暮らしのなかで

ポメラニアンと共につぶやいています。

殺処分寸前から災救助犬へ

2019-08-18 05:42:51 | 暮らしの中で


ワン公愛好者の皆さん「夢之丞」(ゆめのすけ)と呼ばれるワン公ご存じたろうか!
    子犬の頃に捨て犬として殺処分寸前まで追い込まれ、心に傷を負ったワン公が
多くの人々の愛情と支えで今は災害救助犬として活躍をしている。

         (殺処分寸前に怯えきった夢之丞の姿)
生後3〜4ヶ月のこの子犬はガス室が満杯になり、殺処分が延期されスタッフが、
     子犬を引き取り保護するために抱き上げたとき、自分の死を覚悟して
震えながらおしっこ漏らしてしまった生まれて間もない子犬が冷たいゲ-ジと
殺風景な景色の中で抱いた恐怖はどれほどのものだっただろうか?・・・
メディアが言う「安楽死」という言葉では誤魔化せない不安と絶望を感じたのだろう
  ガス室からの生還した彼に希望を託す意味をこめ「夢之丞」(ゆめのすけ)と名付た。

臆病で人が苦手な夢之丞でしたが、災害救助犬候補として訓練を受け
      トレナの地道な努力により人に慣れ始め日々厳しい救助訓練をこなし
強くたくましく育つていき・・・そして3年を経て・・・
          2014年8月広島土砂災害に夢之丞と仲間のハルク2頭が
レスキュー隊と共に出動・・・夢之丞は行方不明者1名を発見することができた・・
    同年12月フィリッピン台風、2015年4月のネパ-ル大震災、7月台風13号台湾と
2016年4月熊本地震の被災地にも出動しています・・・多くの人の支援を得て、
         多数の命を救うたくましい災害救助犬へと立派に成長したのです。


年間10.424頭2016年ものワン公が殺処分されている現状、殺処分を免れる事の
    できるワン公はほんの一握りに過ぎず残念でなりません・(捨てないでほしい)
人と犬の助け合いを通じ地域の活性化を目指す活動がある【ピ-スワンコ・ジャパン】です。
     この団体は殺処分前の犬を引き取り獣医師による診断や適切な健康管理・・・
ドックトレ-ナよるしつけを行い、2018年6月までに引き取られたワン公は4.132頭
       970頭が里親さんに譲渡と元の飼い主に返還しております。





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