安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

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ピンハネビジネスをどう考えるか?

2021-03-24 08:32:34 | 政治
たまに批判もしている三橋貴明さんの動画ですが、このような良い動画を上げてくることが多いので、その点、認めています

悪魔の方が優しく見える ウーバー・イーツの残酷なビジネスモデル [三橋TV第367回] 三橋貴明・高家望愛

このプラットフォームビジネスの問題というのは、どこの業界でも同じで、要するに独占企業が強くなりすぎるという問題点があるわけです
大きいところでは放送業界しかり、アマゾン、ビッグテックSNS(ツイッター、フェイスブック、LINE)しかりです
放送業界では、プラットフォームとして、電通という広告代理店が広告枠をほぼ独占しており、これがガンとなって他社が参入できない
という問題となっています
こういう寡占化の問題は、自由競争下ではえてして起こりがちになります

では、こうしたプラットフォームビジネスに、なにか規制をかければいいのか?ということですが、ここは慎重にするべきではないでしょうか?
私は、ウーバーのような「外に責任を取らないピンハネ企業」に対しては、対外責任を持たせることを検討すべきだとは思いますが
もっと肝心なことは、「規制よりも自由化」だと思うのです
タクシーとウーバー(プラットフォームで運営する白タク)の問題でもそうですが
基本的にはタクシー業界の「利益」と「権益」を優先するあまり、新規参入と新しいシステムの導入を拒んでいたのは確かだと思うのです

これが放送業界なら事は簡単です、放送事業法を改正し、新規参入をどんどん認めればいいわけです
アメリカのように50以上の放送局があれば、すべての放送局が特定の広告代理店の影響下に入ることは防げるわけです
地方局にもキー局化を認めて、自らの広告収入やNHKのような定期視聴料の徴収を認めればいいわけです
小さく分散させて、影響力をそぎつつ、いいものが残る形にするのが理想だといえるのではないでしょうか?
そういう意味では、プラットフォーム企業も、どんどん分化し、小さな企業がどんどん育っていく土壌を作る必要があると思います

政治家は常に国民のために何かをしようと考えて政治家になるわけですが
大体が、お金を出して何かをしようと考えます
しかし、政治の一番重要なものの一つに「自由の創設」という要諦があるように、私は思うのです
自由の領域を広げ、常に新しいイノベーションが起きてくる社会を良しとする
それでこそ、民間の資金需要が生まれ、経済が活性化し、創造的な社会が生まれるものだと思うのです

政治家はまず、国民に課せられた縛りを解きなさい
国民をできる限り自由にし、自らの自助精神で新しいものが生み出されやすくなるように、民間の自立を促すべきです
まかり間違っても、お金をばらまいてあらゆることに口を出すのが政治。。。なんてことは、考えるべきではない
私はそう思います
コメント
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