そばかす(2022年製作の映画) 上映日:2022年12月16日製作国:日本上映時間:104分
監督 玉田真也
脚本 アサダアツシ
主題歌/挿入歌 三浦透子
出演者 三浦透子 前田敦子 伊藤万理華
監督 玉田真也
脚本 アサダアツシ
主題歌/挿入歌 三浦透子
出演者 三浦透子 前田敦子 伊藤万理華
良かったぁ。セリフがずっと良かった。
どんどん話が展開していってもうラストではと思うシーンが来てもそこからまだまだメリメリと物語が進んでく。
この映画に出会うべき人にきちんと出会ってほしい。
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【作り手】
映画何作ろう
LGBTQとかいっとくか
(ちょっと調べて)なんか不幸そうだから不幸に描いとこ
【観客】
泣いた感動した役者最高!
【役者】
栄誉ある賞をいただき感謝します
【当事者】は?
っていう映画じゃないっ!
そんな映画ではない!
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脚本はアサダアツシさん。素晴らしいですね。
まだ描かれていないアセクシャル・アロマンティックを持ってくることにも覚悟が必要だろうし
題材に対するリスペクトがハンパない。
リスペクトがあっても熱意と技能がなければムリ。
全てが揃っている。。
すごいアサダアツシ。。
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この映画がアセクシャル・アロマンティックの全てを掬いきれているのかはわからない。
それは当事者の声を聞かなきゃいけない案件。
外の人間が査定しきっていいことではなさそう。
だからもっと何度も描かれていくべきですね。
「こういうアセクシャルのひともいるんだね」
「人によって違うよね、そりゃそうか」
「でも共通の悩みはあるかも」
ってなるにはまだまだ描かなければ。
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ネタバレは以下に。
前田敦子と二人暮らし始めそうになったとき、「あ、そういうオチかぁ」と心配になった。
女性同士の連帯かぁ。
女性同士の連帯かぁ。
大事なことだけどアセクシャル・アロマンティックと結びつけていいのかな…と。。
しかしさすがのアサダアツシ。
しかしさすがのアサダアツシ。
前田敦子は同棲に最初からそれほど乗り気ではなかった。 そして前田敦子の結婚により同棲話は消滅。
ま、唐突感は否めない。。
ま、唐突感は否めない。。
三浦透子は前田敦子の結婚を祝う。
結婚に興味ないからって結婚したくて結婚する人を白い目でみたりはしない。 (そういう人もいるかもしれないけど、それはアクシャルじゃなくてもいる)
結婚に興味ないからって結婚したくて結婚する人を白い目でみたりはしない。 (そういう人もいるかもしれないけど、それはアクシャルじゃなくてもいる)
この映画の惜しい点。あのチェロの演奏が。。。音はプロの演奏家の方なんだけど。。
で、児童館の新入りとして入ってきた北村匠海。
クールな男子。
三浦透子を映画に誘う。同じ映画館で別の映画観る。
クールな男子。
三浦透子を映画に誘う。同じ映画館で別の映画観る。
「終わったら集合しましょう」 映画終わって 「なんで私を誘ったんですか」と三浦透子。
北村匠海はシン・シンデレラのデジタル紙芝居を観ていた。 「自分と同じ人がどこかで生きてるんだって。」的なことを言う北村匠海。
あの時空気に負けて中断したシン・シンデレラ。
でも誰かに届いていた。
作って発表するってことはエネルギーの消耗も多いけど、遠くの誰かと繋がれてお互いエネルギーチャージができる。
手持ちカメラで画面がブレブレ。
イキイキした画面。
三浦透子走る。走る。笑顔。私全然生きていける。
でも誰かに届いていた。
作って発表するってことはエネルギーの消耗も多いけど、遠くの誰かと繋がれてお互いエネルギーチャージができる。
手持ちカメラで画面がブレブレ。
イキイキした画面。
三浦透子走る。走る。笑顔。私全然生きていける。
終わり