妻のリハビリの送迎(帰り)の後、「埼玉県知事選挙」の「期日前投票」に
行ってきた。(さいたま市北区役所)
我々夫婦は数年前からどの選挙にも「期日前投票」をすることにしており
そのとおり実践してきた。
投票日当日に予期せぬ急用ができたり何らかのアクシデントやトラブルの
ようなものがあったりすると折角の選挙に一票を投じることができないからである。
我が家は二人とも基本的に『護憲』と『原発ゼロ』を主とした政治を望んでいるので
人物的には容認できそうな人でも原発推進や、維持、そして改憲を掲げる自民党と
その補完勢力に関わる人物は当然除外される。
憲法を変えても戦争には結びつかない・・・などというまやかしのような意見も
あるが、大嘘つきで卑怯なコウモリ安倍晋三は明らかに戦争に向かって
突っ走ろうとしているから改憲をもくろむ集団には今後も当然断固反対の立場を
貫いて自己主張していきたい。
ついでに言わせてもらうと憲法を変えようとするのは『憲法改正』ではなく、明らかに『憲法改悪』なのである。
投票を終え、ロビーを通過するときに前方に『原爆絵画展』の案内看板を持った
男性がいたので場所を聞き、2階のノースギャラリー6・7の会場へ・・・
被爆・敗戦から74年、被爆した市民の描いた絵画や記録三千枚の一部という
ことだったがそれでも数多くの胸を打つ作品ばかり・・・故郷の美しい風景、
かけがえのない子供たちの未来や人として大切なものを失わないため、
そして悲惨な戦争を二度と繰り返さないために・・・
という主旨をしっかりと思いながら作品をじっくりと見て、その解説に心を
揺さぶられた。
惨状を描いた作品の数々はどれも迫力があったのは間近できる光景に
悲しみや諦め、怒りなどが込められていたのだろうか一般市民が描いたとは
思えぬほどの迫力があり、呼吸が止まる思いであった。
展示品の中には焦土と化した中で見るも無残な形となった瓦やその瓦と陶器が
ドロドロに溶け合った破片など・・・焦熱地獄を物語るものもあり、この展は年齢、
年代に関係なく多くの人たちに見ていただきたいものだと痛切に思った。
原爆に関する多数の出版物の貸し出しも行っているこの『原爆絵画展』は明後日
8月25日の日曜日まで・・・・。