私が子供のころの高齢者には、それなりの貫禄があった・・・無教養に見える人でも知恵があり。
話を聞くと何かを学べた・・・だから高齢者は、おおむね畏怖・尊敬の対象だった・・
年寄りに接する若いものは、よくも悪くも何かを教わったものだ…それにくらべると・・
私を含む、いまの高齢者はあまり尊敬されていないのではないか❔・・・
高齢者に関する話題といえば、介護がどうの、孤独死がどうの、年金がどうのと・重たい話ばかりだ。
人類は大昔から長寿を望んできて、やっとそれが実現したというのに、どうしてそんな話しかできないか❔
高齢者はリスペクト【尊敬の念】の対象にはなっていない・・・
これには社会全体に若き志向が強すぎることがあるのだろうか、羨ましがったりで・・
中年を過ぎると老いを素直をに受け入れると言う姿勢が見られない。
その昔、貝原益軒は・・「老後の一日、千金に当たるべし「」と言った高齢者の一日は貴重なものだ。
長生きが出来るようになって、また豊かになって・・私たちは日々を・・・
ムダ使いするようになったのではないか・・・どんな日々の送り方をしようと自分の人生なのだから、
人からとやかく言われる筋合いはない‥だが・・自身で考える必要はあると思う。
いくつになっても若い時とは変わらないのは、自慢できることではない、見た目はどうあれ・・
六十歳過ぎたら当事者たるもの・・・少しは【老いの自覚】をしてみた方がいいのかもね!・・・