當る子歳 吉例顔見世興行

南座に歌舞伎を見に行きました。

信州川中島合戦　輝虎配膳
お婆さんが憎たらしくていい。輝虎が怒りのあまり、着物を脱ぐところでは、何枚も脱ぐので、客席からは思わず笑いが。でも、それも狙いのようです。

戻駕色相肩
舞踊の間に中村莟玉さんの新しい名前の披露がありました。普通の人が子役から大きくなって、師匠の養子になるというのが、歌舞伎らしいなあと思います。男前の人がこの役では可愛くて可愛くて。これからも楽しみです。

衹園祭礼信仰記　金閣寺
これはとにかく壱太郎さんがきれい。雪姫が縛られてもがくところは色っぽいです。桜の花びらが降ってくるのですが、後で花びらを集めて、鼠を描くという設定のため、大量の桜が降ってきます。

仮名手本忠臣蔵　衹園一力茶屋の場

おもしろいのに何度も見ているせいか、ちょっと、眠くなってしまいました。

片岡千之助さんが美青年で目を引きます。お祖父さん似なのかな、華があります。

若手のイケメンが目についた顔見世でした。

お昼はいづ重さんのお寿司。鯖寿司の鯖が分厚い。あと、周りの昆布が上等すぎて、かみきりにくい。稲荷も巻き寿司も美味しかった。おすすめです。