心理の仕事を始めてしばらく経ちましたが、ようやくやりたかったカウンセリングの仕事を少しずつ任せてもらえるようになりました。
ただ、まだまだ力が足りず、クライアントさんに満足していただけるカウンセリングからは程遠い印象です。カウンセリングは本当に難しいです。
カウンセリングの基本として、相手の話に共感することが必要不可欠とされています。しかし、この共感がわざとらしくなってしまったり、相手を憐れんでいるように見えてしまったりすることがあるようなのです。
一生懸命共感しながら聞いているつもりが、上から目線で同情されていると気分を害されることがあるみたいです。
(あるみたいです…と推測するしかないのは、クライアントさんは黙っていなくなってしまうからなのですが)
傷付いた人の相談に乗るのに、上から手を差し伸べるのではなく(私は決してそうしているつもりはないのですが、そう感じられないように)、同じ地平に立って支えるのは、なかなか難しいものです。
難しいとは思いますが、私はこの仕事にやりがいを感じています。もっともっと、人の心について知らなくてはいけないと思うし、その過程が自分の人生を豊かにしてくれるように感じています。
そしていつか、クライアントさんと、一緒に成長できるようなカウンセラーになりたいです。