NHK SONGS
甲斐さんの回を観ました。久しぶりに聴いた甲斐さんの声。
甲斐さんと言えば甲斐バンド。私の青春の1ページ(言い回しが古臭い?苦笑)にしっかりと刻まれています。
初めて甲斐バンドを聴いたのは大学のとき。当時お付き合いしていた彼が甲斐バンドが好きだった影響でした。もうその頃にはもっと派手なバンドだったり、アイドルが流行っていたのですが、よく流していたのは甲斐バンドでした。
SONGSでは、甲斐バンド解散後のKAI FIVEの曲『風の中の火のように』が歌われました。当時、この新しいバンド名にこれってどうなん?と疑問を持ったものでしたが、久しぶりに曲を聴いたら、ええなぁと思いました。特に『傷あとがうみはじめ 一人じゃいられない』ってとこの歌詞がよかった。
という具合で、久しぶりに甲斐バンドの曲をいろいろ検索して視聴しました。
いい曲いっぱいありますが、マイベスト5に入る1曲はこれ。セツナク、キュンとなる別れ歌です。
『レイニー・ドライブ』
ニュースをみていると、弁護士が題材の話の盗作疑惑のことをいっていた。
たしか、以前にも漫画家とシンガーソングライターの間で盗作について争われていたように思う。以前から考えていたことなのだけれど、こういうことで争うのって、悲しいことだなぁと思う。
個々の考えを持った別々の人間が、同じ事を想い表現したことが、たまたま同じ内容だったということなのだろうに、何故争うのだろう。同じことを感じた人がいたんだ!という悦びには、どうして繋がらないのだろう。
やっぱり金銭・ビジネスが絡むと仕方ないんだろうか。
そもそも、人間が文字や言葉を持つようになってから現在まで、先人から受け継がれてきた漢字や言葉、文章は財産であると同時に、現代に生きる私達も、その時代時代の生きた言葉を日々作りながらも、あらゆる言葉を、表現方法を使い続けている。
『今日のブログは、なかなかいい具合に書けた!』と喜色満面でいても、きっとどこかの誰かも同じようなことを書いているに違いない(と思う)。
昔の人が現代のこの争いを知ったら、どう思うだろう。
「アンタ方のやっていることは盗作だ!」なんて野暮なこと、昔の人は絶対言わないだろうな。