久しぶりにちゃんとした日記を書くことにチャレンジします
ヨラム・ハゾニー著 ナショナリズムの美徳 は、あらためて名作だと思います
私たち戦後世代は、ナショナリズムというと、どことなく軍国主義であるとか、全体主義であるとか、そういうイメージを持ってしまいがちです
それは戦後教育の弊害が大きいということは、ほぼ間違いないでしょう
しかしながら、現実を見ると、ナショナリズムと軍国主義や全体主義は、”まったく関係がない”、というのが真実であるようです
また、私たちは、「自分の国の利益=国益」を考えることに、どことなく、利己主義的な恥ずかしさを感じるところがあります
しかしこれも、戦後教育の巧妙な”刷り込み”にすぎません
なぜそういうことが言えるのか、それを説明したいと思います
いま、EUなどは、ヨーロッパ統一政府というものを掲げているわけですが
この「統一政府」という考え方が、実は最近まで世界を包んでいた「グローバリズム」の目指す、究極の目標なんですね
国連のような、世界各国の上部に位置する「世界政府」を機能させ、各国政府を法的に縛り、世界統一政府を作ろうとしていた。。。
これが戦後グローバリズムの流れでした。。。この流れでできてきたのがEUヨーロッパ連合なのです
しかしこのグローバリズム。。。本当は、「姿を変えた帝国主義」そのものなんです
つまり グローバリズム=マイルドな帝国主義 なんですね
帝国主義は、パックスロマーナであるとかパックスアメリカーナなどという言葉で表現できるように
一国が世界を武力で統一して、宗主国の法律やルールを押し付けるが、被支配国がルールに従う限り安全も守る、というものなのです
帝国主義は、ルールに従わない国に制裁や罰則を加えて、一つの統一ルールに強制的に従わせます
一方のマイルドな帝国主義であるグローバリズムも、統一国家の定めた法律によって、各国を強制的に従わせます
マイルドな帝国主義の一つの例として、EUは、各国の独自通貨の発行権を禁止し、EU政府発行の統一通貨を使用させています
また、EUは移民を制限させないというルールを定め、各国に移民の自由化を強制的に促しています
これも統一政府による「統一国家内の人民はすべて平等」という考え方からくるものです
言い換えれば、自国民も不法移民も、ともに平等な統一国家の市民として扱え、というわけです
この世界統一国家の対極にあるのが「国民国家」という概念であり
この国民国家の意見を尊重することが「ナショナリズム」と呼ばれるものなのです
グローバリズムや帝国主義は、誰かが定めた一つのルールに全体を従わせる。。。その理由に異議をはさませない
という性質から見ると、実は「全体主義的」でもあるんです。。。相手を盲目的に従わせる、という意味で全体主義です
ナチスは全体主義でしたが、第三帝国というものを作ろうとしていました。。。その第三帝国こそが世界統一政府だった。。。
ということに気が付けば、ナチスは実は帝国主義であり、いまでいうところの「過激なグローバリズム」だったんです
一方の国民国家とは、一つの統一ルールで縛っているんじゃないんです
国民国家は、基本的には民族や宗教、道徳、文化、共通の歴史。。。こういう固有の文化、その地域の人たちのコンセンサスが元にあって
その地域の人々のコンセンサス(同意)のもとにルールが作られて国がまとまっていくのが国民国家なんです
だから帝国主義やグローバリズムとは似て非なるものなんですね
そしてね、ここからが重要なことなんですが、国民国家は、自国の文化や宗教、歴史といった文化を大切にするので
他国の文化も尊重する傾向があるんです
トランプ大統領はナショナリストであり反グローバリストでしたが、他国の政治の自由も尊重していました
「アメリカはアメリカファーストで行く、皆さんの国も自分たちの国を第一に考えるべきだ」
そういうことを言っていた背景には、国民国家的な文化や宗教を大切にする考え方が入っているのです
国民国家は、決して軍国主義にはならないんです
軍国主義になるのは帝国主義、グローバリズムなんです
ここを大きく誤解しているんです
一国の平和を作れば。。。パックスロマーナやパックスアメリカーナのような世界統一政府を作れば戦争はなくなる
これはグローバリストたちがよく使うロジックですが
そこには征服された国の悲劇が存在することもまた事実なのです
良い例が、中国共産党によるウイグル人への弾圧です
その地域地域の文化を尊重せず、すべてを少数の指導者の定めたルールで縛る
いま、アメリカのバイデン政権も、そのグローバリズム政権ですので、移民をどんどん受け入れて、アメリカそのものが壊れようとしています
世界を一つの国家にする。。。その目的にために動いている人々は、まさに国民国家アメリカの崩壊こそ、望むところなのでしょう
いま、そうした危機に瀕したアメリカ国民が、目覚め始めています
日本人が真にナショナリズムに目覚めるのは、いつになるのでしょうか?
ヨラム・ハゾニー著 ナショナリズムの美徳 は、あらためて名作だと思います
私たち戦後世代は、ナショナリズムというと、どことなく軍国主義であるとか、全体主義であるとか、そういうイメージを持ってしまいがちです
それは戦後教育の弊害が大きいということは、ほぼ間違いないでしょう
しかしながら、現実を見ると、ナショナリズムと軍国主義や全体主義は、”まったく関係がない”、というのが真実であるようです
また、私たちは、「自分の国の利益=国益」を考えることに、どことなく、利己主義的な恥ずかしさを感じるところがあります
しかしこれも、戦後教育の巧妙な”刷り込み”にすぎません
なぜそういうことが言えるのか、それを説明したいと思います
いま、EUなどは、ヨーロッパ統一政府というものを掲げているわけですが
この「統一政府」という考え方が、実は最近まで世界を包んでいた「グローバリズム」の目指す、究極の目標なんですね
国連のような、世界各国の上部に位置する「世界政府」を機能させ、各国政府を法的に縛り、世界統一政府を作ろうとしていた。。。
これが戦後グローバリズムの流れでした。。。この流れでできてきたのがEUヨーロッパ連合なのです
しかしこのグローバリズム。。。本当は、「姿を変えた帝国主義」そのものなんです
つまり グローバリズム=マイルドな帝国主義 なんですね
帝国主義は、パックスロマーナであるとかパックスアメリカーナなどという言葉で表現できるように
一国が世界を武力で統一して、宗主国の法律やルールを押し付けるが、被支配国がルールに従う限り安全も守る、というものなのです
帝国主義は、ルールに従わない国に制裁や罰則を加えて、一つの統一ルールに強制的に従わせます
一方のマイルドな帝国主義であるグローバリズムも、統一国家の定めた法律によって、各国を強制的に従わせます
マイルドな帝国主義の一つの例として、EUは、各国の独自通貨の発行権を禁止し、EU政府発行の統一通貨を使用させています
また、EUは移民を制限させないというルールを定め、各国に移民の自由化を強制的に促しています
これも統一政府による「統一国家内の人民はすべて平等」という考え方からくるものです
言い換えれば、自国民も不法移民も、ともに平等な統一国家の市民として扱え、というわけです
この世界統一国家の対極にあるのが「国民国家」という概念であり
この国民国家の意見を尊重することが「ナショナリズム」と呼ばれるものなのです
グローバリズムや帝国主義は、誰かが定めた一つのルールに全体を従わせる。。。その理由に異議をはさませない
という性質から見ると、実は「全体主義的」でもあるんです。。。相手を盲目的に従わせる、という意味で全体主義です
ナチスは全体主義でしたが、第三帝国というものを作ろうとしていました。。。その第三帝国こそが世界統一政府だった。。。
ということに気が付けば、ナチスは実は帝国主義であり、いまでいうところの「過激なグローバリズム」だったんです
一方の国民国家とは、一つの統一ルールで縛っているんじゃないんです
国民国家は、基本的には民族や宗教、道徳、文化、共通の歴史。。。こういう固有の文化、その地域の人たちのコンセンサスが元にあって
その地域の人々のコンセンサス(同意)のもとにルールが作られて国がまとまっていくのが国民国家なんです
だから帝国主義やグローバリズムとは似て非なるものなんですね
そしてね、ここからが重要なことなんですが、国民国家は、自国の文化や宗教、歴史といった文化を大切にするので
他国の文化も尊重する傾向があるんです
トランプ大統領はナショナリストであり反グローバリストでしたが、他国の政治の自由も尊重していました
「アメリカはアメリカファーストで行く、皆さんの国も自分たちの国を第一に考えるべきだ」
そういうことを言っていた背景には、国民国家的な文化や宗教を大切にする考え方が入っているのです
国民国家は、決して軍国主義にはならないんです
軍国主義になるのは帝国主義、グローバリズムなんです
ここを大きく誤解しているんです
一国の平和を作れば。。。パックスロマーナやパックスアメリカーナのような世界統一政府を作れば戦争はなくなる
これはグローバリストたちがよく使うロジックですが
そこには征服された国の悲劇が存在することもまた事実なのです
良い例が、中国共産党によるウイグル人への弾圧です
その地域地域の文化を尊重せず、すべてを少数の指導者の定めたルールで縛る
いま、アメリカのバイデン政権も、そのグローバリズム政権ですので、移民をどんどん受け入れて、アメリカそのものが壊れようとしています
世界を一つの国家にする。。。その目的にために動いている人々は、まさに国民国家アメリカの崩壊こそ、望むところなのでしょう
いま、そうした危機に瀕したアメリカ国民が、目覚め始めています
日本人が真にナショナリズムに目覚めるのは、いつになるのでしょうか?
自分は福祉に関わっていますが、人から社会福祉とは何かと聞かれた時に、その人がその人らしく生きれる様にすることと答えています。とても共感しました。
また、記事を楽しみにしています。ありがとうございました。
いつもご支援有難うございます
すこしだけ私なりにアレンジはしましたが、ナショナリズムの美徳という書籍に書いてあることが、素晴らしく、どうしても書きたくなったんです
私は、この本を読んだことで、日本も健全なナショナリズムを持つべきだとなおさら確信しました
読んで損はない書籍だと思います
コメント、ありがとうございました