昔=過去=想い出。
昔はよかったと口にするような、そんな生き方は嫌いとか、それじゃダメなんだよという主義の人がいる。
確かに、想い出なんて語るようになったらもう”老い”の始まりなのか、
そこから成長のない人間とのレッテルを貼られてしまうのか、とも考えた。
『今が一番幸せ』と言える生き方が格好いいのかもしれないけれど。
そんなことを、ふと考えることがここのところ続いていた。
そして、現在今日この時点での結論。
想い出は自分だけのもの。
自分として生きてきたことの証。
いい事も、よくない事も、全部ひっくるめて。
時々その引き出しを開けて、前に進むきっかけにしたっていいじゃない。
想い出+妄想のスパイスで、
なりたい自分に向かっていけたら、
それはそれで有りではないのかと。
私は、そんなに強くはないんだもの。
てなことを、ケツメイシの『さくら』を聞いて思った。
寒空の下、かなり気が早い選曲だけれど。
イントロを聞くと、頭の中に素敵にコーティングされた想い出が溢れ出てきませんか?