MC68000 Maniacs!
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ネレイド最終生産プロジェクト」にて製作された X68000向け統合拡張ボード「Nereid(ネレイド)」が遂に手元に届きました。仮予約したのが 7/7 ですから,納品までちょうど 3ヶ月間待っていたことになります。

バルク品の PCパーツを思わせる スパルタンな外箱を開封すると,真っ白い基板で仕上げられた「Nereid」と チタンブラックの専用スロットカバーが 1枚。あとは,ドライバディスクらしき 5インチフロッピーディスクと 微妙な解説が記載されている紙片のみという 非常にシンプルなパッケージ内容であります。なかでも ドライバディスクについては特に「シンプル」であり,あからさまに「中古」のフロッピーが同梱されてきたのには一瞬ひるみました(笑)。なんでも,有志からの寄付で集めたフロッピーを使用するのは ネレイドプロジェクト発足当時からの伝統なのだそうです。読み込み自体はまったく問題なかったので,とりあえず安心。

内容物の確認も程々に,さっそく取り付け作業を開始。

X68000の拡張スロットは,拡張ボードの差し込み/引き抜きが「極端に固い」傾向にあり,現在所持している「REDZONE」においても メモリボードの差し込み時に 両手の親指に強烈な「跡」がついて痛かった記憶がありました。(カードプラを紛失していたのです・・・) 今回,そのメモリボードを引き抜くにあたり非常に不安ではありましたが,実際は いとも簡単に引き抜けてしまい 若干拍子抜けな感じ。「Nereid」の差し込みについても 固いという感覚はまったくなく,むしろ測ったように「カチッ」と納まってくれたので 作業は非常に楽でした。

メモリボードとしては問題なく認識(していると思う)。「Nereid」のディップスイッチ設定にて 認識メモリ量を最大にしておいたので,X68000側のメモリ設定を とりあえず最大の 12MBに設定しています。イーサネットの設定も同時にやっておこうと思ったのですが,説明テキストを読む限りでは「Human68K v3.02」を使えとの事。うちの HDDに入っている環境は 2.03 の環境なので,別途 3.02 の環境を作らなくてはいけませんね。

以前,ジャンク品を入手して予備にまわしていた HDDがあるので,
それに実験環境を構築してみようかと思っています。


【関連リンク】

 ・X-PowerStation ・・・ X68系同人サークル


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