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人新世の「資本論」。。。途中感想

2021-03-08 14:27:48 | 政治
この人新世の「資本論」という書籍が書店でベストセラーになっているということで
パラパラとページをめくりつつ、衝動的に、興味本位で本書を購入した私ですが
正直、読み進めるのが辛いというか。。。とにかく内容が薄いので、耐えながら読むのに精神力がいるといいますか
このままだと嫌になって途中でやめてしまうかもしれないので、途中、ほかの内容のある本を入れながら最後まで読破しようとは思っています

なんといいますか、読みすすめている途中の感想なんですが、彼を説明する上手い言葉が見つかったので、ご説明しますと
一言で言うと、この著者の思考パターンは「単眼思考」なんですよ
著者の略歴を見ますと
斎藤幸平 1987年生まれ(現在34歳?)大阪私立大学大学院経済学研究科准教授。ベルリン・フンボルト大学哲学科博士課程修了。博士(哲学)。専門は経済思想、社会思想。
とあります

この若さでこの経歴なら、ある意味単眼思考も仕方がないのかな?と思います。
会社勤めの経験もなく、実経済を知らない人が哲学的にひとつの経済テーマを環境破壊という視点から突き詰めて考えた結果がこの思想になるのかな?と。。。

単眼思考というのは、視点が一方に固定されており、同じ事柄を上下左右、ときには裏から見るという
色んな角度から見る「複眼思考」的な見方の逆になります
この人の論説を拝見すると 資本家=悪 資本家から搾取されている人=被害者 という構図と
経済目標の設定=二酸化炭素増加=地球環境への致命的なダメージ という固定化された見方から始まっており
資本家・企業家=環境破壊活動家 という構図になり
もはやどうあっても、人間は原始時代にかえるべき、という結論になります
コテコテのマルクス思想と資本家否定主義をお持ちの方のようにお見受けします

参考になる部分がないとは言いませんが
ある意味、多感な青年時代に読むべき本ではないと思いますね
ある程度の齢と経験を重ねた複眼思考が備わって、物事を多角的に判断できる人ならともかく
短絡的な思考は、まさに環境左翼活動家への道まっしぐらですね

もうこれで書評はやめようと思います。。。あまり思想に深みがないので、軽く流し見で終えようと思います

コメント
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