『いつも、いつでも元気炸裂!』

どんな環境やどんな状況でも、どんな人とでも明るく元気な笑顔で交流するよう心がければ自他ともに更に元気な心が増幅します。

夕立ということばが懐かしく思える。

2019-08-16 06:44:43 | 喜怒哀楽をポジティブに
8月14日、突如として集中豪雨のような雨が降った。
私は降り始めに気がつき急いで妻を呼び、二人で洗濯物をとり入れたが
既にかなり雨に打たれていた。
 
雨が続くのかどうかと心配そうに外を見る妻に私は少し離れ場所から
『夕立のようだから大丈夫だよ』と言ったが、その時私はふと『最近は夕立という
言葉をあまり聞かないような気がするな』と思った。
私たちは子供の頃から激しいにわか雨のことを『夕立』と言っていたが・・・・
気象学的にはどうなのだろう?
 
近年は異常気象によりこのような雨を『集中豪雨』とか『ゲリラ豪雨』などと
呼ぶことが多いような気がする。
 
朝から熱い空気で暖められた地表面の空気が上昇し、水蒸気によってできた
積乱雲が雨を降らす・・・上空と地上の気温の差や高い湿度などによって
上空が不安定となって夕立の様な強い雨を降らす雲となる・・・というような
簡単な原因のようなものはなんとなく理解しているつもりだが・・・
 
今や『集中豪雨』『ゲリラ豪雨』のほうが多く使われ、またその名のとおり
誰もが嫌う雨であることは間違いないのだが、私たち高齢者は夕立という
風情のある言葉が懐かしく、夕立と思えば気持ちも少しはゆったりするような
気がするのである。
 
強いにわか雨を『ゲリラ豪雨』と思うより『夕立』と思った方が気持ちも落ち着き
多少濡れてもイラついたりしないのではないか。
若い世代は言葉より現実をシビアに見るのだろうか?
若い人たちにも風情ある『夕立』という言葉を理解、そして使ってもらいたいと
願うのは時代のテンポに合わぬ懐古趣味のようにとらえられるのだろうか?
 
コメント
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