王国(あるいはその家について)(2018年製作の映画)製作国:日本上映時間:150分
監督 草野なつか
脚本 高橋知由
出演者 澁谷麻美 笠島智 足立智充 龍健太
監督 草野なつか
脚本 高橋知由
出演者 澁谷麻美 笠島智 足立智充 龍健太
「私たちの王国を間違った出来事だと思わないでください」
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面白かったぁ。映像素晴らしい。
僕は演技についてのアカデミックな考察はまっっっったくできないし、、
アカデミックな考察をされているレビューを読んでもほぼ意味がわからないレベルのことをやっているんですけど、、
シンプルにずっとサスペンスフルで面白かったです。
映画の本読みとリハーサルが繰り返されるので、
同じシーンが何回もやってくるんだけど
映像の素晴らしさもあって
繰り返すほどにサスペンス性が増すと言う、
割と奇跡的な成功を収めてるんじゃないですかね。
計算でやろうとして達成できるレベルのものではないと思うんですが。。
観る機会があったらぜひ喰らいついて見てくださいな!
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排他的な〝王国〟を持つことで強烈に結び合っていた2人
前作『螺旋銀河』ではタイプの違う2人の女性が同化していく様子が描かれていて、
今作でも、共通認識としての(とても排他的な)〝王国〟を持っている幼馴染の2人の女性が描かれている。
排他的な〝王国〟を持つことで強烈に結び合っていた2人だったけど
1人が結婚し夫と娘を得たことで2人の王国は過去の思い出となってしまった。
東京と地元に離れ離れで暮らしていた彼女らだったが、一人が心を病んだことで地元に戻り、2人の関係は再開する。
どちらにとっても過去のものとなっていた王国だが、
確かに過去には存在し今もあるかもしれない王国を追う1人と、
現在は夫と娘との3人家族の暮らしがあり彼女との王国どころか今の家族とも〝王国〟という概念さえ不必要になってしまった1人。
そして起きてしまった幼女殺人事件。
1人は何故幼馴染の娘を殺してしまったのか。
それを遡って語っていくサスペンス。
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↑というのが台本上の物語。ですよね。
で、この台本を持った俳優3人による本読み、リハーサルの繰り返し。
繰り返すことで俳優自身に役が入っていく過程を楽しむ、、
というよりは
観客が背後の情景が見えてくる感じがしました。
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もういいや。レビューするのが虚しすぎる。
どっかの配信会社!さっさとこの映画配信しなっ!!