安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

安全で暮らしやすい日本をつくりたい
そんな想いを綴っていくブログにしたいと思います

参政党と幸福実現党

2022-07-03 01:47:13 | 政治
今回の日記、少し長くなるかもしれません、というのも、このテーマはすごく重いテーマであるからです
今日のテーマは、この両党の本質的な違いを、私なりに深いところから分析してみようという試みです

参政党、なかなか勢いがありますね
ユーチューブの動画で出てきたんですが、参政党さんは党員7万人を超え、10万人に迫る勢いとか。。。凄いですね
同党のコンセプトは「みんなが参加する党」という事らしいので
おそらくは党員登録も、「クラウドファンディング」の延長のところがあるのだろうと思います
要するに、党員になる人にとって、「日本の未来への投資」と言う意味があるのでしょう
草の根運動が結果を出すにおいて、この制度は非常にいい制度だと思います

私は不思議に感じてたんですが、私は時々、参政党の松田学さんの動画を拝聴しているんですが
この方の話を聞いて、これほどまで視聴者が熱狂するとは思えなかったので、その人気の本当の秘密を知りたいと思いました
神谷氏のインタビューなどを見ても、まあ良いことを言ってはいるのですが
「それほどのカリスマが彼にはあるの?」と、そのときは不思議に思っておりました

それで、参考になればと思い、参政党の出版書籍の「試し読み」を読んでみたんですが
そうしたら、理由が分かりましたよ。。。前書きを読んだだけで、霊的なエネルギーをひしひしと感じました
私は多少霊感体質なので、言葉のエネルギーを、敏感に感じ取ることがあります
他人の語る言霊の力と言うものが、よくわかる体質だと自分では思っています
だからインタビューの時の彼の動画は、きっとパワーを抑えてたんでしょうね

そしてもう一つ感じたこと、それは彼がよく勉強をしており、マネジメントまで、ある程度理解しているという事でした
「れいわ新選組」の山本太郎氏の場合は、どちらかという個人のカリスマに頼る「教祖型」で
こういう人の場合、マネジメントの分かる人が参謀につけば、組織はある程度まで大きくなる可能性はありますが
逆に参謀がいなくて、彼のカリスマ頼みの場合は、ある程度のところで組織の成長は止まると思います
逆に、参政党の場合は、これからの運営次第ですが、党として大きくなる可能性は秘めていると思います

そしてもう一つ述べておきたいことは、それは彼の書籍に書かれていた「ある言葉」が目にとまりました
「神様は乗り越えられない試練を与えない」という言葉です
この言葉は、私が知っている限り、大川隆法総裁が初期の頃によく使っていた言葉です
恐らくは、神谷氏は大川総裁の書籍を読んで影響を受けているのだろうと思います
だから、特定の宗教かどうかは知りませんが、信仰心もあるのだろうと思います

こうした事が言えると思います
方や幸福実現党ですが、創始者の大川隆法総裁についてですが
カリスマ性という意味で言えば、これは申し訳ないが神谷氏は大川総裁に及ばないと率直に思います
今の段階でそうは見えないかもしれませんが
もし、大川総裁が宗教法人の総裁ではなく、政治団体を個人で立ち上げたとしたら
恐らくは、すでに自民党に代わる責任政党となっていただろうと思います
そのぐらい、日本での「宗教」というハンデは重いものがあります

ではなぜ幸福実現党は、わざわざ不利な「宗教政党」の看板を掲げているのか?
そこが多くの方には疑問なのであろうと思います
初期の頃には、「宗教の宣伝だろ」とよく言われていました、しかしそれは間違っています
この13年というもの、散々敗北を続けてきて、それで宣伝になってる。。。と思う人はいないはずです
ではなぜなのか?多分、本当に疑問に思うでしょう。。。
わざわざ高い費用をかけて、10年以上戦い続けている理由は何なのでしょうか?

後世に名前を残したいから?
いや、それも違いますね。。。名前を残したいだけなら、わざわざ不利な「宗教政党」を自分から名乗ったりしません
しかも、マスコミがまったく取り上げないような保守の政策を掲げて「日本防衛のために核武装すべき」とか「原発を動かせ」とか
言うはずはありません

私が思うその理由は一つしかありません
それは、「本来、宗教は人間の精神の根本的な基盤となるものであり、それを否定するところからは真実の政治も生まれない」
ということを示さなければならないからだと思います

ギリシャの哲学者プラトンは、理想の政治のあり方を説いた「国家」という書物の中で
イデアの世界、つまり人間の死後の世界が実際にあることを示し、人間には生まれ変わりがある、ということを説きました
理想の政治を説いたその書籍の中で、人間の死後の世界を語る。。。これは矛盾しているようにも見えますが
参政党の神谷氏が書籍にも語っている「真」「善」「美」というものは、すべて元はイデア(死後の世界)にあり
人間が汚辱まみれのこの世界に生まれてくる理由は、あえて厳しい環境の中で「真」「善」「美」を見つけ出すことに
人間として生まれてくる意味がある、学ぶべきものがある、とプラトンは語っているのだと思います

参政党の神谷氏は「真」「善」「美」という言葉を自らの書籍に書き、参政党の理念として語っていることから
宗教的素養の深さを感じますが、しかし彼は信仰というものを表には出しません、ですが幸福実現党は信仰を表に出しています
それは参政党と幸福実現党の使命が大きく違うからです
そして幸福実現党は今回、政策の中で「勤勉革命」ということを訴えています
「勤勉革命」の元にあるのは宗教的精神です
人間は霊の世界からなぜ生まれてくるのか?それは魂の修行のためである。。。ということを受け入れるからこそ
「勤勉に働くことが大事なのだ」、という事を受け入れることができます

及川幸久さんが街宣で語ることに、アメリカの保守派はエバンゲリカル(evangelical キリスト教福音派)がバックボーンにある
という話がありますが、エバンゲリカルは聖書主義であり、聖書を読んで学ぶ人たちの集まりです
いまでこそ、形だけ教会に通う人が多くなり、道徳的に乱れているアメリカですが
アメリカが建国された当時は、敬虔な福音派、プロテスタントがたくさんいました
マックスウェーバーが「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」で指摘したのは
敬虔なプロテスタントたちが、聖書を読んで、勤勉に働くことを道徳として受け入れたからこそ
アメリカは資本主義が発達した面があるわけです
結局、日本が生まれ変わるためには「宗教的な倫理観と資本主義の精神」、この二つが必要だという事なんです

私も及川幸久さんも、そして釈量子さんも、他の幸福実現党の候補者も、みんなそのことはきちんと理解しています
参政党にはぜひ頑張っていただきたいと思います
ですが、日本を本気で変えたい、生まれ変わらせたいと思うなら
どうか幸福実現党を応援してください。。。よろしくお願いいたします
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久しぶりにロシアの話題もかねて

2022-07-03 01:19:00 | 政治
日本のマスコミはいつになったら真実を報道するのだろう。。。と思って黙って見ていますが
残念なことに、いまだにロシアーウクライナ戦争について、ありえない白痴ぶりをさらしています
私は及川さんと同じく、すでにウクライナ紛争は決着済み。。。ロシアの完勝で終わっており、戦後処理にかかっていると思っています
なので、もうロシアについて語ることもなくなっているわけですが

いま、参院選で自民支持を呼びかけている自民党の青山繁晴さん?
この方も、情報通だと言われていますが、はっきり言って、ウクライナ紛争の何を見ているのでしょうか?
はっきり言って、間違ったことを国民に伝えて、国政の方向性を誤らせているだけに見えますがね
少なくとも、国を本気で憂うなら、ウクライナ紛争でアメリカに右へならえ一辺倒だったはずはありませんよ
もっと賢く立ち回るように進言したはずです
この方が政治家になった時、本当は期待しただけに、残念ですね
青山さんは「消費税は減税すべきですが、野党では減税を実現することはできない」と、演説で語ったりしているようですが
本気でこの国が減税すべきだと思うなら、「今回は自民公明には一切投票しないでください」ぐらい言ったらどうなんでしょうかね?
本当に身を切るというのは、そういう事じゃないですか?

自分が自民党をクビになるだけじゃなく、たとえ政治生命を絶たれたとしても、国を思う心があるならそうすべきですね
吉田松陰先生なら、自分が身を切られることで国が生き残ることができるなら、必ず自ら死地を選ぶでしょう
今回は自民党が負けてもいいんですよ、だって、参議院で負けても、岸田の首が飛ぶだけで終わりですからね
本気で自民党を改革する気なら、何にも変わらない自民党の議席を増やすのは論外です
しっかりと、「なんで今自民党を応援してはいけないか?」を支持者に丁寧に訴えるべきです
私は、忖度なのか何なのか知りませんが、ウクライナ問題で判断を間違えた青山繁晴さんを、当分信用することはないでしょう

神社チャンネルさんのユーチューブをご紹介します
神社チャンネルさんは偏見がなくていいですね


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やはりご紹介せざるを得ないでしょう

2022-07-02 02:12:45 | 政治
私としても、やはり及川幸久さん、釈さんの応援をしている以上、政見放送はご紹介せざるを得ないでしょう

そしてこれが本日の政見放送ライブです


実はこの後にも、ニコニコ生放送で大変興味深いゲストとの対談があったのですが、本当に面白かったです

さて、私は及川さんが多くの方の質問に答えているのを見て、心から同意するものがありました
多くの方は多分誤解をしていると思いますので、私も本心で語っておきましょう
私が「この人にはどうやっても勝てない」と本心から感じる人は、実は「大川隆法総裁」ただ一人です
同時代人で「立派だな」と思う人は沢山いますし、相当な努力を積み重ねている人もいらっしゃって、心から尊敬できるんですが
その人たちであっても、やはり一つの分野のエキスパートであって
突出しているところもあれば、やはり見識に欠けているのを感じる部分もあります。。。それは及川さんでもそうです

しかし、大川総裁について語るとすれば、この方の奥はどこまで深いのか?本当に底が知れないといいますか。。。
正直、大川総裁の全体像が私にはまったくつかみきれないのです。。。そのぐらいの懐の深さと存在感の大きさを感じます
及川さんが、大川総裁のことを師匠と呼んでいますが、本当に大川総裁は教師そのものであり
3000冊以上の書籍と数千回の説法をされておりますが、それを学んでいるうちに、知らない間に見識が高くなってくるのです

見識が高くなってくる、というのはどういうことかと言うと、これは私が偉いという事では決してなくて
大川総裁の教えを聞いているうちに、例えば、巷にある学者や識者の本を読んでも、彼らの動画を見ても
その方の思想がどれだけ深いか浅いか、どこに普遍性があってどこに欠点があるのか、それが不思議と見えてくるのです
例えば、三橋貴明さんや藤井聡先生などの経済学者、経済評論家の方たちは確かに見識の高い方ですが
彼らの語るMMT経済理論を最初に見た時から、私には違和感がありました
違和感とは、「彼らの言っていることをそのまま推し進めると、日本は悪い方向に行くかもしれない。。。」というものでした

確かに理論としては正しいように見えるし、間違ってもいないと思うのですが、MMT理論には「普遍性」が欠けているのです
お金をいくら刷ろうが人は豊かになることはない、人が豊かになるのは勤勉の精神、つまり精神の豊かさによる
これが普遍的に見た豊かさの本質だと思います
人が勤勉でない限り、お金をいくら刷ろうが、それはお金の価値を下げていることにしかすぎません
そのことは多分、私が大川総裁から数多くの教えを学んできたからこそ感じることなのだと、今では確信しています

前回の日記で書いた、ベネディクト・アンダーソン氏の「想像の共同体」という書籍についても少し触れておくと
出版資本主義によって、一つの言語によって書かれた書籍に感化を受けて国家が出来上がった
と言う思想は、まあとても浅薄に感じます
私は宗教や哲学などに流れる普遍的な真理こそが、多くの人に深く影響を与えているものであって
単なる出版資本主義、つまりお金儲けのことだと思いますが、単なる商業主義のお金儲けが人を感動させ、人を説得し
多くの人を動かして国家を作った。。。などという事はちょっと信じられないですね
多くの人が聖書を読み、仏典を紐解き、人間としての普遍的な善悪を学んできた
それを出版事業と言うなら、そうした「人を啓蒙する良書」が大きな影響を与えたという面も確かにあると思います
まあ同書を読んでいない身で、これ以上のことを語ることはやめておきますが

そういう意味で、旧約聖書の成立に触れ、モーゼの出エジプトや建国のエピソードなどにも触れて
国民国家の源流を探ろうとしている分、「ナショナリズムの美徳」に見る著者ヨラム・ハゾニー氏の見識は高いものがあると感じます
そういうことが分かる監修者の中野剛志氏や三橋貴明氏もまた、見識の高い方なのだと思います

話が思わずそれました
とにかく、及川さんの所属する幸福実現党は、考え方の軸がブレない政党です
それは、「普遍的な心の教え」からすべてが出発し、政策の根底にある思想が普遍性を伴っているからです
質問には、「教祖が右へならえを唱えたら、信者は右を向くのか?」というのがありましたが
そういうことはあり得ません
それは、これまでずっと普遍的な教えを説き続けてきた大川総裁が、自分の利得のために教えを曲げることなど考えられませんし
10年以上、長い人は30年以上教えを学んできた人たちは、大川総裁の方針がもし変な方向に変わるようなことがあれば
すぐに違和感に気が付くからです

とにかく、一度幸福実現党、そして及川幸久さん、釈量子さんを信頼してみてほしいと、心からそう思います
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「想像の共同体」について思う事

2022-07-01 11:26:52 | 政治
ベネディクト・アンダーソンという人の書いた「想像の共同体」を読め、というコメントをいただきました
正直、人生の時間は有限なので、「何を読むべきか?」も、限られた人生の中では重要だと私は考えています
なので、このベネディクト・アンダーソン氏を特徴づける思想の核心部分について解説されているものを見て
まずは読むかどうかを判断しようと思いました

この人が発見したとされる国民の特徴として、「出版資本主義」というものがあります
「歴史的にみて、出版資本主義が一つの言語”だけ”を知る多くの読者を創出してはじめて、相互の了解の重要性をもつにいたった」
要するに、国民という概念が生まれるためには、実際に一つの言語で書かれた出版物が重要な役割を果たしている
ということのようです
この「出版資本主義」という言葉は、ベネディクト・アンダーソン氏の造語のようで、何とも分かりにくい概念ですが
言わんとするところは分かります

難しいことを長々と語ることをは本意ではないので簡潔に書きますが
ただ、私としては、国家の成立以前に、「ネイション(同じ部族や民族の集合体)」が成立し
また、複数のネイションが戦争などの歴史を乗り越えることで共同体意識が芽生え、徐々に国家としての体をなしてきた
その過程において、共通の言語による出版物によって、その地域の共同体意識がさらに醸成され
近代国家の国家防衛や外交の必要性から、国家が成立してきた、と見るのが自然ではないかと思います

確かに、出版物を読んで影響を受けた人々の文化的影響によって「想像上の国家」が創られてきた
とするアンダーソン氏の意見は、もっともな部分もあるわけですが
それを知ったところで、なにか重要な意味があるのかと問われると、はて、どうだろう?と思うわけです
それに出版物の影響だけで、人が国家という共同体を作れるものなのか?と素直な疑問もあります
正直、あまり読む価値はないかな。。。と思う自分がいますので、時間があれば、という事にしておきたいと思います

今日はここまでとしておきます
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

勤勉な国民こそ通貨の信用を支えるものです

2022-07-01 03:19:15 | 政治
最近は本当に「政府が財政出動すれば国は豊かになるんだ」という意見が反乱しています
私はこれは考え方が逆なのではないかと思います
本当は、勤勉な国民がいるから国が豊かになるわけです
ここは繰り返して主張しておきたいと思います

今日は久しぶりにリチャード・ヴェルナーの「円の支配者」という著作を読んでおりました
こういう名著というものは、時間が経過しても色あせないものがあります
なぜそうなのか?というと、やはり私が考えますに
書籍の中に流れる考え方の道理、筋道に、普遍的なものが流れているからなのだろうと思います
そして、最初に読んだ時よりも、数年たって読んだ時、年齢を重ねて読んだ時に、その書籍をどう感じるか?は変わってきます
だから、気になる本、重要な本は、時折読み返す必要があると思います
そうすることで、数年前に読んだ時には感じなかった部分に、実は重要な論点があるのを発見したりもしますし
逆に、著者の解釈に稚拙な部分を発見できたりもします

今回、ヴェルナーを読んで重要だと思ったのは
いま主流の欧米的な経済学・経営学は、日本では明治時代にすでにあったという事です
明治時代には、すでに欧米的な市場経済の価値観は日本に輸入されており
それが「日本型」と呼ばれる経済・経営体制に切り替わったのは、実は第二次世界大戦中のことでした

その当時の日本の政治家はとても頭がよく、欧米型市場経済の問題点を的確に見抜いていました
大企業の利害関係者の中で、国家の高度成長を阻害する存在がいる。。。それが「株主」だと見抜いたのです
企業が成長するためには優秀な経営者と優秀な従業員は欠かせませんが
逆に株主は、「経営者に対し、短期的な利益を上げて配当を出す」ことを要求する存在でした
それが経営者や従業員の考え方と利益相反し、企業の利益をかすめ取っていて、成長する力を削いでいたことに気が付いていたのです

先日、及川幸久さんのある動画を見ていると、そのことに触れていました
つまり、1990年代の後半から2000年代にかけて、まあ小泉竹中政権あたりですが
このあたりの政治家が、株主の権限を大きくして、海外の投資家の資金を日本企業に引き入れると同時に
投資家が企業の経営者にうるさく口を出すことができるような権限を、法改正で株主に与えました
それからですよ。。。日本の従業員の賃金をカットするために、非正規雇用社員をたくさん雇い始めたのは
経営者もまた、株主には逆らえず、経営の合理化をせざるを得なくなりました
これが、日本人の平均賃金を引き下げている大きな原因の一つです

最後に、及川幸久さんの勉強会の動画をアップします
この回は「賃金」についてです

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする