から導入検討すべきとの声が上がるが、鈴木財務省は制度導入に慎重な姿勢を示し、・・・
【納税者全体の約5%ノ最低税率が適用されている我が国において、N方N乗方式に移行しても、多くの世帯はより
低い税率が適用されるメリットを受けられない】と慎重な態度だ・・・
N方 N乗方式とは、どのようなものなのだろうか?そのメリットは?
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現在の税制では、夫婦と子供2人の4人家族の場合、課税所得が夫600万円の片働き世帯の所得税は77万円、
夫400万円と妻200万円の共働き世帯は47万円になる。一方、N方N乗方式では、どちらの世帯でも
所得税は30万円となり負担が軽くなっているが、片働きの世代の方が減税額は大きい・・・・また、
同じ4人家族で課税所得2000万円の高所得世帯の場合、現在の税制では520万円の所得税額がN方N乗方式を
適用すると273万円にまで減額するという・・・
家族の人数が多いほど所得税が少なくなるなら、シングルマザ-ヤシングルファザ-の家庭は不利になるのではないか?
優しいお金の専門家・横川氏は指摘する・・・・
【家族の人数だけで判断されてしまう】と言う、さらに【この制度が少子化対策に直接繋がるかについては少し疑問があって、
「賃上げ」など入ってくるお金を底上げする仕組みの方が少子化対策には必要なのではないか…産むだけは子育てではない・・
その後もお金がかかると言う意味では、【教育】などへの支援の方が少子化対策につながっていくと思う】と訴えた・・
N方N乗方式導入では4~5兆円の税収減となるため与野党の導入検討に政府は慎重な態度をとっている・・・、