暮らしのなかで

ポメラニアンと共につぶやいています。

農水省の呆れた実体

2025-02-11 04:07:34 | 暮らしの中で


だからコメの値段が下がらない・・・下げるつもりもない‥JA農協のために備蓄米を利用する農水省の呆れた実体・・・

コメ価格の高騰を受けて、農林水産省は政府備蓄米を条件付きで販売できるようにする考えを示した・・・これから価格は下がるだろうか?
キャノングロバール戦略研究所の山下一仁氏は、将来的に国が買い戻す条件付きでJAなどの集荷業者に販売するとなっている・・・・
放出してもいずれ市場から引き上げるのであれば、コメ供給量は増えない・・これで米価を引き下げる効果はなく、
国民は高いコメを買い続けることになる・・・という・・

JA農協が卸し売り業者に販売する【相対価格】と呼ばれる米価(2024年産)は、60キロ(一表)当たり2万4665円(24年12月)にまで高騰している。
高米価を批判された食料管理制度時代の米価,、なかでも冷害による大不作で平成の米騒動と言われた際の米価をも上回る過去最高水準である。
         【1993年産の不作で94年の政府買い入れ価格は1万6266円・・自主流通米価格は2万3607円】

昨年夏にコメ不足が問題になる以前から、農林水産省とJA農協が農家に減反を強化するよう指導していた・・このため2021年産1万2804円・・
22年産1万3844円・・23年産1万5306円となり、10年振りに高米価となっていた・・それから、現在の水準に高騰するまで・・
農林水産は何も対策を講じてこなかった・・・2005年から商品取引所により創設の要請がおこなわれてきたにもかかわらず価格操作が
出来ないJA農協の反対により実現せず野菜や果物については卸し市場で公正な価格形成が行われるが、しかし、主食のコメについては、
公正で適正な価格形成を行う市場は存在しない・・・

今回の備蓄米の放出も、農林水産省が自発的に行ったとは思えなく、そうなら同省はJA農協や自民党農林族の反感を買うからだ・・・
農林水産・JA農協・自民農林族の農政トライアングルは、現在の異常な高米価を望ましいと考えているのだ・・価格が上がれば零細な兼業農家でも
利益が出て農家の給与所得を含むは、JAバンクに預けられ、JA農協の反映を支えてきたからだ・・・・

農地の集約が進まず、非効率な兼業農家が残塁し、国民は高いコメを買い続けることになっている・・【農家の高齢化で、日本人餓死の危機はウソであり、
専門家はむしろ農家をもっと減らすべきと説く】・・国民消費者は、彼らの眼中にはなく、米価高騰に何も対策を講じない農林水産省の対応が政権運営に
支障を生じてくると考え石破政権以下官邸が備蓄米放出を指示したのではないかと思われる・・・次回に続く
農林水産省・農林族議員。JA農協・卸売り業者の・・・4つ巴での手前勝手な思惑で国民消費者が巻き込まれるコメ騒動の裏事情・・次回掲載・・

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