我が X68000環境において,何故か今まで CD-ROMドライブとは縁がありませんでした。
当時,単なるゲームユーザーだった自分にとって,CD-ROMドライブや MOドライブは まだまだ高価なデバイスであったうえ,様々なソフトハウスがリリースしたソフトウェアの提供媒体は 5インチフロッピーディスクが常識的だった時代にあり,自分的に 大容量メディア自体を必要としていなかったというのが実際のところです。
途中から 外付SCSIの HDDを使用するようになりましたが,
CD-ROMドライブと MOドライブは 結局のところ(現役時代の)最後まで使用する事はありませんでした。
しかし,ここ最近で実施していた 一連の「ゆみみみっくす」関連記事に対し,「ゆみみ☆えっくす」を用いれば X68000でも 弓美に会える・・・とのコメントを戴いた事から,ここにきて初めて CD-ROMドライブ接続を真剣に検討。以前からやろうとは思っていたものの なかなか実行に移せないでいたのですが,なんだか「ゆみみみっくす」を X68000環境で動かしたいだけの理由で 環境整備に踏み切った感じですね(笑)。
CD-ROMドライブは SE/30用に使用していた「PIONEER PCP-PR24」を流用。
外付HDDから単純にチェーンして接続しようと思いましたが,PCP-PR24 の SCSIコネクタが ピン状のハーフピッチ50pin仕様であり,外付HDDと形状が異なる(ハーフピッチ50pin)ため,接続ケーブルは別途購入しました。
X68000側に組み込む CD-ROMドライバについては「CDDRV.SYS」を使用。
計測技研製の「CDDEV.SYS」が入手できなかったので,現在でも入手可能である 山崎淳氏製作の「CDDRV.SYS」を選択しました。基本的には互換ドライバですが,後発な分だけ データキャッシュ内蔵等 性能的に向上しているのが特徴です。設定も非常に簡単。基本的には CONFIG.SYS に DEVICEエントリ を追加記述するだけで OK。
(例)DEVICE = ~CDDRV.SYS /I[SCSI-ID] /B[BUFFER SIZE] /S[num]
ここまでの作業で PCP-PR24 を無事認識。試しに「ゆみみみっくす(MCD)」の CD-ROMを放り込み DIRをかけてみたところ,問題なく中身を閲覧する事ができました。残念ながら「ビジュアルシェル」では認識してくれませんでしたが・・・(泣)。
とりあえず,X68000への CD-ROMドライブ接続は達成されました!(≧∇≦)
おめでとう!俺ッ!
「ゆみみ☆えっくす」のネタは また後日。
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