大河ドラマの「花燃ゆ」だが、記録的な視聴率の低さだそうだ。
だが、私は、最近の大河ドラマで、一番面白いと思う。
これはもう好みなのだが、脚本が秀逸なのだ。
これだけ深みのあるストーリーなのだから、
当然、原作があるのだと思っていた。
そうしたら、女性の脚本家二人が書いているオリジナル作品と知り、
本当にびっくりした。
オリジナル作品で、これだけの質を備えているのは驚異的だ。
脚本家に力があるのだと思う。
印象に残っているシーンはいくつもあるのだが、
前回、松陰が家族と最後の時間を過ごした回のラストもよかった。
江戸に向かう途中、萩の町を振り返るのだが、
雨と霧に阻まれて、何も見えない。
でも、松陰の心には萩の町と思い出がありありと浮かんでいた・・・
というシーンだった。
なんかこう、余韻を残してくれるシーンが多いんだよね。
台詞は最小限だけど、見る側が想像力で補って理解するという。
私、こういう演出が好きなの。
それから、「花燃ゆ」のオープニングも秀逸だと思う。
鳥がきりきり舞いをしながら垂直に飛んで行って、
次々と撃ち落される。
(これはきっと、長州藩をはじめとする急進派の比喩だよね)
雨が降り、滝の向こうに広がる桃源郷
(彼らが理想とした社会だと思う)
そして、また垂直に飛び上がる鳥が撃たれて散っていくんだけど、
その後に花が咲いて広がっていくんだよね・・・
毎回、これ見ると泣いてしまう。
昔の人は命がけで新しい社会を作ろうとしてたんだな。
視聴率は低いかもしれないけど、
私のように、心を揺さぶられている人もきっといるだろう。
多数に受けなくても、
作り手のメッセージをしっかり受け止めている人がいるなら、
それは、いいドラマなんじゃないだろうか。
だが、私は、最近の大河ドラマで、一番面白いと思う。
これはもう好みなのだが、脚本が秀逸なのだ。
これだけ深みのあるストーリーなのだから、
当然、原作があるのだと思っていた。
そうしたら、女性の脚本家二人が書いているオリジナル作品と知り、
本当にびっくりした。
オリジナル作品で、これだけの質を備えているのは驚異的だ。
脚本家に力があるのだと思う。
印象に残っているシーンはいくつもあるのだが、
前回、松陰が家族と最後の時間を過ごした回のラストもよかった。
江戸に向かう途中、萩の町を振り返るのだが、
雨と霧に阻まれて、何も見えない。
でも、松陰の心には萩の町と思い出がありありと浮かんでいた・・・
というシーンだった。
なんかこう、余韻を残してくれるシーンが多いんだよね。
台詞は最小限だけど、見る側が想像力で補って理解するという。
私、こういう演出が好きなの。
それから、「花燃ゆ」のオープニングも秀逸だと思う。
鳥がきりきり舞いをしながら垂直に飛んで行って、
次々と撃ち落される。
(これはきっと、長州藩をはじめとする急進派の比喩だよね)
雨が降り、滝の向こうに広がる桃源郷
(彼らが理想とした社会だと思う)
そして、また垂直に飛び上がる鳥が撃たれて散っていくんだけど、
その後に花が咲いて広がっていくんだよね・・・
毎回、これ見ると泣いてしまう。
昔の人は命がけで新しい社会を作ろうとしてたんだな。
視聴率は低いかもしれないけど、
私のように、心を揺さぶられている人もきっといるだろう。
多数に受けなくても、
作り手のメッセージをしっかり受け止めている人がいるなら、
それは、いいドラマなんじゃないだろうか。