前回の続きです
この人、読み進めるといいことも言っているんですけどね
結論から言うと間違っていると思います
何が間違っているかというとね。。。
日本人の所得が低いのは生産性が低いからだ。。。ということ、これはその通りですね
だから特に生産性の低い中小企業を改革しましょう。。。と言っているが、ここは間違いですね
まずこの方はこうおっしゃられています
日本では中小企業向けに政府が補助金等を出して生産性をあげようとするが、その試みはダメである
と。。。なかなかいいこと言いますね、その通りだと思います
政府の補助金の一番ダメなところ、それは「ひも付き」であるということです
例えば、以前建設業向けに時短奨励金のようなものがありました
社員の労働時間を週40時間とする労務協定を作って実施すれば、建設機械に数十万円補助する
このような類の補助金です
私などは思っていたことですが、たかだか数十万円のことで、おまけと手続きが複雑すぎます
こういうのは、確かに無茶な長時間労働を防止するという大切な観点はあるわけですが
社会全体が好景気になってくれば、従業員はより良い職場へ転職できるわけであり
結局、労務環境を改善させる最善策は、景気をよくすること。。。なんですよ
それよりも、建設業への景気対策で言えば、私が個人的に良いと思ったのは、建設機械の特別償却です
これは建設業への景気対策として、建設業者が機械などを設備投資をする際、機械の償却年数を短くできるというものでした
機械の償却年数を短くすれば、儲けている建設会社は設備投資しながら節税ができるわけで
生産性を高めながら企業体力を強め、建設機械メーカーなども潤う、というものでした
具体例をあげましたが、お気づきでしょうか?
中小企業の生産性を高めたければ、税金を安くすることと設備投資が同時にできることがベストなのです
これは鉄工所などでも同じことでしょう
最先端の機械を入れさせようとすれば、なにか税金を安くする方法を考えればいいのです
今なら強制的に取られる税金があるじゃないですか。。。消費税ですよ
省力化と生産性を高める最先端の機械を入れたら消費税を0%にし、おまけに特別償却ができる
このように税金を安くするような制度を作ればいいんですよ。。。どうせ消費税取られているんだから
これぞ、小さな政府の発想であり、生産性を高める構造改革ですよ
だけど、アトキンソン氏の発想はそうじゃないんですね
中小企業に負荷をかけて、強制的に賃金を引き上げようとしている
分かっていないのは、中小企業にとっても大企業にとっても、労務費や賃金の値上げは「コスト」だということです
賃金を強制的に引き上げれば、ひどい時には倒産、良くても首切りです
政府が民間企業に何かをさせよう。。。としてはいけないんですよ、基本的にね
そりゃ最低限守るべきルールはありますが、政府の規制は最低限にし、社会全体の底上げをすべきなんです
アトキンソン氏が勘違いしているのは、「政府は何もしない方がいい」のではなく
中小企業に税務上のメリットを与えたり、資金借り入れの面でサポートをしながら
無駄な規制を排除していく。。。賃金にも注文をつけない。。。ことが大事なんです
賃金は、社会構造の変化に伴って改善されてくる。。。結果そうなることが肝心だということなんです
政府が計画的にやっていいことじゃないと知る必要があります
アトキンソン氏が間違っているのは、中小企業を補助金で甘やかさないのはいいとしても
中小企業に圧力や規制をかけることで生産性が上がると考えていること自体が間違いなんです
社会全体の規制や重税を取り除いた結果、社会情勢が上向き、「結果的に」生産性が上がる
生産性が上がるのは。。。社会の底上げの結果でしかないということなんですよ
菅総理にも教えてあげたい。。。政府が規制をかけるぐらいなら
むしろ「何もしない方がいい」んですよ
この人、読み進めるといいことも言っているんですけどね
結論から言うと間違っていると思います
何が間違っているかというとね。。。
日本人の所得が低いのは生産性が低いからだ。。。ということ、これはその通りですね
だから特に生産性の低い中小企業を改革しましょう。。。と言っているが、ここは間違いですね
まずこの方はこうおっしゃられています
日本では中小企業向けに政府が補助金等を出して生産性をあげようとするが、その試みはダメである
と。。。なかなかいいこと言いますね、その通りだと思います
政府の補助金の一番ダメなところ、それは「ひも付き」であるということです
例えば、以前建設業向けに時短奨励金のようなものがありました
社員の労働時間を週40時間とする労務協定を作って実施すれば、建設機械に数十万円補助する
このような類の補助金です
私などは思っていたことですが、たかだか数十万円のことで、おまけと手続きが複雑すぎます
こういうのは、確かに無茶な長時間労働を防止するという大切な観点はあるわけですが
社会全体が好景気になってくれば、従業員はより良い職場へ転職できるわけであり
結局、労務環境を改善させる最善策は、景気をよくすること。。。なんですよ
それよりも、建設業への景気対策で言えば、私が個人的に良いと思ったのは、建設機械の特別償却です
これは建設業への景気対策として、建設業者が機械などを設備投資をする際、機械の償却年数を短くできるというものでした
機械の償却年数を短くすれば、儲けている建設会社は設備投資しながら節税ができるわけで
生産性を高めながら企業体力を強め、建設機械メーカーなども潤う、というものでした
具体例をあげましたが、お気づきでしょうか?
中小企業の生産性を高めたければ、税金を安くすることと設備投資が同時にできることがベストなのです
これは鉄工所などでも同じことでしょう
最先端の機械を入れさせようとすれば、なにか税金を安くする方法を考えればいいのです
今なら強制的に取られる税金があるじゃないですか。。。消費税ですよ
省力化と生産性を高める最先端の機械を入れたら消費税を0%にし、おまけに特別償却ができる
このように税金を安くするような制度を作ればいいんですよ。。。どうせ消費税取られているんだから
これぞ、小さな政府の発想であり、生産性を高める構造改革ですよ
だけど、アトキンソン氏の発想はそうじゃないんですね
中小企業に負荷をかけて、強制的に賃金を引き上げようとしている
分かっていないのは、中小企業にとっても大企業にとっても、労務費や賃金の値上げは「コスト」だということです
賃金を強制的に引き上げれば、ひどい時には倒産、良くても首切りです
政府が民間企業に何かをさせよう。。。としてはいけないんですよ、基本的にね
そりゃ最低限守るべきルールはありますが、政府の規制は最低限にし、社会全体の底上げをすべきなんです
アトキンソン氏が勘違いしているのは、「政府は何もしない方がいい」のではなく
中小企業に税務上のメリットを与えたり、資金借り入れの面でサポートをしながら
無駄な規制を排除していく。。。賃金にも注文をつけない。。。ことが大事なんです
賃金は、社会構造の変化に伴って改善されてくる。。。結果そうなることが肝心だということなんです
政府が計画的にやっていいことじゃないと知る必要があります
アトキンソン氏が間違っているのは、中小企業を補助金で甘やかさないのはいいとしても
中小企業に圧力や規制をかけることで生産性が上がると考えていること自体が間違いなんです
社会全体の規制や重税を取り除いた結果、社会情勢が上向き、「結果的に」生産性が上がる
生産性が上がるのは。。。社会の底上げの結果でしかないということなんですよ
菅総理にも教えてあげたい。。。政府が規制をかけるぐらいなら
むしろ「何もしない方がいい」んですよ