今回、高いし、時間が長いと思ったら、「東西合同大歌舞伎」っていうサブタイトルがついていたのね。
問題の海老蔵の代わりは愛之助。「外郎売」の早口に見ているこちらも緊張。そして、みんな、すごく暖かい目で応援。でも、全然、大丈夫。っていうか、すごいうまい。三日で覚えたって、本当かなあ。
ただ、子役で見込まれて、普通の家から片岡家に養子になったぐらいだから、やっぱり、才能があるのかな。
「仮名手本忠臣蔵」は吉右衛門、玉三郎、仁左衛門という超豪華。
お弁当はすごいごちそう。料亭のお昼がそのままって感じです。
「心中天網島」は藤十郎 の「こんな男だから、心中するような羽目になるんだ」という情けない男に 翫雀の藤山寛美のような丁稚がグッド。
「鳥辺山心中」はちょっと、他と比べると見劣りするかな。
「越後獅子」は 翫雀が一本足の下駄に両手には晒しの布を新体操のように操りながら、踊る姿が見事。
終わったのが、11時40分というとんでもない長丁場に大阪駅で誰かが非常停止ボタンを押したため、電車が遅れたりして、なかなか、帰るのは大変でした。