暮らしのなかで

ポメラニアンと共につぶやいています。

岸田政権の姑息な防衛費財源(2)

2023-02-21 04:25:52 | 暮らしの中で


負担なき防衛費増はまやかしでしかない・・・・

国はかなり無理をして防衛費財源を集めていると見るのは、第一生命経済研究主任星野卓也氏は語る・・
為替準備金である外為特会の剰余金3.1兆円、国の融資や出資金を扱う財政投融資特別会計からの繰入金
0.6兆円などを、防衛費に充てる方針です。今年は子供予算の倍増に向けた議論も行われる予定で、消費税の増税や
社会保険料引き上げなど、さらなる負担増を求める動きが出てくる可能性がある…と指摘している・・

このような国のやり方には、古賀茂明氏も異を唱えている・・・
外為特会や財政投融資特別会計に剰余金があれば、本来、国庫に返納され、子育てや社会保障など、その使い道が
議論されるべきで、しかし、今回は問答無用で防衛に回す、その理由は【防衛費の為に増税します】と大々的に
言いたくないから、「実はお金はあるので、心配しないでください」として、防衛費増額への反発を抑えたい
のでしょう・・・・しかし、そうしたお金も元は私たちの税金、防衛費に回れば、子育てや社会保障に充てる
お金が減ります、それで今度は子育ての為に増税やむなしと理解を求めようとするのです・・・

こんなまやかし許されますか・・無理やり集められる金額は、総額5.3兆円以上に及ぶ、また。岸田内閣が
打ち出した防衛費増額のための所得税増税は、あたかも負担がないかのように説明されるが、これもまやかしだ。
所得税1%分「2千億円」が防衛費が充てられると発表するが、すでに支払っている復興特別所得税2.1%を
1%分引き下げ、その分を防衛費に流用することになるので、毎年支払う税金が増えるわけではなく、その分
徴収期限を延長して復興財源を確保する必要があり、20年延長という話も出ている復興特別税は本来37年に終わり
その後は減税されるはずが、延長は負担増に他ならない・・
防衛費増に突き進む国の方針に危機感を抱かずにはいられない・・・皆さんはまやかし政府をどうとらえるのか?

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