映画感想(ネタバレもあったり)

映画コラム/映画イラスト

ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走(2016年製作の映画) À fond/FULL SPEED

2019-01-24 | 映画感想

ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~(字幕版)


フランスのコメディ映画はやはりなかなか笑いにくい箇所が多いですね。。

いろんな笑いの文化があってそれを観れるのは悪いことではないと思います。


メインの俳優さんたちは良かったです。
とくにロバート・ダウニー・jrに似てるというより完全に顔を寄せにいってるジョゼ・ガルシアのコメディ演技はなかなか。


カースタントも結構すごい。
なかなか危険なことをやってますよね。
俳優さんそれぞれも本人がかなりのことやっているように見えます。



****



高速道路で車が暴走しちゃって渋滞の列に突っ込んでしまう!!

ってことなんだけど、
まぁラストは無事に解決するだろうとは思いながら観るわけですが、
これもなかなか意外で迫力のある解決方法でした。


なかなかの佳作ってことでよいと思います!

四コマ映画とは…

2019-01-18 | ネタバレあり
ひとつの映画を四コママンガで表現する
〝四コマ映画〟というのを描き始めてから丸3年!

今現在125本!
ひゃくにじゅうごほん!

結構一本描くの大変なの。。
あの、、、一本でもいいから、、見て。。。。

四コマ映画
↓↓↓
http://4koma-eiga.jp/fourcell2/user_detail_serial.htm






ネタバレ/クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画) Creed

2019-01-17 | ネタバレあり
クリード チャンプを継ぐ男 [Blu-ray]


音楽がいい。
ずっとオシャレでカッコいいし、
あの有名なロッキーのテーマもジワジワ忍ばせて、ついにここだ!ってとこでカーン!と。

ラストの試合も何回も鳥肌立った!

アドニスはキルモンガーと同じようなキャラなんですね。
血筋はいいけど育ちがキツイという。。



****


とはいえあんま乗れなかったんよね。。。

なんでだろ、ロッキーシリーズ初めて見たからかな。。


ネタバレは以下










1998 ロサンゼルス。
少年院で喧嘩発生。
すんげぇ喧嘩強い男の子(アドニス)登場。

アドニス、謹慎で独房へ。

アドニスの父はアドニスが生まれる前に死亡。
母はアドニスを生んで死亡。

父の前妻がアドニスを引き取ってくれた。
「僕の父さん、なんて名前だったの?」

タイトル
『CREED』
ジャーン!
かっちょええ!

****

大人アドニス。ボクシング。
2015年。メキシコ。

メキシコ選手に圧勝。

12時間後。ロサンゼルス。事務職。
上司に退職手続き提出。
「昇進したばかりなのに…やめてどうする?」
「お世話になりました」

****

豪邸に帰宅。
父の前妻(メアリー)は金持ちだった模様。

メアリーには退職したこと言えず。。

YouTubeで父(アポロ)とロッキーの試合の様子をでっかいテレビでみる。
アポロの動きに合わせてシャドーボクシング。

****

ボクシングジム。

「遊びじゃないんだ。お前みたいなやつには誰にも教えない。俺たちがやってるのは見世物じゃない。」とトレーナー。

アドニス、ケビン・グリアーをすぐKO。

「死に物狂いってのはこの程度か?施設で育った奴はいるか?いないだろ!俺を倒せる奴はいないか?」とアドニス。

ウィーラー登場。
アドニス、ウィーラーに倒される。

****

自宅の豪邸。本当に豪邸。
メアリーに退職したこと告げる。

そんなに脳をダメにしたい?
アポロは殺されたの。
とメアリー。

家を出る。プロボクサーになる。とアドニス。

アポロと同じ道を歩く必要はない。
それでもリングに上がるならもう連絡はしないで。とメアリー。

****

フィラデルフィア。汚くて狭いアパート。

ロッキーの銅像。アジア人観光客が写真。

エイドリアンズと言う名のレストラン。
店主がロッキー。

アポロのことを詳しく話すアドニス。

「なんで詳しい?」
「俺はアポロの息子だ」

「トレーナーになってくれ」
「父はリングで死ねた。本望だったはずだ。」とアドニス。

「生きていればこうして息子と話せた」とロッキー。

****

ウィーラーVSコンランのウェブCM観るアドニス。

****

下の階の音楽がうるさいので文句を言いに行ったら美人が住んでた。ビアンカ。

音量変わらず。

****

ミッキーのジムに入会。

****

街中でビアンカのライブのチラシをみる。すぐ行く。

「あなたを虜にする私の思うまま。」と歌うビアンカ。

****

会見中にコンランがウィーラーを殴る。
ウィーラーが顎の骨折る。

****

ロッキーを「叔父貴」と呼ぶアドニス。
「クリード姓は名乗ってない。ジョンソンだ。」

「しつこいな。キツツキみたいだ」ロッキー

ロッキーが練習メニューを作って紙に書く。
それを写メに撮って紙を返す。
「クラウドにあるから大丈夫」とアドニス。
「クラウド(雲)?空か!?」とロッキー。

****

メアリーに留守電。
「声が聞きたい」

****

ビアンカとアドニスが食事へ。

ビアンカは進行性の難聴。
「今から手話を習ってるの」
「歌ってると生きてる実感が湧く」

「次のライブ行っていい?」
「考えとくわ」

****

エイドリアンの墓参り。
「誕生日おめでとう。愛してる」

****

ミッキーのジムにロッキー。

アポロは特別だ。お前はどうかわからん。
訓練は過酷だ。耐えられないなら俺は降りる。

ロッキーがアドニスのトレーナーになる。

****

アドニスとビアンカ、初チュー。

****

ロッキーとアドニス、同棲開始。

ロッキーの息子の写真。
「ボクシングを教えたが彼は殴り合いが苦手だった。ロッキーの息子ってのは辛いんだろう」

****

お前を見下した奴に見せつけるんだ!
バーンバーンバーン!

強くなっていくアドニス。

****

試合前にウンコしたくなって一回つけたグローブ外すアドニス。

アドニス、レオを倒す。

****

ビアンカ、
「あなたに曲を作ったの」っつってアドニスに聞かせる。

♩どこへ行っても2人の思い出が
どこにいてもあなたの思い出が
私はあなたのもの
だから受け止めて♩

ベッドシーン。

****

翌朝、ネットニュースでアドニスがアポロの息子だという暴露記事が出る。

「お父さんにソックリだね!」ビアンカ。
「まったくムカつく奴だ!」とアドニス。
いちゃつく2人。

****

アドニスはアポロの愛人の子と報じたニュース番組をメアリーが観る。

****

コンランのマネージャー「クリードの名前で試合を組んでくれ。コンランのために話題の試合にしたい。」

****

「クリードはあなたの名前よ」とビアンカ。

****

セコンドがあんたならやれる

コンランとの試合を引き受ける。

****

ロッキー倒れる。病院へ。
ガン発覚。
すぐに化学療法やらないと。

「それは女房もやった…。何にもしなくていい…。このことは誰にも言わないでくれ…」

ロッキーのテーマ曲がピアノで静かに奏でられる。。

****

病院でもらったガンのパンフがアドニスに見つかって、すぐバレる。

「俺が愛した者たちはみな去った。俺だけが残った。ムダなあがきはしない。お前には無限の未来が待ってる。おれは時代遅れだ。おれとお前は一緒に住んでるが、家族じゃない」

アドニス、去る。

ロッキー独り言「心にもないことを言ってしまった…」

****

街を歩いてると輩に「リトルクリード!」「ベビークリード」と呼ばれる。

アドニス、喧嘩しちゃう。

留置所へ。

****

アドニス「触んなクソジジイ!帰れよ!おれはアンタにほんとの家族を殺されたんだ!」

ロッキー「父親の影を振り払え!前に進むんだ!」

****

釈放。
ビアンカの家へ。

「私のライブのメインアーティストを殴った。あなたならは私を許せた?」

「ロッキーがガンだ。だからって言い訳にならないけど…」

「お互い大事な時だから自分の夢に集中した方がいいと思う」とビアンカはアドニスを締め出す。
情けないアドニスを自立させたい。

****

ロッキーの家へ。

「ガンも闘いだ。治療しないならおれもやめる」

****

ロッキー病院へ。

病院内でアドニスにトレーニングさせる。

****

髪の毛のけていくロッキー。

筋肉が凄いことになっていくアドニス。

ランニング中に「クリードいじり」をされても、爽やかに返してむしろ街の輩たちを味方につけていく。

****

クリード対コンランの会見。
コンラン「偽クリードめ」
喧嘩寸前。
会見終了。

****

アドニスのホテルの部屋。

ロッキーがビアンカを連れてきた。
「今夜は足に気をつけろよ」

****

試合前。
メアリーからプレゼント。
「自分の伝説を作って」とメッセージ。

ジョンソンと書かれた星条旗柄のトランクス。
「幸運のトランクスだ」

****

コンラン「いいパンツだな。父ちゃんに代わってもらえなかったのか」

コンランはかなり野生的な闘い方。
いいとこの子って感じのアドニス。

テレビ見てるメアリー「何をやってるのよ!」

****

「おれは過ちじゃないことを証明するんだ!」
「お前はクリードだ!信じてるぞ!」

ついにロッキーのテーマ曲!

結局コンランの判定勝ち。

****

コンランがアドニスの耳元で
「胸を張って言える。お前が次のチャンピオンだ」

****

「アポロ・クリードの息子があなたを家族だと言いました」とリポーター。

「こいつは本物の闘志を持ってる。だから勝てた」

「父には愛してるって伝えたい。捨てたんじゃないことは知ってる。息子であるあることに誇りを持っている」とアドニス。

クリードコール沸き起こる。

****

ロッキーとアドニスがロッキーステップへ。

「良い眺めだ。ずっと見てると今までの人生が見えてくる。悪くないな」

「悪くない」

『クリード 炎の宿敵』へ続く



クリード チャンプを継ぐ男 [Blu-ray]



ネタバレ/クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画) Creed

2019-01-17 | ネタバレあり
音楽がいい。
ずっとオシャレでカッコいいし、
あの有名なロッキーのテーマもジワジワ忍ばせて、ついにここだ!ってとこでカーン!と。

ラストの試合も何回も鳥肌立った!

アドニスはキルモンガーと同じようなキャラなんですね。
血筋はいいけど育ちがキツイという。。



****


とはいえあんま乗れなかったんよね。。。

なんでだろ、ロッキーシリーズ初めて見たからかな。。


ネタバレは以下










1998 ロサンゼルス。
少年院で喧嘩発生。
すんげぇ喧嘩強い男の子(アドニス)登場。

アドニス、謹慎で独房へ。

アドニスの父はアドニスが生まれる前に死亡。
母はアドニスを生んで死亡。

父の前妻がアドニスを引き取ってくれた。
「僕の父さん、なんて名前だったの?」

タイトル
『CREED』
ジャーン!
かっちょええ!

****

大人アドニス。ボクシング。
2015年。メキシコ。

メキシコ選手に圧勝。

12時間後。ロサンゼルス。事務職。
上司に退職手続き提出。
「昇進したばかりなのに…やめてどうする?」
「お世話になりました」

****

豪邸に帰宅。
父の前妻(メアリー)は金持ちだった模様。

メアリーには退職したこと言えず。。

YouTubeで父(アポロ)とロッキーの試合の様子をでっかいテレビでみる。
アポロの動きに合わせてシャドーボクシング。

****

ボクシングジム。

「遊びじゃないんだ。お前みたいなやつには誰にも教えない。俺たちがやってるのは見世物じゃない。」とトレーナー。

アドニス、ケビン・グリアーをすぐKO。

「死に物狂いってのはこの程度か?施設で育った奴はいるか?いないだろ!俺を倒せる奴はいないか?」とアドニス。

ウィーラー登場。
アドニス、ウィーラーに倒される。

****

自宅の豪邸。本当に豪邸。
メアリーに退職したこと告げる。

そんなに脳をダメにしたい?
アポロは殺されたの。
とメアリー。

家を出る。プロボクサーになる。とアドニス。

アポロと同じ道を歩く必要はない。
それでもリングに上がるならもう連絡はしないで。とメアリー。

****

フィラデルフィア。汚くて狭いアパート。

ロッキーの銅像。アジア人観光客が写真。

エイドリアンズと言う名のレストラン。
店主がロッキー。

アポロのことを詳しく話すアドニス。

「なんで詳しい?」
「俺はアポロの息子だ」

「トレーナーになってくれ」
「父はリングで死ねた。本望だったはずだ。」とアドニス。

「生きていればこうして息子と話せた」とロッキー。

****

ウィーラーVSコンランのウェブCM観るアドニス。

****

下の階の音楽がうるさいので文句を言いに行ったら美人が住んでた。ビアンカ。

音量変わらず。

****

ミッキーのジムに入会。

****

街中でビアンカのライブのチラシをみる。すぐ行く。

「あなたを虜にする私の思うまま。」と歌うビアンカ。

****

会見中にコンランがウィーラーを殴る。
ウィーラーが顎の骨折る。

****

ロッキーを「叔父貴」と呼ぶアドニス。
「クリード姓は名乗ってない。ジョンソンだ。」

「しつこいな。キツツキみたいだ」ロッキー

ロッキーが練習メニューを作って紙に書く。
それを写メに撮って紙を返す。
「クラウドにあるから大丈夫」とアドニス。
「クラウド(雲)?空か!?」とロッキー。

****

メアリーに留守電。
「声が聞きたい」

****

ビアンカとアドニスが食事へ。

ビアンカは進行性の難聴。
「今から手話を習ってるの」
「歌ってると生きてる実感が湧く」

「次のライブ行っていい?」
「考えとくわ」

****

エイドリアンの墓参り。
「誕生日おめでとう。愛してる」

****

ミッキーのジムにロッキー。

アポロは特別だ。お前はどうかわからん。
訓練は過酷だ。耐えられないなら俺は降りる。

ロッキーがアドニスのトレーナーになる。

****

アドニスとビアンカ、初チュー。

****

ロッキーとアドニス、同棲開始。

ロッキーの息子の写真。
「ボクシングを教えたが彼は殴り合いが苦手だった。ロッキーの息子ってのは辛いんだろう」

****

お前を見下した奴に見せつけるんだ!
バーンバーンバーン!

強くなっていくアドニス。

****

試合前にウンコしたくなって一回つけたグローブ外すアドニス。

アドニス、レオを倒す。

****

ビアンカ、
「あなたに曲を作ったの」っつってアドニスに聞かせる。

♩どこへ行っても2人の思い出が
どこにいてもあなたの思い出が
私はあなたのもの
だから受け止めて♩

ベッドシーン。

****

翌朝、ネットニュースでアドニスがアポロの息子だという暴露記事が出る。

「お父さんにソックリだね!」ビアンカ。
「まったくムカつく奴だ!」とアドニス。
いちゃつく2人。

****

アドニスはアポロの愛人の子と報じたニュース番組をメアリーが観る。

****

コンランのマネージャー「クリードの名前で試合を組んでくれ。コンランのために話題の試合にしたい。」

****

「クリードはあなたの名前よ」とビアンカ。

****

セコンドがあんたならやれる

コンランとの試合を引き受ける。

****

ロッキー倒れる。病院へ。
ガン発覚。
すぐに化学療法やらないと。

「それは女房もやった…。何にもしなくていい…。このことは誰にも言わないでくれ…」

ロッキーのテーマ曲がピアノで静かに奏でられる。。

****

病院でもらったガンのパンフがアドニスに見つかって、すぐバレる。

「俺が愛した者たちはみな去った。俺だけが残った。ムダなあがきはしない。お前には無限の未来が待ってる。おれは時代遅れだ。おれとお前は一緒に住んでるが、家族じゃない」

アドニス、去る。

ロッキー独り言「心にもないことを言ってしまった…」

****

街を歩いてると輩に「リトルクリード!」「ベビークリード」と呼ばれる。

アドニス、喧嘩しちゃう。

留置所へ。

****

アドニス「触んなクソジジイ!帰れよ!おれはアンタにほんとの家族を殺されたんだ!」

ロッキー「父親の影を振り払え!前に進むんだ!」

****

釈放。
ビアンカの家へ。

「私のライブのメインアーティストを殴った。あなたならは私を許せた?」

「ロッキーがガンだ。だからって言い訳にならないけど…」

「お互い大事な時だから自分の夢に集中した方がいいと思う」とビアンカはアドニスを締め出す。
情けないアドニスを自立させたい。

****

ロッキーの家へ。

「ガンも闘いだ。治療しないならおれもやめる」

****

ロッキー病院へ。

病院内でアドニスにトレーニングさせる。

****

髪の毛のけていくロッキー。

筋肉が凄いことになっていくアドニス。

ランニング中に「クリードいじり」をされても、爽やかに返してむしろ街の輩たちを味方につけていく。

****

クリード対コンランの会見。
コンラン「偽クリードめ」
喧嘩寸前。
会見終了。

****

アドニスのホテルの部屋。

ロッキーがビアンカを連れてきた。
「今夜は足に気をつけろよ」

****

試合前。
メアリーからプレゼント。
「自分の伝説を作って」とメッセージ。

ジョンソンと書かれた星条旗柄のトランクス。
「幸運のトランクスだ」

****

コンラン「いいパンツだな。父ちゃんに代わってもらえなかったのか」

コンランはかなり野生的な闘い方。
いいとこの子って感じのアドニス。

テレビ見てるメアリー「何をやってるのよ!」

****

「おれは過ちじゃないことを証明するんだ!」
「お前はクリードだ!信じてるぞ!」

ついにロッキーのテーマ曲!

結局コンランの判定勝ち。

****

コンランがアドニスの耳元で
「胸を張って言える。お前が次のチャンピオンだ」

****

「アポロ・クリードの息子があなたを家族だと言いました」とリポーター。

「こいつは本物の闘志を持ってる。だから勝てた」

「父には愛してるって伝えたい。捨てたんじゃないことは知ってる。息子であるあることに誇りを持っている」とアドニス。

クリードコール沸き起こる。

****

ロッキーとアドニスがロッキーステップへ。

「良い眺めだ。ずっと見てると今までの人生が見えてくる。悪くないな」

「悪くない」

『クリード 炎の宿敵』へ続く

才能&能力無駄遣い!最高の頭脳が最低の状況に!『いつだってやめられる』シリーズを紹介!

2019-01-11 | 映画イラスト



優秀な頭脳を持ちつつも経済危機で職を失った教授たちがリベンジを果たすべく奮闘する『いつだってやめられる』3部作
イタリア本国で大ヒットとなり、日本でも公開されると話題になり立て続けに3作品が上映されました。

この『いつだってやめられる』3部作が1月9日に3作同時にDVD発売&レンタル開始になります。〝オタク教授〟たちのスリルと爆笑の名誉挽回劇を紹介します!

『いつだってやめられる』シリーズの見所とは!
【不遇な教授たちのリベンジ】……主人公は全然ヒーローっぽくないオタク教授たちですから、彼らに共感したり同情したりして、ついに大きなミッションを達成する時には爽快感が倍増です。

【スピーディーな会話と派手なアクション】……物語のテンポが良いですし、会話の面白さで笑わせてくれる上質なコメディ映画。さらにカーアクションや爆発などが派手で観客を楽しませることを追求しています。

【キャラクターの面白さ】……キャラの描き方がうまいのでひとりひとりに親近感が湧いてきます。長期間に渡って共に撮影してきた俳優たちの息のあった演技も大きな見所です。

【名作映画のオマージュ】……監督自身が「自分が好きな映画のコラージュのような映画を撮りたかった」と言っているように、いろんな映画のオマージュが隠されていますので探してみてください!


才能&能力無駄遣い!最高の頭脳が最低の状況に!『いつだってやめられる』シリーズを紹介!
 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓



アリー/ スター誕生(2018年製作の映画) A Star Is Born

2019-01-10 | 映画感想
アリー/ スター誕生(字幕版)


アリーはとくに下積みや挫折することなくグラミー賞新人賞候補までササッと上り詰める。
(ドラァグステージで歌ってたりしたけど楽しそうだったし/オーディションでなんども落とされたようだけどそんなの普通でしょ)

まぁスター誕生!の話だし、ササッとスターになるのはしょうがないか、と思いつつ前半鑑賞。


****


普通の映画であれば、
苦労して挫折して諦めそうになったりしたけど戦い続けて
ラストで大成功!気持ちいい!って終わりますね。

マイナスからスタートしてプラスで終わるから気持ちいい。


****


この映画はササッとプラスになったわけです。

まさかそのまま
「スターになりました!スターって最高!最初から最後までずっと幸せでした!」
では映画終わらないわけです。
観客は「なんだこの話…」と思うからです。

プラスになったらマイナスにならなきゃいけない。


****


それにしても
予想より最悪なマイナスでしたね。。。
まさかまさかあんなにマイナスになるとは。。。

あんなに簡単にスターになった人はあそこまで不幸のどん底に落とされないと、大衆は許してくれないんですね。。

大衆に望まれるにはその分の不幸がないといけないんですかね。。
ハッピーハッピーなスターっていないのかなぁ。。

成功って難しいなぁ。。



****


ガガの演技は下手じゃないけどプロの俳優の演技には及ばない。
ブラッドリー・クーパーとならぶと、表情の奥行きでは全然対抗できてない。

ただその分、ガガ自身の無垢な少女性が見えてくるので、
アリーの魂の美しさが表現されていて、とても良かったと思います。

ブラッドリー・クーパーのお兄さん役も良かった。
ガガのお父さんの運転手友達3人(スリーアミーゴスみたいな)も楽しそうで良かったですね。


アリー/ スター誕生(字幕版)




殺人者の記憶法(2017年製作の映画) 살인자의 기억법/Memory of a Murderer  

2019-01-10 | 映画感想
主演のソル・ギョングさんが素晴らしい。

元殺人者のアルツハイマー患者という乗りにくい主人公ですが、
コメディも挟みつつ重厚で迫力のある演技で、
この強引な話をとりあえず最後まで引きつけましたよ。


****


不満ありますが、

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画) Brigsby Bear

2019-01-09 | 映画感想
ブリグズビー・ベア ブルーレイ & DVDセット [Blu-ray]


良かった〜〜〜〜。
ラスト3秒でブワッと泣ける。。


『カメラを止めるな!』に近い映画愛を感じたし、
構造としては『ラースと、その彼女』と同じですね。

とても変わった特徴を持った人を周囲が受容することで当事者も周囲も成長する、という話。

****

主人公が想像をバンバン超える行動を起こしてくれるので、痛快で湿っぽくならない。笑いの要素もとても多い。

実の両親がどういうわけだか存在感が薄くて、、
誘拐犯のマーク・ハミルの方が人間味があって複雑なキャラクター。

刑事役のグレッグ・キニアはじめサブキャラが素敵ですね。

特に重要でもなく深みもなく成長もしないカウンセラーのクレア・デインズは逆にスターの存在感出し過ぎで、、これはちょっと失敗かと。。


***

出色はブリグズビー・ベアそのもののキャラクターですね。
あのテレビ番組のとてつもないおしゃれさ。
またそれ自体がマーク・ハミルの愛情の深さも示してる。

音楽もオシャレ。


***


『ラースと、その彼女』と同様に、「いい人ばかりでひいた」という感想も多い模様。

僕は大好き。

2018年映画ベスト 日本映画

2019-01-08 | 映画感想


2018年映画ベスト 日本映画

❶ 寝ても覚めても
❷ 斬、
❸ 愛と法
❹ 体操しようよ
❺ 万引き家族
❻ かぞくへ
❼ カメラを止めるな!
❽ 菊とギロチン
❾ 勝手にふるえてろ
➓ 焼肉ドラゴン



❶ 寝ても覚めても
主人公朝子の怪物性とシーンひとつひとつの完成度にやられました。。
原作小説もまた怖い。。
そして同監督『ハッピーアワー』も円盤入手。上映時間5時間17分ですよ。でもめちゃくちゃ面白い。
どれも最高!怖い!最高!


❷ 斬、
主要キャストも少なく、ほんとにミニマムな話。
でもキャストそれぞれがどっかの〝国〟のようにも見えるスケールの大きさも感じる。
戦争オッケーの国、戦争できるようになりたい国、反戦の国…。


❸ 愛と法
2人が弁護する事件が興味深いし衝撃を受ける(こんなことがまかり通ってんの(怒)!と)し、2人や周囲の人のキャラも良く、カメラとの距離も良い。
説教臭くも辛気臭くもなくて全体的にポップなのも大きな魅力。



❹ 体操しようよ

ヘーボンな映画だと思ってるでしょ!否!
大団円のシーンでは終わらずその次に来る強烈な孤独を描くんです。真っ暗で耳キーンなるほどの無音の一夜。
からのラジオ体操。
新しい朝が来た 希望の朝だ♪
そういう映画だ!


❺ 万引き家族
悪者を決めない映画。
各々の事情が見えると誰が悪いのか決めにくい。
一番悪いのはDV夫?と思うけど、もし彼も子供の頃虐待を受けててっつー話があったら…。
異常を察してながら見逃してた柄本明は?正論責めの池脇千鶴は?


❻ かぞくへ
演技とディテールの素晴らしさですよ。俳優さんたちが台本の外まで埋めて演じてる。
あと、電子レンジの低さ。。電子レンジを一番下に置きますかね。
あのリアルさ。入れにくいし出しにくいでしょ。理屈が通らないリアルさ。。


❼ カメラを止めるな!

おのれを止めるな!

某雑誌の副編集長が笑いながら
「フクイ君は人気イラストレーターで3ヶ月待ちだから〜(笑)」
と〝3ヶ月待ち〟という事実がないことが絶対わかっていながら、
地獄みたいな嫌味を言ってきたとしても、止めるな!


❽ 菊とギロチン
素晴らしい韓英恵!爆発してますね。
サイコパス俳優として(褒めてます)激進中の東出昌大。
木竜麻生がこの映画に涼しい風を吹かせてます。
コツコツ場数を踏んできた嘉門洋子が開花!
宇野祥平さんが金持ち役なのが面白い(失礼)。


❾ 勝手にふるえてろ
邦画の主人公はだいたいアパートの二階に住んでるけど、この映画では一階。 「勝手にふるえてろ」主人公はそう言って初めて自分から他人に飛び込む。
怖気付いて閉じこもってる今までの私はそっちは勝手にふるえてろ。
これからの私は先行くから!

てことかな。


➓ 焼肉ドラゴン
在日コリアンの話をこの豪華キャストで映画化したことにまず大きな意義がある。
稀代のスター大泉洋。大河主演女優の井上真央。さらに真木よう子ですよ。
宇野祥平さんの貧乏人役はさすが!
キム・サンホの「リヤカー、カエシテクルー」。 全体的にちょっとクドいのが残念。

2018年映画ベスト10 外国映画

2019-01-08 | ネタバレあり
#2018年映画ベスト10 外国映画

1 #ザ・スクエア思いやりの聖域
2 #心と体と
3 #タクシー運転手約束は海を越えて
4 #スリー・ビルボード
5 #ブラックパンサー
6 #いろとりどりの親子
7 #インクレディブル・ファミリー
8 #ウインド・リバー
9 #彼の見つめる先に
10 #ロープ戦場の生命線


1 #ザ・スクエア思いやりの聖域
『フレンチアルプスで起きたこと』のリューベン・オストルンド監督作。151分あるんですけど、もっとやってくれ終わらないでくれ終わるなら続編やってくれと願いながら観ました。こんな風に映画を観たことは初めて。自分の変態性を裏付けされました。。

2 #心と体と
だって減点するとこがないんだもん。会話や仕草のひとつひとつが丁寧で、意味があって見ていてほんと感心します。映像が常に素晴らしくキレイなのですが、特に鹿パート。
所々で挿入される森の二頭の鹿の映像がまぁ美しい。

四コマ映画→ http://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=1998 …




3 #タクシー運転手約束は海を越えて
『1987、ある闘いの真実』とセットで。
タクシーが地理的に移動すると窓外が徐々に不穏になり、警察が市民デモに水平射撃した光州に着く。東日本大地震を思い出しながら観ました。国内で大変なことが起きてきても地理的に離れていると普通に暮らせてしまう残酷。


4 #スリー・ビルボード
「道々考えて行きましょう」ってのはやっぱ今の全世界に対するメッセージですよ。
『フェイクニュース』で光石研も「みんな落ち着こ!息吸お!」っつってたし。

四コマ映画→ http://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=1932 …




5 #ブラックパンサー
俳優さんみんなの演技が素晴らしい。
黒人俳優っつーとすぐにチンピラや貧困層の役をやらせるけど、こういうゴージャスで複雑な役があれば魅力的に演じられる俳優さんはたくさんいる!




6 #いろとりどりの親子
「どんな親でも自分の子供に欠点や問題を抱えている。でも他の子と交換しようなんて思う親はいない。」

虐待する親もいるのでこのセリフを鵜呑みにはできないけど、
叫びや祈りのように聞こえたんです、この言葉が。
選択じゃないんだな、愛情ってのは。




7 #インクレディブル・ファミリー
実はこの映画のほんとの悪の根源は、エーエイチオーな顔してぼけ〜っと口開けて映画(やスマホ画面)を観てる観客たちですよ。それが映画の中で提示されるんですよ、明らかに。
そんな映画がこの特大ヒット。びっくり現象。。




8 #ウインド・リバー
実話を基にした映画。アメリカでは、先住民であるネイティブアメリカンを彼らにとって何の所縁もない“保留地”へと移動させた。
この映画では、実際に起きている多数のネイティブアメリカン女性行方不明事件を告発している。
そんで、ジェレミー・レナーが死ぬほどカッコイイ。。




9 #彼の見つめる先に

「視覚障害者だからゲイだから可哀想だなぁ健気だなぁって映画だと思った?」って言われた感じ。

ゲイ映画って最終的にはブルーな気持ちになるのが多いし、ハッピーなのはバカ騒ぎ系だったりするので、ピリッとビターな描写もありつつラストは…っていう映画は本当に稀有。




10 #ロープ戦場の生命線v
これは面白い!
ティム・ロビンスのボケとベニチオ・デル・トロのツッコミの漫才。
全体をユーモアで包んでいながらも描かれているひとつひとつは過酷。
登場人物それぞれが魅力的。ほつれてちぎれそうに細いロープを手に入れるまでに、それぞれ人間ドラマが繋がっていく。


次点(順不同)

#ペンタゴン・ペーパーズ最高機密文書(四コマ映画→ http://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=2112 … )

#レディ・バード(四コマ映画→ http://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=1987 … )


#リメンバー・ミー(フィルマガ→https://filmaga.filmarks.com/articles/2318 )

塚本晋也監督『斬、』

2019-01-08 | 映画イラスト






「痛快さ」や「明快さ」の前では「正しさ」ってのは本当に弱いものだと感じる映画でした。。

映画の中で、池松壮亮がまずは飲みニケーションで事件を回避しようとするんだけど、
そんな主人公はヒーローになんないもんね。。
大衆が求める痛快さも明快さもないんだよなぁ。。

毎回事件が起きる前に敵と飲みニケーションで事件を回避していく主人公。。
人気でないわなぁ。。

ってことで『斬、』でも、そのあと結局は大殺戮が始まります。。
し、確かに興奮する。。


****


****

セカイ系でもあるのかな。
世界では大変なことが起きてる。でも結局個人は腕の長さの半径でしか対応できない。
その範囲を超えて存在感アピールしたいとなると、〝強さ〟に頼るようになるんだろうか。

本当にタイムリーなテーマだし、あえてセリフを現代の言葉遣いにしたのもテーマと合致。



***


先日、感動ミステリー邦画を観て、
人の死があまりにも軽くて涙スイッチとしてしか扱われていなくて、本当に呆れてウンザリしていたので、、
この 『斬、』観て、恐怖に震えながらも安心しました。

こんなにもちゃんと人間の尊厳を描こうとする人がいるんだと。


***

80分という上映時間だけど、
観終わった後の疲労感は140分程度。

あと、受け取ったテーマの重さで頭の中の圧迫感も140分程度。。


***


刃が歯に当たった時の、史上最高に嫌な音とか、効果音はそれこそ効果的でした。

が、音楽は僕の好みではなかった。。

あと、手持ちカメラがものすごくブレるんですが、、
それが来るたび

「あ、カメラマンがいるんだ」
「そうだこれは撮影だ」
「森の中で大変そうだな」
「茂みに入るときは草鞋だと怪我するから靴履いてるのかな」
「昔は靴なかったから破傷風で死ぬ人も多かったんだろうな」
「破傷風って本当に怖い病気なんだから昔も草鞋じゃなくて足をきっちり覆う長靴的なもの履いた方が良かったよな」
「でも草鞋履いてたってことは昔の人は皮膚が分厚かったのかな〜」

とか映画とは全然関係ないことを考え始めちゃったりしました。

撮影隊の存在を感じさせない撮影の方が没頭できたと思います。
わざとなのかな。


***






LGBT日本映画『カランコエの花』

2019-01-08 | ネタバレあり





勝手に嫌〜な感じのサスペンス映画かと思ってましたが、本当に温かい映画でした!

39分という短編。
この話の続きを描いたり、キャラそれぞれの背景をもっと描いたりしていけば、90分くらいのは作れたと思います。

が、それをせず39分にしてこの見ごたえ十分にしてるのはほんとすごい。

観終わってから登場人物それぞれのセリフや行動を思い出して、
彼らがどんな気持ちだったのか、今どんな気持ちでいるかを考える余地があるのが意義深い。

観客が物語を家に持ち帰ることができる。なんと素晴らしいのでしょうか。


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学生たちのなんとも自然な演技。。
即興っていうか、隠しカメラで撮ってるみたいに自然。

帰り道のモノマネのシーンなんかホントに楽しそうでほのぼのします。


黒板の落書きを見つけるシーンだけ、いきなり演劇的でしたが。。
あそこまで全員が起立しないでしょうね、実際は。
少なくとも座ってる人も多いだろうし、関係ない会話をしてる男子たちもいっぱいいるでしょう。

ま、あそこがこの映画の佳境なので印象的な演出にしたのだろうと思います。


学校でLGBT授業をする時に「クラスに1人いてもおかしくない割合です」と先生が言うこともあるでしょう。
でももしLGBTの子がそのクラスにいて、それを〝隠したがっているとしたら〟、かなり緊迫しますよね。。
「やっべ、LGBT探しが始まる!」って。

それが実践されるのがこの映画です。

***

保健の先生の薄っぺらいLGBT授業も面白かったな〜。。
あれでは何もいい方向へ行かないわな。。

あと、黒板に「LGBT」と言うアルファベット四文字を書かれるのもなかなかショッキングですね。

頭文字取って4つ並べてアルファベット読みされて、こう言う人たちがいますって。
逆に同じ人間じゃない感が強まる。。

***
この映画の凄さはやっぱ39分という時間ですね。

ラストは温かな着地をしますが、
解決していない問題がいくつか残る。

観客誰もが観終わった後、そのことについて考える。

一つの答えを出すことも出来ただろうけど
それをしないことによって、見る人が答えを出せるし、
時代の流れに負けない作品になったと思う。

で、それがけして無責任なことではないのは
作品を見ればわかる。
どれほどの覚悟でこの映画を撮ったか。演技したか。ですよ。

四コマ映画→https://4koma-eiga.jp/fourcell2/entry_detail.htm?id=2175

ネタバレ/gifted/ギフテッド(2017年製作の映画) Gifted

2019-01-03 | ネタバレあり
gifted/ギフテッド 2枚組ブルーレイ&DVD [Blu-ray]



数学の天才で性格も良い美少女を巡って、エロ筋肉貧乏と教育毒祖母が対立っ!
さぁ、のこったのこった!

なんとまぁ勝手な大人たちの勝手な話なのでしょうか!


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観客に知らされていなかった新事実がなんの前触れもなく出てくるから、裁判も盛り上がらない。
ていうか観客置き去り。


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メアリーと祖母を演じた女優さんはお二人とも素晴らしかった!

上記の引っ掛かりポイントを気にさせないくらいの演技の説得力がありました。



不満な点を以下に










クリエヴァは自分に自信がないってことで「毎日メアリーを施設に預けに行こうと思ってた」と。
でも「毎日メアリーに驚かされることがあるから」そうしなかったと。

天才娘の話でしょ。天才っぷりに驚いたんでしょ。
天才じゃなくて、地味でその子のいいところが目立ちにくい子だった施設預けてたってこと?
性格悪い子だったら全然普通に施設に預けてたの?

で、やっぱ俺じゃこの子幸せにできないってことでよくわかんない里親に預けて、
「考えてみたらメアリーは賢くて優しい子に育ってるから俺の育て方合ってたんじゃん!」っつって勝手に保護者としての自信取り戻して迎えにいくって。。何なのさ。

猫じゃねえんだよ、子供はよ。

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地獄中の幸いは、クリエヴァが猫殺処分場で猫のフレッドを救出するときに、そこにいた猫2匹も救出した点。

普通にフレッド1匹だけだったらほんとこの映画救いがない。

でもクリエヴァは貧乏設定ですよね。
突発的に猫救い出してその猫たち幸せに出来んの?動物なめんなよ。

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そもそも
毒祖母はヤバイ人だけどアホではないので、
猫のフレッドをちゃんとした飼い主に譲る手順は踏めたハズですよ。
そうすりゃメアリーも少しは納得してくれるはずって思うでしょうよ。
アホではないんだから。

毒祖母もメアリーに固執してたのかと思えば、自分の娘がなんかを証明できてたことを知った途端、メアリーから手を引いたわけでしょ。
ひでーなぁ!

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で、あの里親。メアリーが来る前に勝手に子供部屋とか机とかを買っちゃってさ。
好みとか聞けよ。ピンクばっかのガーリーな部屋で全然メアリーの好みとちがうじゃん。
子供の好みもきかずに勝手に家具買って「私たちは善人よ」みたいな空気出してよ。ヤベエやつらだよ。

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クリエヴァもエロ筋肉貧乏できてたはずなのに、ラスト近くで実は元准教授でしたっつって、実は知的人間でしたっつって、クリエヴァの問題点を減らしにかかってくるんだけど、
何だよ、観客だって「メアリーが幸せになれる環境はどこだろう?」って真剣に考えてんのに。。

雑に新情報出してんじゃないよ?

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で、結局、
クリエヴァと暮らして、昼間は頭いい学校に通って、学校終わったら今までの友達とのびのび遊ぶメアリーの姿で終わるんだけど。

ほんと勝手。。。

オトナの最理想じゃん。。
超頭良くて勉強好きで性格も良くてしかも子供らしい心も忘れてなくて同年代の友達と元気に外で遊ぶ子。

天才でも性格悪くて内気だったらハッピーエンドは来ないわけ?
子供を選ぶなよ。どんな子供にもハッピーエンド来てよ。

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で、クリエヴァが学校への送り迎えと遊び場への送り迎えをしてる様子で映画終わってたけど、
クリエヴァは毎日それやんの?仕事はよ。いつ仕事すんの。

仕事なめんなよ。送り迎えなめんなよ。シングルファーザーなめんなよ(知らないけど)。

たまたまこの日だけ送り迎えやったってこと?
じゃズルくない?これがラストシーンって。

元准教授の知能を活かして短時間で稼げる仕事に就いたのかな?
だったらもっと早くそれやれよ。住環境がクリエヴァのマイナス点だったんだからよ。

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メアリーと祖母を演じた女優さんは両方素晴らしかった!

上記の引っ掛かりポイントを気にさせないくらいの演技の説得力がありました。