最近は大学での仕事で手一杯になってしまい
担当の学生さんのことばかり考えていて
肝心の家族のケアが後回しになっていました。
年末にその年に撮った写真を整理していて
夫が思いのほか老け込んでしまったことに気付きました。
普段、若い学生さんばかり見ているせいかもしれませんが
私が夫を放ったらかしにしている間に
夫が老けてしまったようにも思えました。
夫に対する関心が薄れていたことも否定できない…
私は、いつも自分が使っているカウンセリング室のソファーに、夫が腰掛けている姿を想像してみました。
今の夫ではなく、普段私が相手にしている学生さんのような、20代頃の若い夫の姿を。
精悍な顔付きながら、まだ幼さも残る、初々しい夫の姿を。
そして、その若い夫が、優しい眼差しで、じっと私を見ている姿を想像してみました。
私の心の中に、夫に対する愛情が蘇ってきたように感じました。
若い学生さんはとても魅力的。
でも私の愛するあなたも、負けないくらい魅力的だったね。
思い出したよ。
今の若い学生さんだって、30年後にはこうなる。
若い頃の姿、今の姿、将来の姿を、
もっと想像して、
時間を自由に行き来してみようと思いました。
これからも一緒にいよう。
久し振りにそう思えました。