ケンミジンコのうた

平和な日々の暮らしを綴った日記です

思いがけない便り

2016-08-09 14:06:35 | 仕事
先日、私が勤めていた小学校の卒業生から、暑中見舞いの葉書が届いた。

在職中は、年賀状や暑中見舞いをいただいたことはあったが、
退職後にも来るとは、全く予想していなかったので、
とても嬉しかった。

飼育委員として、一緒に動物たちの世話をした女の子だった。
今は中学校で部活に励んでいることなどが、
生き生きと綴られていた。
かわいらしいウサ吉のイラストも添えられていた

先生達との人間関係が辛くて、ボロボロになって退職した学校だけど、
よくよく思い返してみれば、子供達との関係は良好だった。

大人しくて目立たない存在だったと思うけど、
子供たちの記憶に少しでも残っていたなら、
これ以上ない喜びである。

塾でも学校でも、頭を悩ませる問題児はいた。
その対応で、頭がいっぱいになって、消耗し、嫌だ嫌だと思っていたけれど、
今、振り返ってみると、
子供の大多数は、問題のない、いい子たちだった。

確かに問題児もいたけれど、それと同じ数だけ、場合によってはそれ以上、
天使のようにかわいい子もいたのだ。
(きっとそういう子たちは、素敵な大人になるだろうと思う)

過去になった今だから言える。

子供たちと触れ合うのは、楽しかった。

思いがけない便りが、大切なことを思い出させてくれた。




 
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コメント (6)
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