『いつも、いつでも元気炸裂!』

どんな環境やどんな状況でも、どんな人とでも明るく元気な笑顔で交流するよう心がければ自他ともに更に元気な心が増幅します。

昨日の朝日新聞の記事をゆっくりと読み、いろんな支援の仕方を考えた。

2019-08-19 08:38:53 | 喜怒哀楽をポジティブに
先ず、一面の半分以上の紙面を使い取り上げられたタレント中川翔子さんの
不登校に関する記事。
『すきなことして 君の道を生きて』という大きな見出しで紹介された記事だが
いじめで不登校になった中川翔子さん自身の体験をもとに書かれた本、
『死ぬんじゃねーぞ!! いじめられている君はゼッタイ悪くない』の紹介。
 
書名は自身生きてて良かったという溢れる思いを胸に自分のライブで叫ぶ
言葉からとったという。
中学時代のカーストによる悲しく辛い思いから脱却した体験談と
通信制高校での自分に合う道を選ぶという気づき・・・
そして『加害者ではなく被害者を守って』、『助けて』というサインを本当に
真剣に受け止めてほしい、『いじめたれているほうにも問題がある』なんて
言わないで・・と本で訴えているという。
 
次いで同じ一面の「京アニ法か事件」の犠牲者となった津田幸恵さんの
父伸一さんが事件後初めて訪れた幸恵さんのマンションの机の引き出しの
日記を見つけ、幸恵さんの自分自身を励ます言葉や友人に宛てた言葉を
見つけて知らない娘の姿に出会えた気がした・・・というなんとも切ない感情。
 
幸恵さんの死後、事務的な作業に終われた一か月・・・
今後はマンションの荷物をつを引き取って一つ一つに目を通していくという
姿を私自身、わが身に置き換え想像すると胸が張り裂けそうになる。
 
涙を浮かべ、目元を何度もこすりながら語った伸一さんの言葉の
『一人でいると、口に出せないような感情が沸き上がる』
『この一か月空腹を感じず、体重も落ちた。眠れたのかわからないような日が
続いている』『この訳のわからない悲しみを相手にしていかなあかんのです。
これからずっと』・・・はあまりにも悲しく残酷すぎると思う。
 
中川祥子さんの関連記事は22面にもあり、26面には樹木希林さんが生前に
登校拒否や不登校を考える夏の全国合宿で語った『必要のない人なんて
いないんだから』 『必要とされるものに必ず出会うから』という内容、そして
なくなる2週間前に語った言葉などを樹木希林さんの長女内田也哉子さんが
『母、希林さんのバトンを悩む子供たちへ』という思いで『9月1日 母からのバトン』
という著書にまとめたことと共に『#With you ~ きみとともに~』の企画で
9月にかけて各面で随時掲載されるという。
今後の記事に注目し、私たちにできる当事者たちへの心の支援を考えたいと
思う。
コメント
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