昔は自分もそうだった

担当している生徒のうち、相変わらずしっくりこない子が何人かいます。
２月から始めて、まだこんな感じなのだから、
きっとこのままで、１年を終えるのだと思います。

自分が小学生だったころはどうだっただろうと、
思い出を探ってみました。

そうしたら、やっぱり、好きになれない先生というのはいました。

一人は、ピアノの先生。
ある人の紹介で習い始めたものの、
鍵盤を叩きつけるような乱暴な弾き方が嫌で、
先生の指導（特に、ピアノを強く引く箇所）に素直に従わないこともありました。
先生の方も不機嫌で、よく感情的に叱られました。

もう一人は、英語の先生。
機嫌がいいときと悪いときの差が大きくて、
子供心にこの人は嫌だと思っていたので、
指導に従わず、口答えをすることもありました。
こちらは親が呼び出されて、親が謝っていました。

何だ、自分だって、結構、生意気だったじゃないか・・・。
ちなみに、どちらも女の先生でした。
同性同士だと、相手の嫌なところを敏感に嗅ぎ取ってしまう、というのは、子供にだって、ありますよね・・・。

好きな先生、信頼できると思った先生には、素直に従っていましたが、
この人嫌だ、信頼できないと思った先生には、
従いませんでした。

で、親には、先生の悪口ばかり言っていたので、
親も、自分の味方をしてくれていると思っていました。
現に、親が、私の先生に対する態度について、注意をしたことはありませんでした。

過去に自分がやったことを、今になってやり返されているだけか。
因果応報だわな。

ただ、上記の２人の先生と私が違うのは、
２人の先生は、いずれも私に対する悪感情を露わにしていたけれど、
私は笑顔で、生徒の機嫌を取ろうとしているところかな。
それで、精神的に疲れてしまっている。

信頼する、しない、
好き、嫌い、
それを強制することはできないので、
私のことを気に入ってくれない生徒がいても、仕方がない。
自分だってそうだったんだから。

割り切っていかなきゃ。

おしゃべり仲間

引きこもり専業主婦だったころ、
ときどき、近所のカフェに行って、一人でお昼ごはんを食べていました。
女性の一人客は少なくて、
周りはおしゃべりに興じている奥様方ばかり。
楽しそうな彼女たちの姿を見て、
いいなあ、私もおしゃべり仲間が欲しいなあ、と
うらやましく思っていました。

そして、先日の記事でも書いたのですが、
最近、職場のパート仲間と、おしゃべりをする機会が増えました。
憧れのおしゃべり仲間ができたのです。

楽しいと思う反面、実は気付いたこともあります。

私の友人関係は狭く深くで、
数は少ないけれど、付き合いも長く、
悩みごとやプライベートなことも、色々と相談できる仲です。

そういう付き合いしかしてこなかったので、
今回のおしゃべり仲間との時間は、ちょっと新鮮です。

私は塾の生徒に手を焼いているので、
その話をしてみました。

私「生徒がなかなか言うことを聞いてくれなくて・・・」
仲間Ａ「ふーん、そうなんだ。まっ、相性ってあるよね（ニコッ）
それでね、あの教室の先生がね（別の話）」
私（流された・・・）

で、ときどき、こういう風に聞かれます。

仲間Ｂ「この前、塾長に何か言われてたでしょ。何かあったの？」
私「うーんと・・・（何か興味本位だなあ）」

この（流された・・・）と（興味本位だなあ）を何度か経験して、
私は悟りました。

このおしゃべりの会は、お互いの悩みを打ち明けて相談する場ではなく、
単なる情報交換の場に過ぎないのだと。
ここにいるメンバーは、私に興味があるのではなく、
私が持っている情報に興味があるのだと。

すべてのおしゃべりの会が、こういう集まりかどうかは分かりません。
でも、私は、今まで自分が憧れていた奥様方の集いは、
経験してみれば、実は大したことがなかったのかも・・・と思いました。

今まで、茶飲み友達が欲しいなと思い続けていましたが、
なければないで別にいいかなと、今は思います。
そう思えるようになったことが、自分にとっては大きいかな。
何だか、ちょっと成長したような。

ただ、よい暇つぶしにはなるので、
こういう場はこういう場で、自分が楽しめる範囲で
とっておけばいいんだろうなと思っています。
きっと、この場限りの付き合いなんだろうし。

そして、今まで私の悩みに真剣に付き合ってくれた友達が、
いかに貴重な存在かも分かりました。
少ないけど、信頼できる友達がいて、本当によかった。
これからも大切にしたいなと思います。

結婚しない

天海祐希、菅野美穂主演の「結婚しない」。
婚活に苦労した者として、色々な思いで見ています。

この前の週末は、横浜に行って
ロケ地巡りをしてみました。
天海祐希が勤めるお花屋さんも見つけましたよ。
横浜は、どこを撮っても絵になるなあ～。

天海祐希は相変わらずカッコいいし、
菅野美穂の演技も上手です。
「蜜の味」では怖ーい人の演技をしてたけど、
今回はとてもかわいらしいお嬢さんに見えます。

ただ、ここ数年、「歳をとると妊娠しにくい」ことが科学的な事実として一般的に知られてきて、
30代の女性の婚活は、ますます厳しくなっているのではと思います。
私は、あまりメディアで騒がれる前に、滑り込みセーフで結婚できたけど、
結婚していなかったら、このドラマは、きつすぎて見られなかったと思う。

30代になると、結婚市場（？）において女性の価値が下がる、
そんな世の中には、絶対になって欲しくないなあと思う。
だって、経験を重ねて、深みのある素敵な人間に成長していくのは、
男も女も変わらないはずだから。

男女３人を中心に展開していくドラマだけど、
もしかしたら、タイトル通り、３人とも「結婚しない」という決断を下すのかもしれない。
自分の意志でそうするなら、そして自分の生き方を颯爽と貫くなら、
それはそれで素敵な選択だろうと思います。

さて、この予想は当たるかな。

仲良くなれた♪

なかなかブログを更新できないでおりましたが、
最近、仕事の関係で、嬉しいことがありました。

パートの講師仲間と、仲良くなってきたんです。
ときどき気の合う仲間と集まって、お茶やランチをしています。

こういう時間にずっと憧れていた私にとって、
とても嬉しい展開になっています。

その仲間というのは、ブログにたびたび書いてきた、
常勤のＡ先生や若い女性講師ではなく、
別のパート仲間の先生達なんです。

Ａ先生や若い女性講師達の取り巻きに加わりたいけど加われなくて、やきもきしていたのですが、
ふっと視点をずらすと、同じパートの先生達との方が距離が近く、
仲良くなるタイミングが多かったんです。
気付いてよかったなと思いました。

そして、大きな発見がありました。
それは、子供の扱いに苦労していたのは、私だけではなかったということ・・・。
皆、程度や種類は違いますが、それぞれの苦労を抱えていました。

話すことで状況が変わる訳ではないのですが（子供には相変わらず手を焼いているのですが）
「自分だけではなかった」と思うだけで
不思議と、気持ちが軽くなったのでした。

パートも１年ほどかかって、ようやく仲良くなれる人達ができてきた・・・。
よかった・・・。嬉しいです。

純と愛

秋クールのドラマ、色々始まりましたが、
目下、一番はまっているのが、朝ドラの「純と愛」です。

朝ドラは見ないことの方が多いのですが、
「家政婦のミタ」の脚本家、遊川和彦氏の作品と知り、
期待して見始めた訳です。

そして、その期待を裏切らない面白さ！！！
毎日、大笑いしながら見ています。
一日の楽しみができました。
ありがたいことです。

で、早速、弟にメールで紹介したのですが
（弟とは割と仲がいいです）
「見ててイライラして、１週間でリタイアした」と・・・。
ホテルの面接で、自説をぶちまけるシーンが
受け入れ難かったそうです。
ま、確かに、現実離れしていたシーンだったけどね・・・。

ちなみに、夫は、「主演女優に興味がない」とのことで、
鼻から見ようともしません。
で、「花のズボラ飯」（←倉科カナ目当て）
「好好！キョンシーガール」（←川島海荷目当て）
といった、見る前からつまらなそうなドラマ（好きな方ごめんなさい）
を見ています。

ドラマはほんと、好き好きなので、
好みが合わなくても、仕方がないですね。

一緒に「純と愛」を見る人がいなくて寂しいですが
一人でじっくり楽しむことにします！！