二度と痛い目に遭わないために必要なのは
自己の客観視と願望のトリミングと書いたけれど
それとはまた別のことに気が付いた。
私は、自分に気のない人の気を引こうとして
長い時間苦しんでしまう癖があるということだ。
大方自分に気がないのに、そしてそれが分かっているはずなのに、
その人が見せたごく微量の優しさや親切心に希望を見出し
いつまでもそこにこだわってしまう。
この原因は自分でもよく分かっている。
母が冷たい人間で、
私は母の愛情を得ようとして
ずっと苦しんできた子供だったからだ。
もう長い間生きてきたのに、
なかなかこの癖が抜けない。
(ちなみに話は逸れるが、
私はくらもちふさこさんの恋愛漫画が好きだったが、
くらもちさんの漫画が好きな人は男運がないと言われていて、
それは彼女の漫画に出てくる男性は
つれないイケメンが多いからである。)
今、私が考えているのは、
「自分は大切に扱われたいんだ」という思いを
しっかり確認することである。
自分としっかり向き合い、
大切に扱ってくれる人と関わりたい。
大切に扱われたときに心が満たされていく感じを
忘れないでいたい。
そうしたら、自分に気のない人に
いつまでもこだわって
悲しい思いをすることも減るかなと思う。