インボイスの解説などを見ていると、まあ「益税」という言葉が色々とでてきて
インボイス制度は税の公平さを保つための正当な税制なのだ、という意見があるようですが
理論派の方々には、物事の本質の見えない人が多くて、本当に困ったものだと思います
まあ、よくよく考えれば分かることですが、インボイスを新たに導入した零細事業者には二つの選択肢があります
① 一つは、これから払うべき消費税分を価格転嫁せず、自らの負担とする
② もう一つは、これから払うべき消費税分を価格転嫁し、顧客の負担とする
結局、①は零細事業主の収入を低下させる。。。②は最終消費者の負担を増やす
ということで、結局、収入が増えるのは政府だけ、国民は収入減という事になります
結局、物事の本質が見えない人は政府の言い分に上手く載せられ、「いままで消費税を払っていなかった事業者にも公平に払わせるべき」
と言いながら、「コストプッシュインフレ」という事をちっとも考えられなかったわけです
結局、商品は高くなるの?安くなるの?とよくよく考えてみれば、インボイス制度が単なる増税だと理解できるはずです
それにもう一つ言いますとね。。。個人事業主の事務負担は半端じゃないわけですよ。。これが一番の弊害だと思いますね
なぜ税制を複雑にするか?と言いますとね。。。それは国民に「増税を感じさせない配慮」ということもありますし
まあ、「政府の職員を増やす」という、狙いもあるでしょう
このインボイス制度導入でね。。。新たに公務員の事務負担も増えるわけです
こうやって、政府は大きくなっていくわけですね。。。こういうのを「大きな政府」というんですよ
これまで必要のなかったところに、「事務負担を増やす」わけです
インボイスがコストプッシュである実例をあげますとね、今日、テレビでタクシー業者のインボイス導入のことをやっていました
普通の業種と違って、タクシー会社の場合は、「仕入れ」がないんですね。。。これはお分かりでしょうか?
小売業の場合は、仕入れがあって売り上げがあります。。。なので、インボイスを導入する正当性のようなものが多少あるわけですが
タクシー会社は仕入れがなく「すべて人件費」なんですね。。。運転手の人件費は税法上、消費税を払ったことにはなりませんので
運賃に、まるまる消費税を乗せて請求し、その消費税分をすべて税務署に税金として支払う必要があるわけです
テレビの説明によると、「インボイス記載のないタクシー領収書だと、会社経費として認められない可能性がある」そうですので
これは大変なことです。。。。タクシー会社としては2択しかありません
① 今までの運賃を据え置き、その中から10%を消費税としてお上に支払うか
② 今までの運賃に消費税分を上乗せし、その分をお上に支払うか
どちらにしても、タクシー会社には10%の税負担が発生するわけで、完全な増税なのです
余談ですが、三橋貴明さんなどは、政府は緊縮財政なので「小さな政府だ」として批判しているわけですが
こうやって、政府の「徴税権(税金を取る権利)」を増やすことこそ「大きな政府」だという事を知って欲しいと思います
そして、政府の「インボイス関連の法律もしくは省令」を実現させるために、専属の職員を増やすこと。。。これも「大きな政府」なのです
この辺の理解が不完全なので、「小さな政府=緊縮財政」「大きな政府=財政出動」と単純に考えている人が多くて、非常に難儀です(笑)
「政府を小さくしろ」と言っているのは、こういう「政府の権限を大きくするために増やす必要のある職員を減らせ」と言っているのです
「単純に公務員の数を減らせ=小さな政府」じゃないんですよね(笑)
一番わかりやすいのは、こうやって税務上の手続きを増やすことで、一般国民、一般企業の事務負担も大きくなるばかりか
専門の政府職員を増やす必要がある。。。これが、「大きな政府」の弊害だと言っているんです
むやみに余計な事務負担を増やすな。。。と言っているわけです
インボイスは単純増税です。。。そのことが見抜けない人は、もう少し物事の本質を見た方がいいと思います
結局、増税で良くなることなどないのですよ。。。国民の収入がそれだけ減る。。。という事なのですからね
それではまた
インボイス制度は税の公平さを保つための正当な税制なのだ、という意見があるようですが
理論派の方々には、物事の本質の見えない人が多くて、本当に困ったものだと思います
まあ、よくよく考えれば分かることですが、インボイスを新たに導入した零細事業者には二つの選択肢があります
① 一つは、これから払うべき消費税分を価格転嫁せず、自らの負担とする
② もう一つは、これから払うべき消費税分を価格転嫁し、顧客の負担とする
結局、①は零細事業主の収入を低下させる。。。②は最終消費者の負担を増やす
ということで、結局、収入が増えるのは政府だけ、国民は収入減という事になります
結局、物事の本質が見えない人は政府の言い分に上手く載せられ、「いままで消費税を払っていなかった事業者にも公平に払わせるべき」
と言いながら、「コストプッシュインフレ」という事をちっとも考えられなかったわけです
結局、商品は高くなるの?安くなるの?とよくよく考えてみれば、インボイス制度が単なる増税だと理解できるはずです
それにもう一つ言いますとね。。。個人事業主の事務負担は半端じゃないわけですよ。。これが一番の弊害だと思いますね
なぜ税制を複雑にするか?と言いますとね。。。それは国民に「増税を感じさせない配慮」ということもありますし
まあ、「政府の職員を増やす」という、狙いもあるでしょう
このインボイス制度導入でね。。。新たに公務員の事務負担も増えるわけです
こうやって、政府は大きくなっていくわけですね。。。こういうのを「大きな政府」というんですよ
これまで必要のなかったところに、「事務負担を増やす」わけです
インボイスがコストプッシュである実例をあげますとね、今日、テレビでタクシー業者のインボイス導入のことをやっていました
普通の業種と違って、タクシー会社の場合は、「仕入れ」がないんですね。。。これはお分かりでしょうか?
小売業の場合は、仕入れがあって売り上げがあります。。。なので、インボイスを導入する正当性のようなものが多少あるわけですが
タクシー会社は仕入れがなく「すべて人件費」なんですね。。。運転手の人件費は税法上、消費税を払ったことにはなりませんので
運賃に、まるまる消費税を乗せて請求し、その消費税分をすべて税務署に税金として支払う必要があるわけです
テレビの説明によると、「インボイス記載のないタクシー領収書だと、会社経費として認められない可能性がある」そうですので
これは大変なことです。。。。タクシー会社としては2択しかありません
① 今までの運賃を据え置き、その中から10%を消費税としてお上に支払うか
② 今までの運賃に消費税分を上乗せし、その分をお上に支払うか
どちらにしても、タクシー会社には10%の税負担が発生するわけで、完全な増税なのです
余談ですが、三橋貴明さんなどは、政府は緊縮財政なので「小さな政府だ」として批判しているわけですが
こうやって、政府の「徴税権(税金を取る権利)」を増やすことこそ「大きな政府」だという事を知って欲しいと思います
そして、政府の「インボイス関連の法律もしくは省令」を実現させるために、専属の職員を増やすこと。。。これも「大きな政府」なのです
この辺の理解が不完全なので、「小さな政府=緊縮財政」「大きな政府=財政出動」と単純に考えている人が多くて、非常に難儀です(笑)
「政府を小さくしろ」と言っているのは、こういう「政府の権限を大きくするために増やす必要のある職員を減らせ」と言っているのです
「単純に公務員の数を減らせ=小さな政府」じゃないんですよね(笑)
一番わかりやすいのは、こうやって税務上の手続きを増やすことで、一般国民、一般企業の事務負担も大きくなるばかりか
専門の政府職員を増やす必要がある。。。これが、「大きな政府」の弊害だと言っているんです
むやみに余計な事務負担を増やすな。。。と言っているわけです
インボイスは単純増税です。。。そのことが見抜けない人は、もう少し物事の本質を見た方がいいと思います
結局、増税で良くなることなどないのですよ。。。国民の収入がそれだけ減る。。。という事なのですからね
それではまた