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我が家のすぐ近くに庭、ベランダ、フェンスそして家の周りが多数の花で
覆われた花いっぱいのA家があり、私の記事に時々登場するがそこから
50メートルほど離れた角のT家も花がいっぱいでこの二軒の家は一年中
私たちを楽しませてくれている。
3年ほど前からだろうか、夏が近づく頃になるとフェンスの角に珍しい花が
咲きはじめ、秋までの長期間次々と咲いている。
その花は昨年の5月までの3年半、毎日群馬へ通っていた私が高崎市の
市街地の住宅でも毎年見ており、高崎或いは上記T家のいずれかで花の名前を
聞いてみようと思っていたのだ。
最初に見た時には紙か樹脂の様なもので作った造花かな?と思ったが
その花の色と艶やかさには魅かれるものがあった。
先日リハビリに行く妻を送った帰りにT家のご主人がフェンス際の花たちに
水遣りをしていたので思い切って近づき、花の名前を聞いてみた。
Tさんがじょうろを傍らに置き、優しい笑顔で教えてくれた名前は『デプラデニア』。
一般的には『マンデビラ』と言うらしい。
大きい鉢から伸びた木の周りにはツルが絡まった何本かの支柱があり、
その周りに沢山の花が咲いていた。
Tさんはその花デプラデニアが寒さに弱いことや挿し木でも育つがその難しさ、
特徴、育て方などを詳しく説明してくれたので一気に知識を吸収・・・
やっぱり聞いてよかった。
Tさんは終始笑顔で、自分が丹精込めて育てている花に興味をもつ者が
いるということに喜びを感じているようだった。
T家の花は鮮やかな赤だが、赤にも多くの種類があり、ピンク、白など優しい色の
花もあるようだ。
近いうちにあの笑顔のTさんをもう一度訪ねて細かい点まで教えてもらい、
自分も育ててみようと思っている。